ミニマリスト女性の服選びは、普段着と特別なコーディネートの「2つの制服化」がコツ。
服が少ないミニマリストは、人と会ったり冠婚葬祭など「特別なとき」の服装をどうしているのか?服を断捨離し過ぎた私の経験から、少ない服でもコーディネートに困らないコツを紹介します。
けれど話は簡単。「着るものがないなら持てば良いじゃない」これで問題は解決です。普段着のほかに特別なとき用の制服があれば、困ることはありません。
「ミニマリストなのに服を増やすのか」とツッコミたくなる気持ちは分かります。が、ミニマリストも「どうしても持たなきゃならないもの」は持つのです。時と場所に応じた「制服」は、やはりあった方が便利です。
普段用は楽で動きやすい服
まずは、每日着る普段着。在宅ライターの私の場合、とにかく「家の中で楽に過ごせること」を基準に服を選んでいます。
一人暮らしを始めたとき一斉に断捨離して、普段着は最小限まで減らしました⇒これ以上は無理と思った洋服を再々断捨離。衣類は、クローゼットに収まる分だけを持つ
手持ちの普段着は、アウターも合わせて20着ていど。每日の暮らしはもちろん、プライベートで遊びに行くときにも同じコーディネートです。着替えも面倒だし、洗濯ものが1着でも減ればその分楽できます。
肌寒い今の時期なら、こんな服を着ています↓
グレーの七分袖にスキニージーンズ。一日中座卓で作業しているせいで、スキニーの膝部分だけが不自然に伸びています。着ても目立ちます↓
最初は「ちょっとカッコ悪いかな」などと気にしていましたが、ひざの伸びくらいでまだ履けるものを捨てられません。膝が破れるまで履き続けたら、今度は「ダメージジーンズ」として活用します。
ちなみに上着は、部屋で作業するときに羽織るニューバランスのスエット。私が大学生のときにはすでに着ていた気がしますが、スポーツブランドだけあってなかなかヘタれません。
特別なとき用はしっかり者に見えそうな服
普段着以外にも、特別なとき用の制服を用意しました。基準は「しっかり者に見えそう」な服です。
そして取りあえず手に入れたのが、こちらの白シャツとパンツ↓
「しっかり者=白シャツ」というのが、私の中の勝手なイメージです。実際着るとこうなります↓
最低限「上と下があれば何とかなる」と思いましたが、冬対策のジャケットとアウターも欲しいです。お気に入りのアウトレット通販で、また安売りを狙おうと思います。
正直「特別なとき」は、年に5回もないと思います。が、その「5回」が来る度に「着る服がない」と慌てふためくのはおっくう。「絶対に着るときがある」と割り切って持った方が、精神的にも楽です。
本当は普段着だけで、どこでもカジュアルでやり過ごせるのが理想。しかし仕事で人と会うときなど、流石に「スエットとジーンズ」で出向くワケにも行きません。
ちなみに特別なとき用の服を持ったきっかけは、バイト面接のためでした。経緯はこちら⇒30代枯れ女ミニマリスト、バイト面接用の服を買うことを決断
普段はジーンズとTシャツだった故スティーブ・ジョブズですら、大事な用件で人と会うときは背広を着たと言います。密かに「どんな場所でもジーンズ」に憧れていた私は、この話を知って軽くショックでした。
普段着のほかに「特別なときの制服」があれば、どんな状況になっても安心です。いくらミニマリストでも、時と場所に合わせた着こなしというのはやはり必要でした。
これは考えるまでもなく当たり前なのですが、ミニマリストの「当たり前」はたまに世間からかけ離れています。「ギリギリまで服を減らしたい」と思うあまり、考えが少々極端になっていたようです。
「物を持たない」ではなく、正しくは「必要なものを最小限だけ持つ」ことなんだと思います。