コスパ最強のレシピ、もやしとたまご炒め~実録・一人暮らしの節約料理(10)~
一人暮らしの節約に役立つ食材といえば、もやしを置いてほかに出るものはありません。今回は、コスパ最強のもやしとたまご炒めの話です。
月末でお金が底をつきそうなときも、もやしなら1袋20円で買えます。1袋でおかずが1品できるので、いつも冷蔵庫に入れておくと安心感があります。
材料
材料はいたってシンプル。時間がなくても作れます。
・もやし…1袋(250g)
・たまご…2個
・しょうゆ…適量
・ごま油…適量
たまごも安い値段で良質な動物性タンパク質が摂れる、実にありがたい食材。たまごを合わせても、材料費は50円もいきません。
たまごは10個入りを1パック買えば、1週間は持ちます。安いときは100~120円で手に入るので、肉が買えない人にもおすすめです。
調理開始
調理といっても、食材をひたすら炒めるだけなのですが……。とにかく作り始めます。
炒り卵を作る
まずは、フライパンに油をしいて温めます。油が馴染んだところで、溶き卵を注ぎ入れて炒り卵を作ります。
たまごを焼くときは、必ず油をしかないと焦げ付いてはがすのが大変です。私は未だに油を忘れて、卵焼きをビリビリにすることがあります。たとえ面倒でも、油をしく手間を惜しんではなりません。
もやしの量が多いので、たまごは2個あった方がバランスが取れます。たまごが余っているなら、3個でも良いです。
もやしを投入
たまごがある程度固まってきたら、もやしを1袋分一気にフライパンへ入れます。もやし250gはかなりのかさがあるので、炒める前に小さく折るのもありです。
もやしを小さくするときは、袋ごとバキバキにしてしまうのが一番簡単です。
袋から出してから小さくしようとすると、面倒なことになるのでおすすめできません⇒にらともやしで簡単にできるチヂミの作り方。~実録・一人暮らしの節約料理(8)~
もやしがしんなりしたら完成
最初は山盛りのもやしも、炒めているうちにしんなりしてかさが減ってきます。もやしがしんなりしてきたら、しょうゆで味付け。たまごが焦げ付く前に火を止めて、完成です。
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実食
できあがったもやし炒めが、こちらです。
深めの皿に山盛りのもやし。これで50円いかないのだから、節約家にはうれしい料理です。いざ実食。
100%、端から端までもやしだ。
具材は「ほぼもやし」だから当然なのですが、ここまで純粋にもやしを味わえる料理もないと思います。調味料を塩やみそ、カレー粉に変えれば、簡単にアレンジが楽しめそうです。
いくら口いっぱいに放り込んでも、一向に減る気配のないもやしの軍勢。もやしを噛みしめるシャキシャキという音が、ガラーンとした部屋にこだましていました。
この日のメニューは、ご飯、汁物、もやし炒めの3つのみ。それでも、大量のもやしのおかげでお腹がいっぱいになりました。味も淡白で、飽きがこないのが良いところです。
もしスーパーで安売りのもやしを見つけたら、迷わず買うことを強くおすすめします。