家計の節約に役立てるための、2種類のカードを使ってポイントを無理なく貯める方法。
今回は、買い物でついてくるポイントを無理なく貯める方法をお話します。
私は長年「楽天市場」のサービスを使っていますが、最近はいつの間にかポイントが貯まっていると感じることが多くなりました。貯まったポイントで日用品を買うなど、家計の節約にも役立っています。
手持ちでよく使うのは、「楽天カード」と「楽天デビットカード」の2種類。2種類のカードを使うと、ポイントが貯まる機会も増えました。
基本はデビットカード
買い物は基本、クレジットカードではなくデビットカードを使います。デビットカードは即時引き落としで、クレジットカードのように借金せずに済むからです。
デビットカードの方が、自動家計簿サービスとも相性が良いです⇒ズボラな私でもできた、簡単に家計簿を続けるためのおすすめな方法
クレジットカードは引き落としまで時間差があるので、油断すると翌月の引き落としがとんでもないことになったりもします。その点デビットカードは口座にある分しか使えないので、安心といえば安心です。
(逆に言えば、口座にある分は自由に使えてしまいます。残高を少なくする、「買う」と決めたものしか買わないなど、無駄遣いを防ぐ対策も必要です)
最近はデビットカードに対応したお店が多いので、店頭での買い物にもカードを使うことが多くなりました。レジの精算も楽でポイントまで貯まるので、日々の買い出しで重宝しています。
各種料金支払いもカードで
電気・ガス・水道などの光熱費や、通信費の支払いなど。料金の支払も、基本はカードでした。今まではクレジットカードでしたが、変えられるものはデビットカードに変えています。
光熱費と通信費を合わせると、月に10,000円以上はかかります。これをカード支払いにすると、1ヶ月で100ポイント前後は貯まる計算です。
たかが100ポイントではありますが、ちりも積もればです。長い時間をかけるほど、ジワジワと効果が実感できるように思います。
クレジットカードを使う場面
最近はデビットカードメインですが、クレジットカードを使う場面もたまにあります。デビットカードに対応していないネットショップでの買い物や、高額な買い物のときです。
これは楽天市場の場合ですが、クレジットカード払いでポイントが最大7倍になるサービスがあります。私の場合、カード払いで6倍まで付くようになっています。
しかし6倍でも、数百円~数千円程度の買い物では大したポイントは付きません。が、値段が大きくなればなるほど、6倍の重みは増してきます。
最近では、お値段約10,000円の「逆転裁判6」の限定版をクレジットカード払いにしました。デビットカードだと100ポイントですが、クレジットカードだと600ポイントも付いてきます。
タイミングによっては、運良く「ポイント2倍セール」などをやっているときもあります。そういうときに買えば、10倍以上のポイントが付くこともあります。
ネット通販の活用
店頭で買えるものはなるべく店頭で買いますが、そうもいかないときがたまにあります。私の場合、掃除グッズをよくネットで買います。
洗濯に使うセスキ炭酸は、もっぱらネット通販です⇒洗濯機も洗剤も使わず、セスキ炭酸を使って洋服を洗う節約術
万能お掃除グッズの重曹も、ネットの方がお得です⇒重曹のおすすめ活用方法とは?掃除に洗濯、歯みがきまで使える万能グッズ。
近所の店でもあるにはありますが、ネットショップの方が量も多く、値段が割安なことが多いです。そのためひんぱんに使うものは、ネット通販のお世話になっています。
このとき送料をポイントで支払えば、その分安く上がります。貯まったポイントの使い道としては、送料が王道で使いやすいかと思います。
分散させずに1つに絞る
ポイントは分散させるよりも、集中させた方が溜まりやすく使いやすいです。私の場合、貯めるポイントは楽天ポイント一択です。
これはポイントを分散させないだけでなく、カードの持ちすぎも防ぐためです。ポイント目当てでたくさん作ってしまうと、後々の管理が面倒になります。
(TSUTAYAレンタルのためにファミマTカードも持ってはいますが、買い物では使っていません⇒節約の敵?クレジットカードとの上手な使い方とは)
カードを作るときは、メインで使う1枚に絞る方が安全です。カードは便利な反面、油断すると無駄遣いがかさむ諸刃の剣でもあります。
ポイントを意識し過ぎない
今まで言ってきたことと矛盾するようですが、「無理なく」ポイントを貯めるには、ポイントを意識しないことが一番ではないかと思います。
ポイントはあくまでオマケであり、ガムシャラに貯めるものではありません。数十円分のポイントのために神経をすり減らすのでは、本末転倒です。
楽天ポイントを貯めるにしても、ポイントを貯めるための買い物は無駄遣いです。あくまでも自分が必要な買い物で、自然な流れで貯められることが理想です。
お店のポイントも気にしない
カードのポイント以外にも、コンビニの電子マネー、スーパー、ドラッグストア、飲食店など、それこそポイントサービスは無数にあります。それら全てを追いかけていたら、こちらの身が持ちません。
私の地元のスーパーや商店街でもポイントサービスはありますが、どれも貯めていません。ポイントカードが増えれば財布もかさばり、買い物のたびにカードを出さねばならなくなるからです。
また、「ポイント5倍デー」のような、「お得な日」に合わせて買い物に行くのも面倒です。であれば最初から、ポイントのことは考えない方が楽だという結論に至りました。
意識するよりも意識しないものの方が、いつの間にか貯まっていることはよくあります。ポイント好きな人ほど、あえて距離を置く方がうまく付き合えるのではないでしょうか。
カードを使う機会が増えると、ポイントも貯まりやすくなります。食料やストック品の買い出しなど、使えそうな場面ではデビットカードを使うのもありかと思います。
けれどその分、余計な買い物をしないよう注意する必要もあります。かくいう私もたまに「デビットカードを使えば買える」という誘惑にかられることがあるので、気を引き締めねばなりません。