片付け下手の枯れ女ミニマリスト、部屋に収納グッズがある素晴らしさを改めて実感。
基本、荷物はクローゼットか床に直置きの枯れ女ミニマリストです。つい先日部屋に収納グッズを増やしたところ、その素晴らしさを改めて実感しました。
「収納グッズ=汚部屋の根源」とずっと思ってきましたが、それは「私の使い方が下手くそだったからなのだ」と痛感しきりです。
ゴチャ付いたPC置き場
今回収納グッズを置こうと思ったのは、リビングの作業スペース横にあるクローゼットです。
パソコンケーブルや周辺機器、ゲーム機に各種家電が雑多にディスプレイ。もはや収納でもなんでもなく、単なる物置きと化していました。
このままでも、別に不便はありません。が、クローゼットの扉を開ける度に目に飛び込んでくるゴチャつきに、私の枯れ切った片付けセンサーが久々に仕事したようでした。
特に「コード・ケーブル」の類は、見た目も散らかるしホコリは積もるしでキレイに片付けられません。しかしこれといった手立てもなく、「ズボラにはこれが限界」と諦めていました。
手作りの収納ボックスを置いてみた
そんなとき折よく、「3Mの製品を使ったDIYプロジェクト」に参加。無料で頂いたDIYグッズと材料費で、簡単な収納ボックスを作ろうと思い立ちました。
DIYプロジェクトでは、ほかにもスゴイ方がたくさん参加されました⇒DIYも、両面テープを使えばここまで簡単になる~3M製品を使ったアイデアプロジェクト~
私が作ったのは、マジックテープでくっつけられるスタッキングボックスです。マジックテープの粘着力が思いのほか強力で、作った本人すら引っぺがすのに苦労する代物です。
このボックスを、クローゼットにセッティング。適当にゲーム機やPCを詰め込んだところ、収納に驚きの変化がありました。
まず、散らかった荷物をひと所に詰めました(見た目は二の次です)。自分の作ながら、意外と収納力があります。
なんということでしょう。小物がボックスに収まったおかげで、下の家電スペースが一気にスッキリ。今まで毛嫌いしていた収納グッズとの距離が、一気に縮まりました。
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収納の正しい使い方
一番最初にも書きましたが、収納グッズが汚部屋の元になるのは、使い方が間違っているからだと考えを改めました。上手く使えば、むしろ部屋がずっときれいになるのです。
普通に整理整頓ができる人には、「そんなの当たり前じゃん」と一笑に付されるでしょう。が、収納グッズへのトラウマが染み付いたズボラミニマリストにとっては、文明開化と同じくらいの衝撃だったのです。
収納グッズを正しく使うには、
・必要な場所
・必要な大きさ
・必要な数
の3つをしっかり見極める必要があります。このどれか1つでも欠けると、「仕切り用のケースを増やそう」「もっとものが入りそう」と、中がカオスに傾いていきます。
私が作ったボックスも、パソコン・ゲーム・その他オーディオ機器を入れたらほぼ満杯。しかし元々ゴチャ付いた機械類の整理(?)が目的だったので、これで十分なのです。
収納に入る量はもう決まっているので、ここから溢れ出すようなら断捨離しどきです。正しい収納は、ものを増やさないストッパーにもなってくれるのだと思います。
道具はなんでもそうですが、持ち主の使い方によって便利にも不便にもなります。特に収納グッズは、ちょっと使い方を間違えると汚部屋化マシーンとなる厄介ものです。
しかし逆に言えば、使いドコロが正しければ何も怖いことはないのです。今まで「整理整頓など絶対に無理」と思ってきましたが、ひとすじの希望が差し込みました。
収納の力をコントロールすれば、「ただものが少ないだけ」の枯れ部屋も「少ないものがきれいに収まった」スマート部屋に生まれ変わるかもしれません。