ミニマリストが実践中の、黒い服のファッションコーディネートのコツとは?
今回は、黒い服を使ったファッションコーディネートのコツをお話します。ベースカラーである黒は、少ない服で過ごすミニマリストにとっても便利な色です。
その半面、使い過ぎると重たくなったり、まとまり過ぎてつまらない印象にもなります。そこで黒を取り入れるときは、全体のバランスに気を付けています。
全身を真っ黒にしない
まず気を付けているのが、全身を真っ黒にしないこと。黒のアイテムを使うときは、必ず明るい色をどこかに持ってきます。
トップスに黒のTシャツを持ってきたときは、下は青のデニム。黒のボトムスを履くなら白やグリーンにするなど、黒々しくならないよう意識しています。これは、10代後半からやっていることです。
中高生の頃は黒尽くめが好きでしたが、今思うと漫画のキャラクターのようでした。帽子から靴まで黒で統一など、私の年齢でやったら不審者そのものです。
トップスには黒を使わない
私の場合、アウターとボトムスに黒のアイテムがあります。そのため、黒が被らないようにトップスは黒以外のものを着ています。
特に、黒のライダースジャケットはひんぱんに着ます。トップスまで黒だと、やや相性が悪いのです。
そこでとった対策が、トップスを黒以外の色にすることでした↓
白とのモノクロスタイルは、誰でも似合う定番スタイル。おしゃれが苦手な人でも手軽に着られる、優秀な組み合わせです。
白Tシャツを使ったほかのコーディネートはこちらから⇒少ない洋服でファッションを楽しむための、白の半袖Tシャツのコーディネート活用術
黒のボトムスも、トップスが明るい色だと使いやすいです↓
全身黒コーデをおしゃれに着こなす人もいますが、かなりハードルは高いです。「背伸びしないおしゃれ」が信条の私には、難度が高すぎます。
もし黒を使うなら、アウターかボトムスに持ってくるのが簡単だと思います。トップスや小物でカバーしやすく、色のバランスを取るのが簡単です。
素材・色味を変える
トップスには黒はありませんが、アウターとボトムスで重なることはよくあります。そういうときは素材や色味が違うものを選んで、真っ黒になりすぎないようにしています。
ライダースジャケットと黒のスキニーは、年中着回すコーディネートです↓
ジャケットとデニムでは素材感が違うので、同じ黒でも印象が変わります。「素材・色味を変える」方法は、ほかの色でも使える便利技です。
小物には黒を使わない
バッグなどの小物に、にベーシックカラーを持ってくる人も多いと思います。逆に私の場合、小物は差し色です。
手持ちのバッグは、赤色がメインです↓
ジャケットとリュックの組み合わせは、こんな感じになります↓
ちょっとベルトの長さが気にはなりますが、リュックの色が良いワンポイントになっています。赤が1つあるだけでも、イメージが華やぎます。
冬に活躍する巻きものも、目に付きやすい太めボーダーとタータンチェックです↓
私は服装に黒がちょくちょく来るので、せめてバッグやストールは派手めな色を使おうと思っています。無難な中にもワンポイントができて、少しおしゃれ度がアップします。
逆にパステルカラーなどの服が多い人は、黒をワンポイントに使えます。明るい着こなしを黒で引き締めると、より大人っぽいイメージになります。
黒を使うときは、全体のバランスを意識することがポイントです。まずはアウターなり小物なり、どこに黒を持ってくるか決めると、コーディネートが考えやすいのではないでしょうか。