【一人暮らしの収納術】狭いキッチンがスッキリ片付くレイアウトのコツ
ワンルームの狭いキッチンでもキレイに見せる、収納術とレイアウトのコツを紹介します。
以前の団地からアパートへ引っ越して、台所の面積が1/4くらいになりました。まともに野菜も刻めない小さいキッチンですが、見た目スッキリした状態は保てています。
ただでさえものが増えがちなキッチンを、キレイに見せる秘訣とは?詳しくは以下からどうぞ。
我が家のキッチンがこちら
まず、我が家のキッチンがどんな感じかを紹介します。こちらが問題の台所です↓
このIHで、毎日自炊をしています。凝った料理は作れないので、もっぱら寸胴鍋1つで済むメニューです。
ちなみに、以前住んでいた団地の台所はこちらで紹介しています⇒ものが少ないキッチンでも料理はできる。~枯れ女ミニマリストの部屋~
以前のキッチンは一人暮らしには広すぎましたが、今は逆に小さいと感じます。せめて、まな板1枚を置くスペースくらいは欲しいところです。
以下、こんなギリギリの広さのキッチンでもキレイを保つコツをお話します。
1.しまえる物はとにかくしまう
部屋をスッキリ見せたいときは、とにかく荷物をしまって視界から消します。荷物が外に出ていなければ、収納の中身が多少ゴチャゴチャでも片付いて見えるのです。
IHコンロの下にある収納には、我が家の食材を集結させています↓
以前は冷蔵庫に食材をしまえましたが、今はノー冷蔵庫。コンロ下の収納が、貯蔵庫代わりです。
ノー冷蔵庫を始めて1ヶ月の感想はこちら⇒冷蔵庫なしで自炊はできるか?1ヶ月続けた一人暮らし女の感想。
しかし大体の家には、冷蔵庫はあるはずです。缶詰やレトルトなどの保存食以外は、全部冷蔵庫に入れてしまうのが一番良いと思います。
調味料などはすぐ使えるよう、外に出した方が良いのではと思うかもしれません。が、しまっていても案外普通に使えます。むしろ外に出ていると、掃除のときに邪魔で面倒くさいです。
また、お菓子のパッケージなども意外とかさばるので、なるべく早いうちに処分しています。食材に限らず、荷物は入れ物から出して直置きする方が場所を取りません。
2.鍋も収納として活用する
しかし我が家の食料はかさばるものが多く、スペースもギリギリです。そこで私は、寸胴鍋も収納として活用しています↓
ちょうどいい具合に、米が入りました。鍋は、収納グッズとしてもなかなか優秀です。
引っ越しのときも、寸胴鍋に色々詰め込みました。詳しくはこちら⇒引っ越しの片付けが終わらない。一人暮らし30代がやっている荷造り対策とは?
ただ、寸胴鍋は毎日の料理で使うもの。そのたびに米を出したり、上の食料をどけるのが地味に面倒です。やはり鍋は、サッと取り出して使えた方が調理がはかどります。
一方で、鍋を使い終わったらまた米をしまうので、徹底的に洗って拭き上げるようにもなりました。以前の洗い方は適当だったので、この点は良かったかもしれません。
3.食材のストックは最小限に
以前はある程度の食料をストックしてましたが、今は場所がありません。長い間保存できそうな缶詰以外は、チョコチョコと消化するようにしています。
団地時代の食料ストックはこちらから⇒非常用の食料備蓄は、全てもらいものでお金を節約~100個チャレンジ~
食料のストックがないと災害のときが心配ですが、大量のオートミールと米で何とかしのげるんじゃとも思っています。特にオートミールは、お湯でふやかせばそれだけで食べられるので便利です。
しかし今気づきましたが、水と熱源の確保のことを全く考えていませんでした。1週間分の水と携帯コンロくらいは揃えておかないと、地震後のサバイバルが大変なことになります。
いくらスッキリ暮らしたいと言っても、自分の命のことはしっかり考えないといけません。
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4.余計な調味料を買わない
食材と同じく、調味料も必要最小限に。今我が家にある調味料は、塩とゴマ油のみです。
以前は、しょうゆやカレー粉なども持っていました。詳しくはこちら⇒節約系ミニマリストの食事に必要な、調味料の種類とはどれくらい?
