シンプルコーディネート好きのミニマリストが実践する、引き算ファッションのコツ
今回は、シンプルなコーディネートを実現するための引き算ファッションのコツをお話します。私も元々シンプルスタイルが好きでしたが、ミニマリスト生活を始め、よりシンプルを追求するようになりました。
シンプルなファッションで私が意識しているのは、「余計なものは削ぎ落とす」ことです。ファッションも持たない暮らしと同じく、「何を残すか?」が重要なのだと思います。
私がコーディネートで大事だと思うのは、「動きやすくて快適に過ごせる」ということ。ここを出発点に、自分なりのシンプルスタイルを考えています。
色・柄をシンプルに
まず気を付けているのは、色・柄がシンプルなこと。これは元々の好みと、派手な色使いや柄ものはハードルが高過ぎるという理由からです。
10~20代はまだ良いのですが、30を超えるとだんだん無理が出てきます。それらを着こなす努力をするより、流れに逆らわない方が気楽におしゃれを楽しめました。
色は2~3色+差し色
色が4~5色もあると、着こなしがバラバラに見えます。そこで、トップス・ボトムス・アウターで、合計3色までに抑えるようにしています。
その3色も、なるべく同系統でまとめるとスッキリします。これが赤・緑・青のように分かれていると、子供っぽく見える危険性もあるのです。
私が良く使う色は、黒・白・焦げ茶・ネイビー・カーキなど。この5色はどんな風に合わせてもそれなりの統一感が出るので便利です。
ただその一方で、まとまり過ぎてつまらないと感じることもしばしば。その解決法として、バッグや巻きものなどの小物に派手な色を持ってきています。
私が差し色でよく使うのは、原色の赤。無難な色使いの中に赤があると、コーディネートをグッと華やかにしてくれます。
特に、赤いバッグが1つあると便利です⇒おしゃれ上手は節約上手。今ある洋服でコーディネート楽しむ方法とは 場所は「おしゃれをしたいときの一工夫」です。
柄は単色のボーダーかチェック
柄もシンプルに、基本は無地です。その上で柄ものを使うときは、単色のボーダーかチェックを選んでいます。
ボーダーは縞が細いものの方が、着こなしが楽になると思います。チェックも明るい色より、黒などシックな色合いが使いやすいです。
もしくは、「一見すると無地だけど、よく見ると柄が入っている」ような服。細かい部分でおしゃれを演出すると、何となく上級者っぽい雰囲気がかもし出せます。
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装飾も控えめなもの
20代の頃はスパンコールや大判のプリント柄、レースやリボン付きの洋服もいくつかありましたが、今は全て断捨離。飾りはジッパーか小さめのポケットくらいでちょうど良くなりました。
装飾が多すぎる服や、動きにくいと思う服は処分しました⇒洋服の断捨離、4回め。大好きなアウターやボトムスを片付けた理由とは
その飾りも全面に押し出されているのではなく、目立たない部分にあることが理想です。派手すぎず無味乾燥すぎず、控えめな存在がシンプルな中にもおしゃれが光るように思います。
裏地におしゃれな生地が使われていたり、袖のサイド部分に飾りボタンが付いているなど。自分にしか見えないような部分こそ、良い仕事がしてあると気分に張りがでます。
小物を足し過ぎない
アクセサリーなどには頼らず、衣服だけでキメるのもシンプルファッションのコツかと思います。使うにしても、小さめのネックレスやブレスレットに留めておくのが良いです。
衣服だけでおしゃれに見せるには、プチプラよりも高い洋服の方がおすすめです。高い服は生地や縫製がしっかりしていて、1枚で着ても様になるという効果があります。
逆にプチプラファッションは1枚で勝負せず、高い小物やアウターと組み合わせる「足し算のファッション」だと思います。シンプルな着こなしを目指すなら、プチプラは使わない方が近道です。
私も、普段使う小物は帽子くらいです。後は手持ちの服を普通に着ているだけですが、「質の良さ」を意識し始めてからは前より着こなしに自信が持てるようになりました。
シンプルファッションのコツは、「何を捨てて何を残すか?」ということ。あれもこれもと追いかけず、着こなしで大切にしたい1点を決めるのです。
「女性らしさ」「オンオプで使えること」など、残すものは人それぞれだと思います。まずは、「自分はどんなスタイルを目指すのか?」を考えてみるのはどうでしょうか?