洋服をアイロンもシワ取りスプレーも使わず、楽に伸ばす方法。
洗濯もので気になるのが、洋服のシワです。我が家はアイロンもシワ取りスプレーも一切ないので、どうしても服がシワだらけになります。
それでもできれば、シワのないきれいな服を着て過ごしたい。何とかならんものかと、色々知恵を絞ってみました。
脱水の段階でなるべく伸ばす
まずは、脱水の段階でできる限りシワを伸ばす。私は現状手洗いなので、洗濯機の脱水よりはシワクチャにならないのではと思っています。
基本は、セスキ炭酸に一晩浸け置きです⇒一人暮らしの手洗い洗濯。洗いものの手間を減らして家事を楽にするコツ
服を絞るときも全力で絞らず、「ちょっと足りないか?」くらいのところで留めます。こうすることでシワの発生をなるたけ抑え、生地へのダメージを抑えられます。
このときよく、「ッパーン!」と思い切り水切りしたり、ピーンと生地を伸ばすことがあると思います。確かにシワは伸びますが、一緒に服の生地までビロンビロンになりかねない危険行為です。
これをやって良いのは、タオルなど厚くて丈夫なものだけです。大事な服ほど、そーっと慎重にシワを伸ばさねばなりません。
「こんなミス自分はしないよ」と思っても、洗濯に詳しくない家族がやらかす可能性はあります(私は小さい頃これをやって、家族に指摘されました)。家族に洗濯物干しを頼むときは、この点は言っておくと安全です。
半乾きの状態になるまで干す
脱水が終わったら、物干し台で普通に干します。ただ完璧に乾かさず、半乾きの状態に留めるのがポイントです。
大体の目安は、服から水滴がしたたらず、触ったときしっとり濡れているくらいです。もし乾きすぎていたら、逆に霧吹きで湿らせるのもありです。
その日の天気にもよりますが、日の当たる場所なら午前中までにはあらかた乾いてしまいます。大体干してから1~2時間くらいが、調度よいタイミングかと思います。
フローリングにめいいっぱい広げて乾かす
ターゲットの服が半乾きになったら、今度はそれをフローリングにめいいっぱい広げます↓
私もよく、シワになりやすいサルエルパンツをこうして乾かしています。手持ちの物干し台にはボトムスを干せるスペースがないので、やむをえぬ措置です。
細かいシワまでしっかり伸ばした状態で丸一晩。翌日には、シワが大分伸びてくれます。デニムパンツ、Tシャツ、インナーなど、広げるスペースさえあればどんなものでもイケるかと思います。
ポイントは、なるべく風通しの良い、固くて平らな場所で干すことです。我が家のムダに広いリビングも、こういうときには役立つものだとしみじみしています。
ついでに何か重しがあれば、もっときれいに仕上がるかもしれません。ものによっては、寝押しという手も使えそうです。
シワはこれで何とかなりますが、ほかにも洗濯の色落ちなど課題は山積みです。ズボラでも続く方法できれいに洗濯ものを仕上げられるよう、試行錯誤が続きます。