持たない暮らしは大掃除も楽。キッチンの壁やシンクも雑巾1枚できれいになる。
年越しまでに部屋中をキレイにすべく、大掃除を実施中。今回はキッチン周りの掃除を済ませました。
ただ、持たない暮らしをしていると掃除が格段に楽。壁やシンクも、雑巾1枚で結構キレイになるので助かります。ものが少ないキッチンの掃除は、どれだけ手間を掛けずにできるのでしょうか。
ホコリの積もるキッチン&シンク周り
まずは、掃除前の壁やシンクの様子を見てみます↓
これはガスコンロ周りです。長らく放ったらかしなので、うっすらホコリが。料理の度に拭けば良いのですが、自分のテーブルとガスコンロを拭いたところでいつも力尽きます。
さらに、シンクの隣は水垢が↓
そしてシンクの下の棚は、重曹やクエン酸の粉がこびりつき↓
いくらものが減っても、ズボラな性格まで変わるワケじゃありません。引っ越してきてからこのかた、ほとんど手入れしなかった汚れはしっかり降り積もっていました。
雑巾1枚で水拭きのみ
キッチン掃除というと「重曹スプレー」や「セスキ水」がおなじみかと思います。が、壁やシンクの掃除は水拭きだけで十分そうです。
ちなみに、換気扇の掃除はセスキ+煮洗いというちょっと気合の入った方法でやりました⇒シロッコファンの掃除を簡単にするコツ。頑固な油汚れもきれいに落とす必殺技とは。
最初に、ほとんど絞らない水浸しの雑巾で汚れをしっかり落とす。その後、水が乾かないうちに固く絞った雑巾で拭けばOKです。
軽く2回拭くだけで、キッチン周りはここまできれいに↓
ホコリだけなら水だけでも問題なし。軽い油汚れも落とせます↓
水垢も軽く拭いて一掃↓
シンク下の粉汚れやホコリもスッキリしました↓
ついでに水滴を残らず拭き取って仕上げします。隅々まで拭き掃除したキッチンはこうなりました↓
シンクの水滴は、水道を使う度に拭くようにしています。が、その周りをしっかり掃除するのは滅多にありません。たまにきれいにすると、こころなしかキッチンが明るく見えるから不思議です。
ものが少ないキッチンは掃除がめちゃ楽
キッチンの拭き掃除のかかった時間は、大体20分足らず。なにせ雑巾で拭くだけの手抜き掃除なので、大した時間はいりませんでした。
しかしキッチンというのは、普通だと掃除に1日かかる厄介な場所なんじゃないでしょうか。が、そんな台所も、ものが少ないととにかく楽なのです。
こんまりさんは本の中で、「使いやすいキッチンは掃除のしやすいキッチンだ」と言っています。そして掃除のしやすいキッチンとは、ものが無くてサッと拭けるようなキッチンなのです。
こんまりさんの本についてはこちらから⇒近藤麻理恵「人生がときめく片づけの魔法2」感想。断捨離後のときめく生活を後押し
いちいちものをどかさなくても拭き掃除できるので、台所を使う度にひと拭き。すると、每日自炊しても汚れがそんなに溜まらないのです。
ホコリにしても、そもそも「ホコリが付くもの」がありません。ただ壁や床を拭けば、それで良しです。
「掃除が楽→マメに掃除→きれいが保ちやすい→掃除が楽→……」というサイクルが、ものが少ないキッチンにはあるような気がします。
キッチンの掃除を楽にするのは、「いかにものを置かないか」に尽きます。大掃除をきっかけに、台所のよけいなものを一斉に断捨離するのもありなのではないでしょうか。