【月6000円】ズボラでも一人暮らしの食費を節約できる、超具体的な14のコツ。
つい先日、1ヶ月の食費平均が6,000円以下になった。どんな風に食費を節約していったのか、その具体的な方法を紹介したい。
ガムシャラに削ろうと思ったわけでもないのに、気づいたら食費が減っていた。いかに栄養を損なわず、楽に自炊するかを突きつめていった結果だ。
安い食材を必死に買い求めたり外食を禁止しなくても、食費は安くできる。これから食費節約にチャレンジしようというときは、参考にしてみてほしい。
食費10,000円以下の道
普通の食生活の人が、いきなり食費6,000円というのはキツいと思う。まずは、月10,000円以下を目指すのはどうだろうか。
以下、月の食費10,000円を達成するために今からできることを紹介する↓
米は自分で炊け
食費の大半は、米などの主食だ。サトウのごはんも値上がりする昨今、食費を節約するなら炊飯くらい自力で済ませたい。
今は炊飯器がなくても、電子レンジ1つでご飯が炊けるグッズもある。料理嫌いなめんどくさがりでも、これなら簡単に暖かいご飯が食べられる。
もし炊飯器がなくても、フライパンで炊飯はできる。やり方はこちら⇒炊飯器なし。フライパンでご飯を炊くことに挑戦~実録・一人暮らしの節約料理(4)~
ご飯にこだわらなければ、おかゆが一番簡単だ。米1/4カップに対し、水1カップで煮込めばできる。おかゆは失敗も少ないので、自炊初心者にはぜひおすすめしたい。
安い食材を知れ
安い食材を買えば、それだけ食費は削れる。安売りを狙うのもいいが、買えたり買えなかったりで安定しない。元から安い物を買う方が、精神的にも楽だ。
私がおすすめの安い食材はこちらで紹介中⇒【祝】食費月6,000円を達成した、一人暮らしカレジョおすすめの超節約買い物リスト。
絶対に欠かしたくない食材は、
・もやし
・たまご
・米
くらいだろうか。困ったときは、この3つの常備しておけば何とかなる。
近所の店は全てチェックしろ
職場の駅の近くや自宅周辺など、通うのが楽そうなスーパーは全部チェックしておきたい。そのなかで特に安い店があれば、そこをメインに使う。
ほかの店も、たまにセールで安売りするときがある。時間があるときは、チラシを駆使して特売をチェックするのもいい。閉店間際に、値引き品を買うのもありだ。
いくつか店を回っていると、どの食材がどのくらいで買えるか相場が分かってくる。最安価格を狙わずとも、相場の値段で買えればよしとする。あまり安さを求めるのも面倒だ。
近所がどれくらいの距離かという問題もあるが、私は自宅から歩きで10分くらいだと考えている。毎日通うとなると、それ以上離れていると面倒くさい。自転車があるなら、半径1km圏内はセーフだろうか。
1回の買い出しを1500円以内に収めろ
私の経験上だが、食材の買い出しは週に1回まとめ買いするのが楽だった。1回の買い出しは、1,500円以内に抑えられるのがベストだ。
週1回で1500円の買い物なら、月6,000円の計算になる。残りの4,000円は米やパスタなどの主食と、突然の外食に備えて取っておきたい。
私が1回の買い物で買っていたのは、
・納豆×3パック
・もやし×3袋
・たまご1パック
・安売り野菜など4種
・鶏むね肉300g
くらいだった。これで大体、1,200~1,500円に収まる。
食材のまとめ買いがおすすめなのは、買い物回数が減らせることも理由の1つだ。買い物が増えれば、その分無駄遣いの危険性も増える。
我が家には冷蔵庫がないので、食材はほぼ毎日買ってこないといけない。すると、どうしてもお菓子やパンに目移りしてしまう。まとめ買いしていた頃に比べ、無駄な買い物が少し増えたようにも思う。
冷蔵庫の中身は週1でカラにしろ
そして冷蔵庫の中身は、週1で空にする。冷蔵庫を空っぽにする習慣を付けると、食材の二重買いや腐らせてしまうことが無くなる。
もし今冷蔵庫の中身があるなら、それが無くなるまで買い物にいかないチャレンジをしてもいい。残り食材を使い切るのにかかった日にちで、自分の食べる量も分かるだろう。
1週間で食べきることを考えると、どんなものでも安心して買える。冷蔵庫にさえ入れておけば、たとえ生ものでも痛みはしないものだ。
食べきれないときは冷凍庫をつかえ
それでも人間、ときにはミスもする。食材がヤバそうだと思ったら、冷凍庫に避難させれば大丈夫だ。
かくいう私も、傷みそうなもやしを冷蔵庫に移したりしていた。フニャフニャで歯ごたえが無くなるのだが、ダメにするよりはマシだ。
