【一人暮らしの年金問題】知らなきゃ老後がヤバイ?ねんきんネットの登録方法

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一人暮らしの人間にとっては、己の年金が老後の命綱だ。今回は自分の年金がどうなっているかチェックできる、ねんきんネット登録方法を紹介したい。

アナログのねんきん定期便とだけでは、自分の年金のことは正確には分かりづらい。「将来もらえる年金額は?」「自分の年金の支払状況は?」ねんきんネットを使えば、そういった漠然とした年金の不安が解消される。

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一番簡単なのはアクセスキーでの登録

一番簡単な方法は、アクセスキーを使った登録だ。専用のアクセスキーを使うことで、ねんきんネット用のIDを即時発行できる。

アクセスキーの入手方法は、

・近所の年金事務所で発行してもらう

・ねんきん定期便

の2つ。

時おり送られてくるねんきん定期便には、こういう案内があるはずなのでチェックしてみよう↓

もし手元に定期便がないときは、年金事務所に行くのが早くて確実。定期便は半年に1回くらいの頻度なので、次を待っている間に忘れる可能性もある。

アクセスキーの期限は発行から3ヶ月。やはり時間が経つと忘れてしまうので、発行したら早めに登録の手続きを済ませたい。

だがアクセスキーは登録に必須ではないので、時間がかかってもいい場合はそのまま登録を進めても大丈夫だ。

自分の基礎年金番号は分かる?

ここではスマホからの登録方法を紹介。PCでもほぼ流れは同じだ。

まずはねんきんネットのサイトにアクセスし、新規登録をクリック↓

アクセスキーを持っている人は上、持っていない人は下のボタンをクリック↓

アクセスキーを持っている人は、次の画面で入力できる。

利用規約に同意して先に進むと、個人情報の入力画面に。ここで大事なのが「基礎年金番号」だ↓

ねんきんネットに限らず、年金周りの手続きでは絶対に欠かせない。基礎年金番号は、

・年金手帳(大体は青くて薄っぺらい手帳)

・ねんきん定期便

から確認できる。手元にどちらかを用意しておこう。もしどちらもない場合は、近所の年金事務所で相談するのが一番確実。おそらく手帳の再発行手続きを勧められるはずだ。

合言葉を入力

個人情報のほか、合言葉の入力も求められる↓

これは自分が分かりやすい答えにしておけばOK。下手に凝るといざというとき忘れやすい。

とはいえ合言葉は忘れても後から郵送で教えてもらえるので、万が一のときも安心。IDとパスワードに比べると、そこまで厳重じゃない。

IDとパスワードは必ずメモしておこう

後は住所・氏名などを入力したのち、自身で考えたパスワードを指定する↓

パスワードはこの時点でしか確認ができない。後から再発行や変更はできないので、その場で必ずメモしておこう。後から確認することもできないので、忘れると痛い目をみる。

残りの情報を入力すれば、登録手続きは完了。アクセスキーを使った人は、登録したメールアドレスにユーザーIDを書いたメールが届くのでチェックしよう。アクセスキー無しで登録した人は、後日郵送でユーザーIDが届く↓

IDのお知らせが届くまでは、およそ1~2週間かかる。気長に待とう。

ユーザーIDも変更・再発行はできないので、通知は必ず保存しておこう。パスワードとセットでメモしておくのが安全だ。

パスワードとIDを忘れたら?

厄介なことに、ログイン用のIDとパスワードは問い合わせても教えてもらうことができない。もしどちらか一方でも忘れた場合、最初から登録し直すしか方法がないのだ。

再登録は何度でもできるが、時間も手間もかかって面倒だ。繰り返すが、IDとパスワードは必ずメモして保管しておこう。郵送のお知らせハガキを取っておくことはもちろん、メールでIDを受け取った人も印刷しておくのが安心だ。

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ねんきんネットでチェックしたいこと

登録が無事に完了したら、後はネットから自分の年金状況をチェックできる。まずはこんなところを確認してみるといい↓

年金の加入状況

「年金記録の一覧表示」という項目で、年金の加入状況が分かる↓

基礎年金と厚生年金の加入月数がズラッと並んでいる。転職が多くてもこれでもれなく確認できる↓

もし加入月数が赤字になっている場合、その期間に未納があるということ↓

うっかり年金の払い漏れがないかどうか、念のため見ておくと安心だ。私のように経済苦で年金を滞納している人間にも役立つ。

年金のシミュレーションができる

「年金見込額資産」で、将来、自分がどれくらい年金がもらえるかをシミュレーションもできる↓

だがこちらだと入力がやや面倒なので、ねんきん定期便でお知らせされる試算額の方が分かりやすい。30~40代だと将来どうなるか不確定要素が多いので、今はねんきん定期便をチェックすれば十分じゃなかろうか。

後納・追納できる期間が分かる

免除や猶予期間が多い人間にとっては、「追納・後納可能月数と金額の確認」の項目がある意味一番重要だ↓

免除された分も後から払えば、将来もらえる年金を増やせる。後納できる年金はないか、一度はチェックをおすすめしたい。

私の場合、現状はこんな感じなっていた↓

収入が少ないおかげ(?)で、年金もほぼ全額免除。これでも満額の1/2はもらえるんだから貧乏人にはありがたい制度だ。だが増やせるものは増やしたいので、免除分も後納が理想だ。

滞納分の免除の手続きはこちらで紹介中⇒年金を滞納しつづけるとこうなります。特別催告状が来たときはすぐ免除手続きをしよう。

免除の流れなどはこちらから⇒貧乏で年金が払えないときは納付免除・猶予申請をしよう!カレジョの体験談

免除・猶予された分は、過去10年間にさかのぼって後納できる。単なる未納だと過去2年間しか遡れないので、実に5倍の長さだ。こういう手続はしっかりやっておく方が得である。

届け出に必要な書類もダウンロードできる

「届書の作成」から、必要な書類のダウンロードもできる。目的に合わせた書類から選べて分かりやすい↓

必要事項を入力すれば、それらを記載した書類をPDFで作ってくれる。できた書類をプリントアウトして、役所や年金事務所で手続きすればいい。

書類を求めて、いちいち役所まで出向くのも面倒くさい。パパッと手早く手続きするためにも、ねんきんネットには登録しておく方がいいんじゃなかろうか。

年金のことは、自分だけでは分かりづらい。せっかく国がサービスを用意してくれているなら、使わない手はない。

自分の年金状況が分かれば、将来への漠然とした不安も少しは和らぐ。いたずらに心配するよりも、ねんきんネットに登録して確認する方がストレスフリーだ。

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Posted by yayoi