1ヶ月のガス代を1000円にする5つの方法。一人暮らし女性の光熱費の節約術。
私がこれまで、ガス代節約のために実践した方法をお話します。一人暮らしにも関わらず、妙に高い光熱費が気になっていた時期があります。
そういうときにガスコンロ調理を減らしたり電気をマメに消しても、効果が薄いものです。光熱費が高くなる原因は、もっと他のところにあったのです。
そうして節約に節約を重ねた結果、2017年5月のガス代が約1,000円に。電気代と合わせても2,000円前後と、かなり安く済ませられました。
ガス代が1,000円になるまで
団地で慣れない一人暮らしを始めた頃は、ガス代に悩まされていました。引越してから3ヶ月ほどのガス代はこうなっています↓
・3月分↓
3月の1ヶ月で、なんと5,700円もの出費。暖房器具をバンバン使っているわけでもないのに、ギョッとした記憶があります。そこで色々調べ、ガス代の節約に励みました。
・4月分は随分と安く↓
5,700円から、一気に1,000円以上もの節約。ガスも、使い方1つでずいぶん変わることを実感しました。
・さらに5月分↓
大体、一人暮らしの平均よりもやや下くらいです。それでも5,700円から見れば、半額にまで節約できました。
さらに今住んでいいるワンルームに越してからは、ガス代はこうなりました↓
・3月~4月のガス代↓
4月はまだ肌寒く、お湯を使う機会が多かったです。しかし5月過ぎからは、さらにガス代は減りました↓
・4月~5月のガス代↓
・5月~6月のガス代↓
最終的に、1,090円にまで減額。本当にお湯を使うのを止めたら、もっと安くなるかもしれません。
以下、私がガス代の節約のために気を付けたポイントを見ていきます。
1.ガス代が高いのはお風呂の湯沸かしが原因か
最初に注目したのは、お風呂場についているガス湯沸かし器です↓
このスイッチをONにすると、お湯が使える仕組みになっています。おそらく最近の物件には、ガスによる湯沸かし機能がついたお風呂も多いんじゃないでしょうか。
しかしこの機能、便利ではあるのですが、とてつもなく光熱費をくうのです。一番最初のガス代が高かったのは、毎日これを使っていたのが原因で間違いありません。
そこで一番最初にやったのは、お風呂の自動お湯はりとお湯炊きを止めたこと。代わりにバスタブに溜めるお湯の温度を高めにして、冷めないうちにさっさと入るようにしました。
さらに暖かい季節になったら、お風呂の給湯温度も低めに。たった1℃の違いでも、多少は節約効果があります。
自動お湯はり機能は、ガスだけでなく電気&水道代もかさみます。お湯の量を調節するのに電気を使い、水量も多めに。さらにお湯はりが終わった後は、お風呂を暖め続けるのにガスを使うのです。
お湯はりを人力にするだけで、水道・光熱費がまとめて安くできるのです。今まで意識せず使っていた人は、ぜひ試してみてください。
私が電気代を1,000円に節約した方法はこちら⇒一人暮らしの電気代、月1000円。ミニマリストの私がやった6つの節約方法。
2.お風呂に入るとき以外は湯沸かし器のスイッチを切る
しかし自動湯沸かし機能は、お風呂に限らず家中のお湯を沸かすときに使われます。なのでお風呂に入るとき以外は、ガス湯沸し器のスイッチはオフにしています。
食器洗いと洗濯のときは、基本は水のみです。よほど寒い時期でない限りは、水でも不便はありません。
普通に会社勤めの人は、日中は湯沸し器を切っておけるんじゃないでしょうか。家を出る前に、忘れずにスイッチを切る習慣を付けるのがおすすめです。
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3.ガスコンロの使い方を改める
そしてもう1つやったのは、ガスコンロの使い方を改めること。私が心がけていたのは以下の3つです↓
・煮込み料理をメインにする
・電気ケトルでお湯を沸かす
・炊飯器調理をする
以下、詳しく説明します。
煮込み料理を中心にする
最初の方は炒めもの中心でしたが、これを煮込み・茹で調理中心に。煮込み料理は弱火でじっくりできるので、ガス代を節約できるのです。
餃子も、焼き餃子ではなく水餃子を作ったりしました。詳しくはこちら⇒皮は薄力粉で済ませる、水餃子の作り方~実録・一人暮らしの節約料理(16)~
お湯は電気ケトルで沸かす
お湯をわかすときは、いつも電気ケトルを使っています。おそらく一人分のお湯を沸かすくらいなら、ガスを使うよりも早く湧かせて電気代もかからないんじゃないでしょうか。
一人暮らしで、ちょっとお湯が欲しいときに重宝します⇒節約とミニマリストの両立を目指す私が選んだ、生活に最低限必要な家具・家電とは?
炊飯器調理を駆使する
さらに、炊飯器を使った調理にも凝っていました。ご飯を炊く以外にも野菜を煮込んだり、さつまいもを蒸したりできます。
さつまいもを炊飯器で蒸した話⇒蒸し器なしで作る、美味しいさつまいもの蒸し方~実録・一人暮らしの節約料理(26)~
炊飯器で野菜スープを作っていた話⇒野菜を切るだけ。炊飯器でラタトゥイユ風煮込み~実録・一人暮らしの節約料理(29)~
炊飯器を使う分、電気代は少々高くなりました。難しいところではありますが、一度にまとめて作れば電気代も多少は節約できます。
4.IHヒーター付きの物件に引っ越した
今は団地からアパートに引っ越しましたが、コンロがIHヒーターです。引越し後にガス代が一気に減ったのは、IHヒーターの功績が大きいんじゃないかと思います。
IHだと電気代がかかると思われそうですが、ガスコンロよりは省エネです。ほぼ毎日IHヒーターで雑炊を作っていますが、電気代はそこまで跳ね上がっていません。
もし引っ越す機会があれば、次の物件はIHヒーターのある部屋を探してみるのも良いんじゃないでしょうか。
5.風呂なし物件でお湯を使う量が減った
さらにIHヒーターだけでなく、今の部屋は風呂なしです。これも、ガス代が安い理由の1つだと思います。
大体シャワーを浴びる時間は、長くても15分くらいです。長風呂のしようがないというのは、節約には効果的でした。特に一人暮らしは、シャワー中心の生活の方が安あがりです。
ガス代の節約は、電気代よりも家計をスリムにする効果が大きいように思います。高くなりやすい分、意識して節約すると低く抑えやすいです。
光熱費を安くしたいときはまず、自動お湯はりの使い方を見直すところから始めてみて下さい。