常備して食費を月6,000円に節約。一人暮らしカレジョの冷蔵庫の中身はこれだ
一人暮らしでは、どういうものを冷蔵庫に常備するといいのか?食費を月6000円に節約にしているカレジョの、冷蔵庫の中身を紹介したい。
食材をムダにすることは、お金をムダにすることでもある。冷蔵庫の中身1つで、食費は高くも安くもなるのだ。
冷蔵庫の中身がゴチャつきがち、何を買っていいか分からないという人は、参考にしてみてほしい。
カレジョの冷蔵庫の中身
ただ、私は現在すでに冷蔵庫を断捨離してしまった。これからお見せするのは、まだ冷蔵庫を持っていた当時の中身だ。
当時の冷蔵庫の中身がこちら↓
これは、1週間分の買い出し直後の冷蔵庫の中身である。一部余計な食材も入っているが、おおよそこんな感じである。
一人暮らしということもあり、基本6割の収納率を心がけていた。そんなにたくさん買っても食べきれない。
以下からは、私が常備していた節約食材をみていく↓
1.納豆
肉がなかなか食べられない貧乏人にとって、メインのタンパク源は大豆食品だ。なかでも納豆は、高コスパで節約に役立つ常備食材であった。安ければ1パックが約60円で売っている。
私は安売りのときに3パックほどまとめ買いして、1日1パック食べていた。納豆は日持ちがいいので、少し暗い多めに買っても美味しく食べ切れるのがいいところだ。
ときどき豆腐を買うこともあったが、1人だと1パックを食べきるのもなかなか大変だ。オマケに傷みやすいので、常備には向かない食品である。安いからって大量に買うと泣きを見る。
2.たまご
たまごも、納豆に負けず劣らず優秀な節約食品だ。庶民が動物性タンパク質を摂るにはうってつけの食材である。通常で1パック200円、安いと1パック100円だ。
たまごは傷みやすいイメージがあるが、実はものすごく日持ちする食材だ。冷蔵庫に入れているなら、1ヶ月近くは持つ。納豆といっしょに常備することをぜひおすすめしたい。
3.もやし
コスパ最強の野菜、もやし。私はよく、料理のかさ増しに使っていた。1食分が20円で買える野菜はそうそうない。
ただし保存できるのは、冷蔵でも1週間が限度だ。夏場は冷蔵庫内の温度が上がるせいか、数日で危険な香りを醸し出していた。安いから買っていたが、正直ストック向きじゃないなと思う。
もしダメになりそうなもやしがあったら、いっそ冷凍保存してしまうのがいい。繊維が完膚無きまでに破壊され歯ごたえがなくなるが、腐らせるよりマシだ。
冷凍したもやしは簡単に砕けるので、使うときは袋のなかでほぐしてからパラパラッと投入すると便利。野菜炒めのみならず、ご飯ものなんかにも混ぜやすくなる。
4.作り置きの野菜スープ
それ以外の肉や野菜などは、全て買ってきた日に野菜スープにしてストック。それを1週間かけて消化していた。こうすると料理を作る手間から解放されて、料理嫌いでも自炊がはかどるのだ。
私が作っていたメニューはこちら⇒野菜を切るだけ。炊飯器でラタトゥイユ風煮込み~実録・一人暮らしの節約料理(29)~
もし家に炊飯器があるなら、適当な野菜と肉を放り込んでスイッチをONにするだけ。すさまじく楽なのに美味しいので、ぜひ作ってみてほしい。
5.オートミール
朝ごはんに食べるオートミール。本当は冷蔵庫に入れなくても大丈夫なのだが、当時の私は虫の食害が心配でなんでも冷蔵庫にブチ込んでいたのだ。
オートミールは、クエーカー社の2.52kgのものが送料込み2,500円ほどで買える。1箱で2ヶ月は持つので、それなりにコスパはいいんじゃなかろうか。
