ゴールデンウィークや夏休み旅行の荷造りにおすすめの服の収納法、米軍式のたたみ方
今回は、ゴールデンウィークや夏休みの旅行の荷造りにおすすめの服の収納法をお話します。米軍式の服のたたみ方を活用すれば、洋服をコンパクトにしまえます。
荷物が多いのに、小さいサイズのリュックや紙袋しかないときにとても便利。旅行用のかばんを持っていない人におすすめしたい方法です。
基本のTシャツのたたみ方
まず、基本のTシャツのたたみ方です。これをマスターすれば、ボトムスやインナーにも応用できます。
1.Tシャツの裾を裏返して折る
まず、Tシャツの裾を裏返しにします。大体10cmくらい折ると良い感じです。
2.長方形にたたむ
裾を裏返したら、Tシャツが長方形になるようにたたみます。襟の部分で縦にたたむのが一番簡単です。
3.Tシャツを丸める
たたんだTシャツを、巻物よろしくクルクルと巻いていきます。少しでも小さくするなら、キツめに巻いたほうが良いです。
4.裏返した裾にTシャツをしまう
最後、丸めたTシャツを折った裾にしまいます。ここが最大のポイントです。裏返しの裾をひっくり返すように、丸めた服に覆いかぶせれば完成です。
こうすることで、丸めたTシャツが戻ることなくコンパクトに。手のひらに収まるサイズまで小さくできます。
半袖でも長袖でも、基本は裾を折り返して長方形にすればOKです。長袖の場合、裾からはみでないよう調整してたたみます。
ボトムス・アウターでも可能
この方法を使うと、服のかさが半分くらいに減ります。普通にたたんだ洋服と比較するとよく分かります↓
特にかさばりやすいのがボトムスとアウターです。これを米軍式にたたむと、こんな感じにコンパクトにできます↓
アウターの場合、前を閉じればトップスと同じ方法でたためます。ボトムスの場合は、腰の部分を折り返してから半分にたためば長方形ができます。後はクルクルまるめて折り返した部分にしまえば完成です。
厚手の服をたたむときは、折り返す部分を大きめにするのがコツです。クルクル巻いた部分がしっかりしまえるくらいの長さを確保すると上手くいきます。
旅行に便利なたたみかた
こういうたたみ方は、普段クローゼットにしまうときはおすすめできません。地味に手間がかかるうえ、服をどんどん増やしてしまいかねないからです。
このたたみ方が最大の威力を発揮するのは、旅行の荷造りのとき。私の場合、旅行用の鞄がないのでこの方法はとても便利だと思いました。
私の手持ちの服は、今のところクローゼットに収まる分だけです⇒洋服の断捨離、4回め。大好きなアウターやボトムスを片付けた理由とは
普段はこれで良くても、困るのが服を持ち運ぶ必要があるとき。手持ちのリュックだけでは、いかんせん限界があります。そんなときに見つけたのが、この米軍式のたたみ方でした。
急きょ、これだけの服を持ち運ばねばならないことに……。まともな鞄もないのに、このままでは絶対に無理です。
それが米軍式たたみ方を使うと、ここまでに↓
手持ちの紙袋やリュックに、ギリギリ詰められるまでかさ減らしできました。これなら、引越しの荷造りでも大活躍しそうです。
コンパクトに服をたためる収納法は、使いようによってはとても便利です。バックパック1つで出歩く人や、出張が多い人などには最適ではないでしょうか。
普段はインドア派で、滅多に旅行かばんは使わない方。この方法を使えば、普通サイズのバッグでも多くの服をしまえて便利です。大きいバッグを買いたくないときにお試しください。