実家暮らしでもお金がない貧乏大学生の節約術と、お小遣いの稼ぎ方~カレジョの黒歴史~
実家暮らしにも関わらずお金がなかった大学生時代に、私がやっていた節約術とお小遣いの稼ぎ方を紹介したい。
10代のときから私の働きたくない精神は健在で、バイトなどもほとんどしなかった。それでも欲しいものややりたいことはたくさんあって、金策に苦労したことは思い出深い。カレジョが節約やお金稼ぎに目覚めた原点を、ぜひご覧いただきたい↓
お小遣いはポイントサイトで稼ぐ
学生時代の私のメイン収入源は、ネットのポイントサイトだった。当時はまだポイント黎明期で、割のいいサイトが多かったのだ。
私がよくお世話になっていたサイトはこちら↓
・マクロミル
・リサーチパネル
・Pex
・ポイントタウン
・ちょびリッチ
・CMサイト
・etc……
ほかにも無数のサイトに登録していたが、よく換金していたのは上のサービスたちだ。
特にアンケートサイトは、毎日なにかしらの調査がくる。コツコツ答えていれば、1ヶ月で500ポイントくらい稼げるのが魅力だった。
ポイントサイトはサービス登録などでポイントをもらうのがメインだったが、いずれは頭うちになる。おみくじなどのミニゲームで貯められるポイントサイトの方が、使いやすかったように思う。
1日200通のメールを処理
10以上のサイトに登録していると、1日に200通くらいのメールが来た。大学の授業後などに、それらをポチポチ処理していたのはよい思い出だ。全て処理するのに、1時間はかかっていただろうか。
しかし登録サイトが増えると、メール数も多くなって時間がかかる。なかには効率の悪いサイトもあるから、無駄も増えがちだ。定期的に登録サイトを見直すことは欠かせなかった。
チャンスを逃して悔しい思いをする
アンケートサイトなどはときどき1回100ポイントくらいもらえる本調査があるのだが、競争率が高くすぐに締め切ってしまう。そうした大チャンスを逃して、悔しい思いをしたことは一度や二度じゃない。
私は1日1回メールチェックしていたが、スマホがある今ならもっとマメにチェックするだろう。メールチェックの回数を増やせば、その分ポイントゲットのチャンスが広がるからだ。
大学のPCを使って節約
当時はまだ自分のPCを持っていなかったが、ここは大学のPCを使うことで解決していた。今の大学にはPCルームくらいあるだろうから、使わない手はない。
今はスマホ1つでなんでもできるのだろうが、古株のポイントサイトはPCからのアクセスを考えて作られていることが多い。多くのサイトを効率よく回るには、やはりPCの方がいいんじゃなかろうか。
しかし大学のPCしか使えないと、連休や夏休み明けは大量のメールをさばかねばならずひと苦労だった。なかにはポイント期限切れのメールもあったりして、泣く泣く削除したこともある。
換金はネット銀行が便利だった
そうして貯めたポイントは、換金するのが一番使いやすい。換金先は、ネットの楽天銀行(旧イーバンク銀行)を使っていた。イーバンク銀行同士の振込手数料がタダで、とても使いやすかったのだ。
しかし楽天銀行に変わってサービスが不便になったのをきっかけに、換金先はゆうちょに変わった。ネット通販以外で使うことを考えると、ゆうちょで換金が便利かもしれない。
ヒマならいいのだが……
しかしポイントサイトというのは、やはり数百~数千円を稼ぐのが限界だ。ヒマな学生のうちはよかったが、社会人となるともうちょっとほしい。ポイントサイトよりも、仕事の合間に副業でもやった方が稼げるチャンスはある。
なかには大きく稼いでいる人もいるようだが、あれはサイトの紹介制度で稼いでいることが大半じゃなかろうか。純粋にメールやサイトのサービスで稼ごうと思ったら、1日数時間はかけないとダメな気がする。
ネット通販のついでにポイントを貯める
ポイントサイトのなかには、サイトを通してネット通販することでポイントが貯まるところも多い。よく楽天などで買い物するなら、1つサイトを決めてそこを通すといい。
当時の私はお金を使いたくなかったので、ネット通販でポイントを貯める方法は使えなかった。しかし今は楽天で色々買うことが増えたので、ポイントを貯めるチャンスかもしれない。
必要経費は限界まで切り詰める
しかし月数百円では、文房具などを買っただけで終わってしまう。普段はとにかく、出費をゼロにすることを最優先していた。
幸いにして交通費や教科書代などは親が出してくれたので、大学で勉強する分には困らなかった。そう思うと一番の節約は、やはり実家にいることなのだ。
一日一食生活
私が主に削っていたのは、毎日のお昼ごはん代だ。1日100円でも2000円くらいの出費になってしまうので、昼休みはメールをさばくのが日課だった。
最初は空腹がつらかったが、数ヶ月もすると慣れてしまった。コンビニや購買の菓子パンコーナーを見ても衝動買いなどせず、スルーできるようになった。
空腹につよい体質は、今の貧乏暮しにも活かされている。家にいるときは、昼ごはんを食べずにやり過ごすことが多い。
1ヶ月の食費が6,000円で済んでいるのは、この学生時代があったればこそだと思う。私が普段食べているものはこちら⇒自炊はするが料理じゃない。ズボラな一人暮らし女の超手抜き貧乏飯。
消費物にお金を使いたくないと未だに強く思うのは、この頃の節約体験のせいだろう。最近ようやく、楽天ポイントで換金したEdyくらいなら使えるようになった。
遊びに行く友人はゼロ
もともと孤独が好きだったこともあり、大学時代は友人ゼロだった。だがおかげで、交際費などを使わずに済んだのはよかったと思っている。
たまの娯楽といえば、1,000円の映画デー(今は1,100円)に映画を見に行くことくらいだ。もしくは、TSUTAYAの100円レンタルセール中にDVDを借りることだった。
娯楽はネットサーフィン
お小遣い稼ぎのくだりでも言ったが、私は毎日のように大学のPCルームに入り浸っていた。メールの処理やネットサーフィンは、私にとっては貴重な娯楽であった。
当時は無料のフラッシュゲームや脱出ゲームを、監視の目をかいくぐってプレイしたものだ。タイピングゲームなども、マジメ系のものなら言い逃れができるので便利だった。
お小遣いの使いみちは?
普段お金を使わないなら、稼いだお小遣いは何に使っていたのか?オタクの私がお金を費やすのは、やはりゲームやマンガなどだった。
ゲーム1本を買うにも、数千円は軽くかかる。数ヶ月コツコツためたお金で目当てのソフトを買えたときは、嬉しさもひとしおであった。
そんな学生時代、手に入れるのに一番苦労した品がこれだ↓
当時大人気だったゲーム機、ニンテンドーDS Liteだ。
10,000円を超える超高級品で、貧乏人の私には簡単に手が出せなかった。アンケートでもらえる500円の商品券を貯め続け、1年ごしで買った思い出の品である。
今ではもう古くなって使いみちがないのだが、これは未だに取ってある。当時をしのぶ品として、当分は捨てないでおこうと思っている。
オタク趣味以外の趣味がなかったおかげで、貧乏でもそれなりに楽しい学生生活をおくることができた。アレコレ散財せず、好きなものに費やすことを学んだ時代である。
ただ、今なら小遣い稼ぎをするならブログをやっていたろうと思う。それだけが心残りである。