一人暮らし初の大仕事は、鳩が汚したベランダのふん掃除でした
一人暮らし初日、引越ししたての私が最初にした仕事。それは、鳩のふんで汚れたベランダの掃除でした。今回は、引越直後に鳩ふんとの孤独な闘いを繰り広げた話です。
(この記事には、汚い画像が数多くあります!見たくないという場合は、本文を読まないことをおすすめします)
鳩のふんがひどかった
さて、心の準備は大丈夫でしょうか。こちらが問題のベランダです。
ベランダの左半分を占拠する、ふんの山。よく見ると、鳩の羽もチラホラ落ちていますね。
被害が大きいのは、ベランダの左半分のみ。ベランダ中央と右エリアは、幸いにも鳩ふんには侵食されていませんでした。
このふんは、入居前の内覧のときにも気にはなっていました。が、「管理事務所が何とかしれくれるかもしれないし」などと甘いことを考え、その場はスルーしてしまったのです。
私が内覧した話はこちら⇒1日で決める一人暮らしの部屋探し、UR賃貸住宅で事故物件を見つけたときの話。
そうしていざ来てみれば、ご覧の有り様です。せめて内覧のときに一言いっておくべきでした。
まずは掃除だ
念のために管理事務所に相談したものの、「入居者本人の責任で」と言われました。しょうがなく、私は応急処置の掃除を試みることにしました。
まずは、100円ショップでデッキブラシとバケツを買ってきました⇒単身引越しの、1日の流れ。30代枯れ女、ついに一人暮らしへ
バケツに目一杯水を張り、濡らしたデッキブラシでゴシゴシこすってみました。まだ新しいふんは意外と落ちるものの、時間が経って固くなったものはどうしても取れません。
「何か、こそげ落とせそうなものはないだろうか?」。ダンボールの中を色々と物色した結果……
ありました。「何かの役に立つ」と、母に持たされた割り箸。このときは母に感謝しました。
とにかくも、これで掃除がはかどります。デッキブラシでも落ちなかったふんは、割り箸の先でゴリゴリと削り落としました。
そして30分後。汚かったベランダはこうなりました。
やればできるものです。デッキブラシと割り箸の力で、ほとんど落とせました(端の方の白っぽいものは、元々ベランダの塗装がはげていたところです)
しかし、私の仕事はこれからが本番でした。
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排水口も酷かった
ふんを落としたとき、私は大きなミスをやらかしてしまいました。それは、「落としたふんをそのまま水に流した」ことです。
私がふんを流した先にあるものは……
そう、排水口(これは掃除後の写真)です。自然の川ではあるまいし、流したものがそのままどこか遠くへ行くはずなどなかったのです。
案の定、排水口の溝には、長年溜まった汚泥がびっしりこびりついていました。いくら水で流そうとしても、これは流れそうにありませんでした。
せっかくここまで掃除したのに、この泥を落とさねば解決にはならない。数分後、私は割り箸とビニール袋を持ってベランダに降り立ちました。
割り箸で汚泥をすくい上げ、それをビニール袋へ。地道な作業をひたすら繰り返しました。
ベランダの床が30分なら、排水口にかかった時間は1時間。風は強いし暗くなって寒くなるしで、体力をごっそり持っていかれました。
掃除前の写真はないのですが、代わりにこちらの画像を。
汚泥入りビニール袋です。私の孤独な闘いの証でもあります。これを燃えるゴミに出して、この日の掃除は終わりとなりました。
せっかく掃除したのに、翌日……
そして翌日。ベランダを見てみると……
ハトたち、明らかに我が家のベランダが気に入ってます。どうも、隣の空き部屋がハトの巣窟となっている模様。空き部屋のことは私ではどうにもできないので、管理事務所に言うしかありません。
それでも、自分のところはきれいにしておきました。隣部屋のふんは、もっと深刻そうです。
引越し早々、厄介な問題が出てきました。私と鳩との闘いは、まだ始まったばかりです。隣の鳩の巣窟の問題も含め、今後の対策を考えたいと思います。