オートミールの話はこちらでも⇒不味くて続かないときにおすすめの、オートミールの簡単で美味しい食べ方。
オートミールはパンやご飯よりも栄養があり、お湯をかけるだけで食べられる。常備しておいて損はない食材だ。
6.(素焼きのナッツ)
ナッツも好きで、よくおやつ代わりに食べていた。1kg3,000円ほどで、1ヶ月持つ。1日100円と考えると、けっこう安い。コンビニでおかしを買うよりマシじゃなかろうか。
おすすめナッツはこちらで紹介中⇒健康生活は1日100円で手に入る。素焼きの無塩ミックスナッツの効果とは。
だが純粋に食費の節約を考えると、ほかにもっといい食材はたくさんある。ナッツは、安くて栄養のあるおやつを探しているときに限っておすすめしたい。
冷凍庫には冷凍鶏肉も
冷蔵庫だけでなく、冷凍庫も最大限活用する。私は、安い冷凍の鶏肉をストックしていた↓
楽天で安いブラジル産の鶏肉が売っている。1kgあたり45円である。
鶏肉についてはこちらで詳しく⇒ 冷凍鶏肉のまとめ買いで食費を節約。100g45円以下に値下げできる方法とは?
「ブラジル産なんて大丈夫なの?」と思われそうだが、味は問題ない。食あたりも無かったから、安全面でも大丈夫だろう。
ただし使うときは、あらかじめ解凍しておかないとカッチンカッチンで苦労する。あらかじめ解凍したものを、ジップロックなどで小分けにしておくのがおすすめだ。
冷蔵庫なしの場合はこうなった
冷蔵庫がない今は、食料のストックはこうなった↓
缶詰やレトルトくらいしかストックできないのではと思われそうだが、常温保存できる食材は意外と巷にあふれている。肉などの生鮮品だけそのつど買えば、冷蔵庫なしでも自炊はできる。
常温保存できる食材の紹介はこちらから⇒冷蔵庫なしでもOKな食べ物10選。消費期限を身体を張って調べた結果。
色々と買ってみた結果、季節ごとに常備するものも固定化してきた。ザッと見ていこう↓
1.たまご
冷蔵庫を断捨離してからも、たまごにはお世話になりっぱなしだ。たまごは冷蔵保存が基本ではあるが、常温でも2週間は持つ。真夏の時期でもだ。
たまごと言えばサルモネラ菌などの食中毒が心配だが、それは生で食べたときだ。しっかり加熱すれば、菌は死滅してしまう。
私はいつも、
・1週間で食べきる
・ゆでたまごにして食べる
ようにしているが、腹痛で病院送りになったことはない。早めに&加熱して食べれば大丈夫なんだろう。
たまごを常温保存するときは、日が当たらず温度が一定の場所に置くといい。なるべく空気に触れないように、気密性の高い容器に入れれば完ぺきだ。
2.高野豆腐
たまごと一緒にタッパーに入っているのは、乾物の高野豆腐だ。こちらは湿気に気をつければ、半年くらいは持つだろう。水に付けるだけで食べられるから、保存食としても優秀だ。
なんで高野豆腐なのかといえば、これは納豆の代わりだ。納豆の常温保存は危険なので、春から秋にかけては高野豆腐でタンパク質を確保している。
ちなみに高野豆腐は、水で戻すよりも熱湯で戻す方が美味い。米と野菜ごと雑炊にして煮込むと、出汁をしっかり吸い込んでいい味を出してくれる。これは鍋に入れたら絶対に美味しいやつだ。
3.キャベツ(真夏以外)
真夏以外の季節だったら、キャベツも一週間くらいは持つ。ほかの野菜に比べて水分が少ないからか、意外と傷むスピードが遅いのだ。
さらに値段自体も安い。春になって収穫量が増えたのか、最近は1玉100円ほどで売られることが多い。1週間持たせれば、1日あたり15円だ。
ただし生鮮食品を常温保存すると、高確率で害虫Gが寄ってくる。奴らに狙われないように、
