【合格に近づく】FP3級・2級の試験では電卓必須。おすすめ品を紹介

2018年3月23日

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FP技能検定試験に、電卓はいるのか?じっさい試験を受けた私の実感をお話したい。

試験当日は、電卓を持っていない人もチラホラいた。試験のためだけに、高い電卓を買いたくないという人も多いんだろう。

だが確実に合格したいなら、きちんと準備しないと後悔する。電卓も、その1つだ。

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FP試験で電卓はいる?

結論からいうと、FP試験に電卓は必須だ。あるのとないのとでは、テスト時のよゆう度が180°ちがう。

電卓を使う問題は数えるほどしかないうえ、ほぼ四則演算(+、-、×、÷)だけで解ける。「電卓はいらない」という声が多いのは、そういう点からだ。

確かにそのとおりなのだが、その計算内容が実にめんどくさい。たとえば、

・老齢厚生年金の年金額の計算→A+B

A=平均報酬月額×7.125/1000×平成15年3月以前の被保険者期間の月数

B=平均報酬月額×5.481/1000×平成15年3月以降の被保険者期間の月数

みたいな計算しないといけないのだ。

自力で計算できなくはないが、数字がハンパなうえにケタ数も万単位が普通。時間がかかるうえ、計算間違いの危険性もある。

いくら準備してても、限られた時間のなかこんな計算が出てくると焦る。普段は数字と縁のない人ほどパニックになるだろう。

計算問題は配点が高めなので、受験者としてはぜったいに取り逃したくない。電卓なしで試験を受けるなら、何度も計算問題を解いて身体にたたき込むしかないだろう。

電卓代をケチる人は、万が一不合格になったときの再受験料も考えた方がいい↓

・3級(学科&実技)…計6,000円

・2級(学科&実技)…計9,000円

・1級(学科のみ)…8,900円

これなら、すなおに電卓を買う方が賢くはないか。いわば、お金と時間を節約するための必要経費だ。

どんな電卓がいいの?

電卓があった方がいいことは分かったが、どんな機種がいいのか?以下から、電卓えらびのポイントをみていく↓

予算は1,000~1,500円の範囲でOK

まず予算だが、1,000円前後でいいものが買える。お高めの電卓でも、1,500円のものなら十分だろう。

なかには数千円の超高級電卓もあるが、FP試験を受けるだけなら必要ない。

使い慣れたものでOK

もし家に使い慣れたものがあるなら、それでもOKだ。四則演算ができればいいなら、100円ショップもありだろう。

私が先日受けたFP3級でも、100円とおぼしき電卓を持ってる人がけっこういた。ムダに高級なものは必要ないのだ。

ディスプレイが見やすいこと

ただ小さい電卓は、ディスプレイも小さい。私はド近眼なので、ディスプレイが大きい方が見やすくて安心だ。

また古い電卓は、ディスプレイ部分の表示が薄くなって見にくくなる。計算では0と8を間違えただけでアウトなので、表示具合がよくないものはおすすめできない。

キーが打ちやすいこと

さらに数字を打ち込むとき、キーが小さいと打ち間違いも起きやすい。100円ショップなどの安い電卓は、キーが打ちにくいのだ。

その点経理が使うような大きい電卓は、すばやくキーが打ち込める。キーとキーの間もよゆうがあるので、隣のキーも一緒に打ってしまうなどのトラブルがない。

電卓のケタ数は?

電卓選びで地味に悩むのが、ケタ数だ。いったい、どれくらいのケタ数が分かればFP試験の問題を解けるのか。

計算問題ではたまに億の数字が出てくるので、さいていでも10ケタ以上が計算できる電卓がベストだ。もし家に8ケタの電卓しかないなら、買い直しをおすすめしたい。

ちょっといい電卓だと、12ケタまで表示できる。どうせ買うなら、12ケタ電卓でもいい。

(さらにスゴい電卓だと15~16ケタなんてのもあるが、さすがにそこまではいらない)

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私が買った電卓

参考までに、私がFPの試験対策に買った電卓も紹介する↓

 

キャノンの、HS-1220TUG(5575B001)だ。FP資格の受験者に人気の電卓である。

実際の大きさはこんな感じ↓

厚みはこれくらい↓

分厚い教科書とほぼいっしょだ。持ち歩くことを考えると、やや大きいだろうか。

だが教科書と合わせても、私のショルダーバッグにはギリギリ入った。試験のときは、大きめのカバンを持っていけば大丈夫だろう。

ディスプレイにはケタ表示がされて便利↓

FP試験では、何十万、何百万単位の数を計算する。ケタ数表示があると、どれくらいの数か分かるので安心だ。

キーの並びはこんな感じ↓

キーとキーの間にスペースがあって、打ちやすい。キータッチも重すぎず軽すぎず、いい感じだ。

ただ1つ難をいうなら、キーを打つときのカタカタ音が大きいことだろうか。これは、買った人のレビューでもよく書かれていた。

だがカタカタ音といっても、タイプライター並の音が出るわけじゃない。普通に打つ分には、試験中もとくに突っ込まれなかった。よほど強く押さなきゃ大丈夫だろう。

NGな電卓

試験は電卓の持ち込みOKだが、なんでもいいというワケじゃない。電卓のせいで不合格にならないために、NGな電卓もみておきたい↓

スマホの電卓機能はもちろんアウト

言わずもがなだが、スマホの電卓機能はもちろんアウト。試験中は、電卓以外の端末は机のうえに置かないルールだ。

関数機能が付いた電卓

たまに見かける、関数機能がついた電卓もアウトだ。関数電卓とは、対数(log)や三角関数(sin、cos、tan)などを計算できる電卓である。

普通の暮らしではまず使わないが、科学の計算でとてもお世話になるアイテムだ。万が一持っている人は注意したい。

途中の計算式がみえる電卓

また、学校の勉強用に計算式が見えるタイプの電卓なんかもある。こちらもFP試験ではNGだ。

FP試験では答え同士を足したり引いたりと、ややこしい計算が多い。答えに必要な数字は、しっかりメモしておきたいところだ。

たかが電卓、されど電卓。電卓1つで、試験は簡単にも難しくもなる。

試験に電卓を使うなんて大げさに思えるだが、ナメていると痛い目をみる。これから試験を受けようという人は、電卓も忘れないでほしい。

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Posted by yayoi