おしゃれになるには服の断捨離から。真っ先に捨てた方が良い洋服の特徴とは?
おしゃれになる近道は、服の断捨離にあり。おしゃれのためにも、クローゼットにあったら早めに捨てた方が良い洋服の特徴を紹介します。
服が多すぎると、コーディネートを決めるのに時間がかかるなど、かえって悩みが深くなることに。逆に普段から着る服・着たい服だけ残せば、おしゃれはもっと楽になります。
クローゼットの中をチェックしてみて、こんな服があったら要注意です。
1.どこで手に入れたか思い出せない
どこで手に入れたのか、服を目の前にしても思い出せない。そういう服はタンスの肥やしになるだけなので、断捨離をおすすめします。
いつも着る服なら、手に入れた場所やきっかけを忘れることはまずありません。存在を忘れていた服は、元から無くても困らなかった服とも言えます。
特に新品のビニールに入ったままの服がたくさんある場合は、服を買っただけで満足していることが多いんじゃないでしょうか。そういう服は、買った瞬間に役目が終わってしまっています。
万が一忘れていた服の中に「これは!」と思うものがあっても、すぐに着る服の仲間入りをさせるのは注意です。あれもこれもと、服が捨てられなくなってしまいます。
新しい服を増やすときは、今まで着ていた服のどれかを捨てることが欠かせません。クローゼットの中から見つけた掘り出し物が、今のレギュラーの服より魅力的かどうかしっかり見極めて下さい。
私が最近、1in1outで入れ替えたアウターはこちら⇒自分に似合う服を着たい。10年愛用の上着の断捨離を決意した理由とは?
2.思い出のためにとってある服
もう着てないけど、楽しい思い出の詰まった服がたくさんクローゼットにある。そういう人も多いんじゃないでしょうか。
確かに思い出は大事ですが、残念ながらおしゃれになりたいかどうかとは問題が別。いくら思い出があっても、今着ないなら手放した方が良いです。
どうしても手放せないときは、一度部屋着として気が済むまで着てみるという手もあります⇒思い出の詰まった制服や、学生服の断捨離が簡単になる方法
逆に、見るたびに悲しい気持ちになったり、イライラしてしまう服というのもあります。
昔の思い出に関するものは大事にされやすいですが、マイナスの感情を呼び起こされるのはストレスです。もしその服と悲しい思い出が結びついているなら、無理に取っておく必要はないんじゃないでしょうか。
これからおしゃれをしようというのに、その度にどんよりした気分になるのはやはり嫌です。そういうことを繰り返していると、クローゼットそのものが嫌な場所に。これではますますおしゃれから遠のきます。
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3.着ようと思い続けて、結局着ていない服
これは分かりやすく言うと、いつか着ようと思っている洋服のことです。そのうち着ようと思い続けて、すでに何年も塩漬けになっている服はないでしょうか。
しかしいつかと言っているうちは、なかなか着られないものです⇒ミニマルなファッション生活の大敵、「いつか着たい」服を断捨離する7つのコツ。
もし本当に着たい服なら、この先3ヶ月の間にどんどん着てください。着るまでのタイムリミットがないと、着ない服がどんどん増え続ることになります。
もし3ヶ月後も着てなかったら、1年後も2年後も高確率で着ないと思った方が良いです。
かくいう私も、いつか運動しようと思ってずっと取っておいたジャージがあります。1ヶ月だけ着ただけで、その後は何年も放ったらかしでした。
ジャージを見るたびに運動してない自分への自己嫌悪だったり、また運動せねばというプレッシャーがあったように思います。それが嫌で、ジャージはタンスの奥に封印することとなりました。
そういうプレッシャーが嫌で、もうジャージは断捨離済みです。しかしなぜか、ジャージが無くなってからの方が気軽に運動できるようになりました。
いつかというプレッシャーが、逆に運動をしたくないというカセになってたんだと思います。自分で自分を縛り付けるような服は、処分した方が快適になると知りました。
4.「その服のための新しい服」が欲しくなる服
「こんなパンツがあれば着れそうなのに」「このシャツに似合う上着が欲しい」。そんな新しい服が欲しくなる服も、断捨離の候補です。
この現象は、専門用語で「ディドロ効果」と言います。詳しくはこちら⇒つい服をたくさん買ってしまう理由と対策。節約の大敵、ディドロ効果とは?
手持ちの服に似合うものがない服は、自分のスタイルと合っていない可能性が高いです。しっくり来ない服が増えると、コーディネートの軸がブレて服選びが難しくなります。
5.趣味や生活スタイルに合わなくなった服
かつてはお気に入りだった服も、時の流れと共に着なくなることは良くあります。今の趣味に合わない服を、ずっと取っていたりはしないでしょうか。
特に10代・20代の服は、30代に突入するとどんどん着なくなっていきます。服を増やす一方だと、地層のごとく10年以上前の古い服が溜まっていくのです。
たまにはクローゼットの中をチェックしないと、いつの間にか趣味に合わない服ばかりになっているかもしれません。服がたくさんあるのに、着る服がなかなか決まらないときほど注意です。
私も何度か洋服を断捨離してますが、今の自分に合わないと思う洋服がちょくちょく出てきました。1回の断捨離だけでは、着ない服を全部捨てきるのはなかなか難しいものです。
服の断捨離は遠回りに見えるかもしれませんが、おしゃれに近づくには一番確実な方法です。余計な服がクローゼットにあっても、かえって困ることになります。
もし思い当たる服がありそうなら、収納の中身を一度じっくり確認してみてください。