空き箱が捨てられない。部屋にあったら断捨離したい入れ物5選。
部屋を片付けるには、荷物が入っていた空き箱なども捨てた方が良いです。空き箱が捨てられない人向け、真っ先に断捨離したい入れ物を紹介します。
私もかつては空き箱を取っておく派でしたが、そのためにクローゼットの一画が丸々埋まっていました。物にもよりますが、やはりパッケージなどは捨ててしまった方が部屋もスッキリします。
多分あなたの家にも、こんな空き箱や入れ物があるんじゃないでしょうか。以下から見ていきます。
まずはパッケージから出そう
空き箱を断捨離する前に、入っている中身を出します。買ったままで包装に入れっぱなしの荷物というのは、片付いてない部屋には案外に多いのです。
箱に入っている荷物というのは、そのままでは確実に使いにくいです。普段から使うものなら、丸出しにした方が効率的なんじゃないでしょうか。
もし「出しても使わない」ものであれば、そのまま荷物ごと断捨離します。箱入りの不用品は、オークションやフリマアプリでも高く売れやすいのでちょっとお得に処分もできます。
中身が入っている箱以外にも、こんなパッケージの1つや2つは家にあるはず、以下のような入れ物は断捨離をおすすめします。
1.洋服を買ったときのショッピングバッグ
洋服が入っていたビニールや、お店のショッピングバッグなど。これは家に服を持って帰ったら、役目が終わる物たちです。
特に服を保管するためにビニールをつけっぱなしにする人も多いですが、これは逆効果。ビニール内に湿気が溜まって、洋服の寿命が縮みます。
クリーニングのビニールなども、あれは一時的なホコリ避けです。詳しくはこちら⇒クローゼット収納に、洋服は今の3倍入る。「着る服がない」理由は衣類の整理方法を間違えているから
また、ビニール以外にも取っておきたくなるのがタグです。が、これも、洋服から切り離した時点で役目は終わっているんじゃないでしょうか。
洋服の洗濯方法などが書いてあったりしますが、わざわざ洗濯のときに確認することは稀です。デリケートな服の場合、洗濯方法はメモしておいた方が確認しやすいと思います。
私も、長年タグを溜め込んでいましたが、全部断捨離しました。最初にタグを断捨離した話しはこちら⇒(画像あり)脱、汚部屋計画。一番やりたくなかった物置きの紙類を、ついに断捨離
以前は凝ったデザインのものだけ取っておいたりもしましたが、今は全部捨てています。デザインが気になるなら、スマホで写真を取っておけば十分だと考え直したからです。
ときめく片付けのこんまりさんも、「洋服はビニールから出した時点で始めて自分のものになる」という事を言っています。入れっぱなしの服は、本当に着こなすことは出来ないんだと思います。
2.電化製品の空き箱
電化製品の箱は数が多く、場所を取りやすいです。箱が収納を圧迫しているなら、スパッと断捨離した方が良いです。
家電のケーブルや付属品は、家電のそばでまとめて保管するのがおすすめ。その方が、いざ使うときに探し回らずに済みます。
家電を捨てるときや引っ越しのときに備えて、箱を取っておく人もいるかもしれません。が、処分の予定や引っ越しがいつか分からないなら、取っておかなくても良いんじゃないでしょうか。
荷造り用のダンボールは、いざとなれば調達の方法は色々あります。私の調達方法はこちらから⇒荷物が少ない人向け、引っ越し用の大きいダンボールを無料で入手する方法。
家電を売るにしても、箱があってもなくても案外に値段に差は出ません。特に古い型の家電は、あまり人気もないのです。
紙の箱は場所をとるだけでなく、「紙魚(しみ)」という虫がわく原因にも。紙魚は紙類を好んで食べる虫で、古いダンボールや本につくのです。細長い銀色の虫がいたら、それは紙魚です。
家の中の虫対策の話はこちらから⇒断捨離ついでにできるゴキブリ対策。害虫とおさらばするには、冬の準備が肝心です
私も虫嫌いなので、なるべく家の中には紙類を長く置かないようにしています。ダンボールや空き箱が押し入れにあったら、紙魚がいるかもしれないので気をつけてください。
3.レトルトやシリアル食品の箱
食べ物が入っている箱なども、袋以外は積極的に捨てています。特に大きなシリアルなどは、袋から出した方が使いやすいんじゃないでしょうか。
特に中身が少なくなってくると、パッケージが邪魔に感じます。どうせ捨てるなら、最初から箱から出した方が場所も取らないと思います。
災害用の保存食にしても、リュックや丈夫なケースの中に入れておいた方がいざという時役立つと思います。普段から取り出しにくいものは、万が一のときも使えません。
4.プレゼントの包装やパッケージ
人からもらったプレゼントなどは、ついそのままパッケージに入れて取っておくことも多いです。そのまま飾ってもよいのですが、使えるものなら積極的に使った方が良いんじゃないでしょうか。
私にも、プレゼントをそのままパッケージに入れてしまい込むクセがあります。が、プレゼントをくれた人の目線から考えると、多分使った方が嬉しいはずです。
もし使い道が無いなら、気持ちだけ受け取って断捨離しても大丈夫だと思います。もし私なら、プレゼントで人が困っていたらそれこそ恐縮です。
(なるべく処分に困らないよう、使ったら無くなるものを贈るよう気を付けてもいますが)
5.書類・手紙の封筒など
箱ではありませんが、書類などの封筒も邪魔になるものです。書類の整理もやりにくくなるので、封筒のまま取っておくのはおすすめできません。
私も以前は封筒に入れてましたが、取り出しにくくて良いことが全くありませんでした。書類を片付けた話はこちらから⇒近藤麻理恵流の片づけ方法で、書類を再断捨離。苦しめられた紙ものとの戦い、遂に決着(画像あり)
書類はこんまりメソッドにしたがって、シンプルなクリアファイルで管理するのが楽でした。そもそも必要な書類というのは、そんなに数が多くないとも分かったのです。
書類を捨てるときのコツはこちらで紹介しています⇒いらない書類を処分するコツとは?片付けられない女が処分できた方法。
6.細かいチャック付きパック
以前、小物などを細かいチャック付きパックに入れていたことがあります。しかしこの方法だと、余計にものが散らかってしまいました。
チャック付きパックを使う場合は、保管するものをしっかり決めてから出ないと使いこなせません。サイズが小さいものは使い道が少なく、使いきる前に放ったらかしにすることがほとんどでした。
チャック付きパックを使いこなせるのは、もともと整理整頓が好きだったり得意な人に限られるんじゃないでしょうか。私のようなズボラな性格の場合、あまり収納グッズには頼らない方が片付けやすいです。
パッケージの役目は、ものを出した時点で終わっています。大抵の箱は、捨ててしまっても支障はないものばかりです。
荷物を箱から出すと、存在感が気になって断捨離がはかどるという効果も。入れ物を捨てるのは、部屋をキレイにするのに一石二鳥です。