・袋に入れてしっかりクチを結ぶ
・その上からフタの閉まる密閉容器に入れて保存
ということを徹底したい。
本当なら野菜もその都度買って食べきりにするのが理想だが、たまごなどと違って高い。毎日野菜を買うとすると、食費は月10,000円じゃとうてい収まらないだろう。
毎日買ってもお財布に優しい野菜はもやしくらいなものだが、栄養価じゃキャベツには敵わない。キャベツが保存できるうちは、ギリギリまでそちらに頼りたいものだ。
4.米
絶対に欠かせない主食、米。こちらは近所の知人から頂いたものである。実家で作ったものとだけあって、美味しい。
いつもはそのまま袋保存しているが、ペットボトルに詰めるスタイルはスマートに米が保存できていい。次に米を買ったら、こちらに移し替えようか。
5.オートミール
シリアルだから、当然ながら常温保存でよゆうだ。冷蔵庫がない暮らしの強い味方である。前にも言ったが、お湯だけで食べられるのが楽でいい。常にひもじいせいかもしれないが、私は味つけなしでもイケる。
こういうものも大量にストックしておけば、地震のときに役立ちそうだ。缶詰やレトルトもいいが、乾燥系のシンプルな加工食品はもっと日の目を見てもいいんじゃなかろうか。
6.ポップコーンの種
言わずもがなだが、ポップコーンは完全なるおやつだ。今のところ、週1で150gは消化している気がする。
大量に安くポップコーンを食べるにはどうすればいいか考えた結果、自分でつくるのが一番だという結論に達した。そこらで売っている袋入りのポップコーンじゃ全然足りないのだ。
以前はポップコーン用マシンも持っていた。それを断捨離したときの話はこちら⇒愛用の家電でも捨てる。粗大ごみを無料で処分せよ~カレジョの断捨離実践記~
今は鍋で種を煎る王道の作り方だが、くり返し作るうちに腕が上達した。万が一にも機会があれば、熱々のポップコーンをどこかで振る舞いたいものである。
7.塩
我が家の唯一の調味料、塩。以前は色々と調味料を持っていたが、最終的にこれだけが残った。
以前使っていた調味料の話はこちら⇒節約系ミニマリストの食事に必要な、調味料の種類とはどれくらい?
液体系の調味料は、常温保存だと味が落ちてしまう。その点塩は、いかなるときでも安定のしょっぱさで安心(?)する。
私は塩味さえついていれば、大抵のものは食べられる人間だ。むしろシンプルな味付けの方が、素材の味を楽しめていいんじゃないかとすら思っている。
8.ごま油
いちおう、油も持っている。だが料理に使うのではなく、もっぱら使いみちはポップコーンを作るとき用だ。
ほかにも安い油はたくさんあるが、植物油脂などのことが気になりだしてから手を出さなくなった。安くて健康そうな油というと、ごま油くらいしか思いつかなかったのだ。
ごま油を使うと全てが中華風になるが、そこまで料理の味を壊すものでもない。ごまの香ばしさがプラスされると絶妙なハーモニーが生まれるので、ぜひ使ってみてほしい。調味料としてサラダなどにかけるのもおすすめだ。
納豆(冬限定)
とてつもなく寒い時期限定だが、納豆も常温でストックする食材だ。やはり高野豆腐よりも、安い納豆の方が庶民にはいい。
ただ、1回の買い物で1パックしか買えないのが面倒くさい。こういうときだけは、冷蔵庫があると便利だなあと思う。
これらのものを冷蔵庫にストックしておけば、食べるものには困らない。後は米などの主食と組み合わせれば、立派な料理が出来上がる。
毎週の買い出しではこのメイン食材をそろえつつ、+αで足りないものを買うのがおすすめだ。