どこまでが余計かは、人それぞれだとも思います。が、まずは最低限、塩と砂糖があれば大丈夫なんじゃないでしょうか。
もしくは、めんつゆ・コンソメ・中華だしの3大調味料もありです。詳しくはこちら⇒一人暮らしの料理初心者でも、自炊でおいしい食事を確実に作るコツ
私はとりあえず、塩気があれば何とかなる人間だと分かりました。たまに無性に甘みが欲しくなるときもあるのですが、たまにスイーツ系のパンを買って食べると収まります。
(無性に欲しい期間を我慢できたら、甘み断ちができるのかもしれません)
5.食器は必要最小限に
我が家にある食器は、一人分だけです。それ以上は、作り付けの金網に入りませんでした。
ワンルームの一人暮らしには、そこまで食器はいらないんじゃないでしょうか。その話はこちらでも⇒一人暮らしに食器棚は必要?ないならこんなもので代用できる工夫10選。
収納を増やすという発想より、いかに今ある収納に収めるかを考えると、ものは減らしやすいです。万が一友人や家族が遊びに来たときは、近所のファミレスなどでおもてなしをしようと思います。
6.使うキッチングッズを厳選
かさばるキッチングッズも、引っ越しを機に処分しようと考えました。特に調理器具は、今は寸胴鍋と電気ケトルだけ残しています。
以前は炊飯器も大活躍していましたが、小さな収納ではしまう場所がありませんでした。寸胴鍋1つでも自炊は何とかなると分かったので、もう断捨離しようと思っています。
その他の細々したキッチングッズは、シンク下の収納に収まっています↓
包丁とまな板は、一緒の場所に収納中です↓
シンクの下にあるのは、主に生ゴミ対策の掃除用品。100円ショップの袋や、排水口のゴミよけがとても便利で助かります。
奥の方にあるタッパーは、現状生ゴミ入れです。ビニールに生ゴミを入れたうえで、虫が湧かないようフタ付きのケースにしまっています。
冷蔵庫があれば、冷凍庫で凍らせておけるので楽です。詳しくはこちら⇒ミニマリストを悩ませる、ゴミや不要品の処分対策
今はまだ大丈夫ですが、これから暑くなったらどうなるか分かりません。冷蔵庫を買うか徹底的に消臭するか、さらなる対策が求められる気もします。
ちなみに台所洗剤などは、全く使っていません。今は、エコ派に人気のびわこふきんで食器洗いをしています。
びわこふきんは、1枚でも油汚れが落ちるふきんです。詳しくはこちら⇒びわこふきんで洗剤なしの食器洗い。1年以上愛用してるカレジョの使い方。
元々そんなに油を使って料理しないので、ふきん1枚とお湯でも割りとキレイにできます。ただ毎日使い続けてボロボロになってきたので、そろそろ買い替えた方が良さそうです。
7.シンクには何も置かないのがおすすめ
しかし何より、スッキリしたキッチンを印象づけるのは、シンクがキレイかどうかだと思います↓
三角コーナーや水桶など、余計なものはシンクに置かない方が良いです。
これは、団地暮らしのときから徹底しています。キッチンを片付けるコツはこちらでも⇒ズボラな枯れ女にもできた、きれいなキッチンを保つ掃除と片付けのコツ。
今シンクの上にあるのは、主にふきんが数枚です。ふきんはシンクの台で乾かすようにしているので、しまうということはしていません。
台所のふきんはジメッとしやすいイメージですが、しっかり広げて乾かせば一晩でカラカラになります。ジメジメのふきんや雑巾が嫌な場合は、常に広げておくのがおすすめです。
狭いキッチンでもキレイを保ちつつ、自炊することは十分できます。
やはり基本は、アレコレと持ちすぎないことじゃないでしょうか。自分が快適に暮らせる分だけ持てば、散らかることも無くなります。