整理下手のズボラでも続く、コーディネートが10倍簡単になるクローゼットの収納術。

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今回は、整理が苦手なズボラでも簡単に続けられるクローゼット収納術をお話します。

クローゼットの中がスッキリすれば、コーディネートも楽に決まります。収納は見た目も大事ですが、一番は服の探しやすさと使いやすさが最優先です。

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服の量を減らす

ズボラが収納のなかをキレイに保とうと思うなら、まずは服を減らさねば始まりません。服の量を変えずに整理しようとしても、おそらく途中で挫折します。

整理が苦手な自覚のある人ほど、荷物は減らした方が良いです⇒整理整頓や掃除が苦手なズボラこそ、断捨離してミニマリストになった方が良い理由

服を減らすときは、シンプルに「着る・着ない」で仕分け。長らく着ていない服や傷みのひどい服は、優先的に処分します。服の量が多いなら、まずは1年を区切りにすると良いかと思います。

1年通して着なかった服は、今のあなたにとっては必要ない服ということです。去年袖を通さなかった服は今年も着ないし、来年・再来年も着る確率はほぼゼロです。

いきなり処分せずとも、最初は保留ケースを作って放り込んでおくのもありです。「保留ケースから3ヶ月出さなかったら断捨離」と決めれば、本当に着ない服だけを断捨離できます。

整理・整頓は片付けの後

世の中には優れた収納術が山ほど紹介されていますが、あれは整理好きな人だからできることです。ズボラが形だけ真似しようとしても、余計に収集がつかなくなる可能性が高いです。

なかには、収納ケース・突っ張り棒・すきま用ラックなどの収納グッズを次々に試している人も多いと思います。けれど結局、今もクローゼットはゴチャついたままということはないでしょうか。

今の時点でクローゼットの中が手に負えないなら、それは服の持ち過ぎということです。整理のためには、自分が無理なく管理できる量に収めることが大前提です。

クローゼットの中に直置き

収納グッズは必要最低限の方が、服の管理が楽になります。理想は、作り付けの収納に直置きできることです。

私もトップスやボトムスなど、たためるものは直置きです⇒洋服の断捨離、4回め。大好きなアウターやボトムスを片付けた理由とは

ケースを使うときは、シンプルなタンスが1つあれば十分。あれこれ増やすと、どこに何があるのか分からなくなります。

また、収納が増えれば、その分服を買い足したくなるのが人情。服をしまうスペースを新たに作らないのは、断捨離後のリバウンドを防ぐ効果もあります。

パッと見で全体を分かりやすく

なるべくむき出しで服を管理するのは、その方がパッと見で全体が分かるからです。クローゼットを開けた瞬間に目当ての服を見つけられると、本当に楽なのです。

私もそうだから分かるのですが、ズボラな人というのはものの位置をすぐに忘れます。そのため下手に収納を分けると、あちこちの棚を探し回るハメになります。

洋服はカテゴリーごとに分けようと言われますが、整理下手の場合「トップス・ボトムス・アウター・小物・インナー」くらいザックリしていた方が安全です。

トップスを分けるにしても、「半袖or長袖」くらいに留めた方が良いです。色・形・TPOごとなど細かく分けるのは、いらぬ混乱を招きます。

ローリング収納

服をしまうときは、列の一番後ろに戻す収納がおすすめです。色ごと・素材ごとに並べ替えの必要がなくなるので、服の整理が必要なくなります。

服が少ないと、この「ローリング収納」も楽にできます⇒持たない暮らしのファッション術。手持ちの洋服をフル活用する3ステップ

服を選ぶときは、列の一番前の服を着ます。トップスの列・ボトムスの列などと分けておいて、前にある服を選ぶだけ。コーディネートを考える手間もいりません。

万が一コーディネートが気に入らないときは、その後ろの服を選ぶなどすれば大丈夫です。着た服は再び後ろに戻せば、ローテーションは保てます。

服の定位置にこだわらない

見た目的には、グラデーションなどを意識した方がきれいになるのは確かです。けれど毎回決まった位置に服を戻すのは、地味に面倒。ズボラな人間ならなおさらです。

最初はきれいな状態だったのが、次第にバラバラに。それを元に戻すのも面倒だし、きれいな収納を維持できないこともストレスになってきます。

であれば最初から見た目にこだわらない方が、結果的に楽だと思います。戻す位置だけ決めればしまうのも楽だし、目当ての服を見つけるにも苦労しません。

服は、每日クローゼットの中と外を行ったり来たりします。出し入れが頻繁なものほど、収納はシンプルにした方が快適になります。

ポイントは、ひと目見て全体が分かるような状態にすること。整理が苦手な場合は完璧に見た目を整えずとも、着たいときにパッと取り出せさえすれば十分です。

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Posted by yayoi