冷蔵庫はせいぜい10日前後が限界だが、冷凍庫なら数ヶ月持つ。買い物の暇がないというときは、冷凍保存をメインにするのもありだ。
数日分をまとめて作ると楽
料理好きでないと、毎日の自炊は辛いかもしれない。そこでおすすめなのが、1週間分をまとめて作ってしまうことだ。
私はよく、炊飯器で野菜を煮込んで小分けにしていた。詳しくはこちら⇒野菜を切るだけ。炊飯器でラタトゥイユ風煮込み~実録・一人暮らしの節約料理(29)~
煮込み野菜とご飯で、よくこんなものを作っていた↓
ご飯と野菜スープを一緒くたに温めただけの、超ズボラ飯だ。味も極うすだった。
私はこんなご飯でも大丈夫だったが、1週間同じだと飽きる可能性もある。そこは味付けを変えたりご飯やパスタと組み合わせたり、アレンジできる方法があるといい。
月1,000円くらいを自由なお金にする
食費は削りすぎると、ストレスが溜まる。月に1000円くらいは、好きなものを食べる予算に当てることをおすすめしたい。
節約中によけいなものを買うと、無駄遣いしたという罪悪感が生まれやすい。これが続くと食費の節約が嫌になってくるから、わざわざ専用の予算を作っておくのだ。
週末にごほうびスイーツを買ったりカフェでコーヒーを飲んだり、息抜きも必要だ。ただ締めるだけが節約ではない。
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月6,000円以下の道
月10,000円に慣れてきたら、6,000円以下にチャレンジするのもいい。私がやっている方法を、以下から紹介する↓
ご飯をかさ増ししろ
お金のかかる米を、いかに長持ちさせるか?これが食費を削るコツだ。5kgの米ならば、2ヶ月半~3ヶ月は持たせたいところだ。
そこで私は、こんな感じでご飯をかさ増ししている↓
・おかゆ状にする
・もやしやキャベツなどの安売り食材でボリュームを増やす
この方法だと、1回のコメの量が1/4カップで済む。ちょうど3ヶ月弱は持つ計算だ。
ご飯に限らず、大体のメニューはもやしでかさ増しできる。料理の具材が足りないときは、とりあえずもやしを足しておけばOKだ。
作るメニューを固定しろ
作るものが毎回同じなら、買う食材も同じで済む。安い食材中心なら、安定して食費を低く抑えられるのだ。
私がよく食べているものはこちら↓
食材を鍋で煮込んだだけの雑炊だ。写真だととり肉を使っているが、普段はたまごと高野どうふだ。一食あたり、130円で済む。
さらにこの雑炊、作るのがとてつもなく楽。どんなに料理が苦手でも簡単に作れるので、ズボラな人は一度試してみてほしい。
詳しいレシピはこちら⇒【1食130円】一人暮らしの超簡単な自炊レシピ、枯れ飯の作り方。
3食キッチリ食べようとしない
3食しっかりとろうとすると、どうしてもお金がかかる。私は夕飯をしっかり食べて、ほかを軽めに済ませる食生活を送っている↓
・朝…茶碗1杯のオートミール
・昼…基本はなし。どうしてもお腹が空いたときは軽食
・晩…食材を煮込んだ雑炊
という感じだ。月10,000円なら、昼も1日200円くらいは使えるだろう。
私はよく、昼ごはんの代わりに素焼きのナッツを食べていた。詳しくはこちら⇒健康生活は1日100円で手に入る。素焼きの無塩ミックスナッツの効果とは。
元々がインドア派の在宅ワークなので、たくさんのカロリーはいらない。さらに夜は9時寝を心がけることで、余計にお腹を減らさないようにもしている。
オートミールの活用法
オートミールはマズいという声も多いが、そこまで食べられないほどじゃない。確かに味はないが、むしろその薄味が健康によさ気だ。
私の食べ方はこんな感じ↓
・カップにオートミールを入れ、熱湯を注ぐ
(・ハチミツをかけ、10~15分ほど放置)
・ちょうど良い感じにふやけたものを食べる
以前は、甘みがほしいのでハチミツを使っていた。よりご飯っぽくしたいときは、みそ味やコンソメ味もおすすめだ。
オートミールは、水に浸けるとかさが倍くらいに膨れ上がる。カップ半分くらいでも、10分待てば満杯になるのでオトク感も高めだ。
そのまま食べるだけでなく、細かくすれば揚げ物のころもなんかにも使える。料理のカロリーダウンをしたいときにもいい食材だ。
油はなるべく使うな
食用油は地味に高いので、なるべくなら使いたくはない。煮込み料理中心にするか、食材の油を利用するといい。
私はよく、鶏皮の油を再利用していた。詳しくはこちら⇒もっと食費を節約したいときにおすすめの、市販の食用油を使わない調理方法。
鶏皮の油はそのままでも旨味があるから、料理が美味しくなる。これでチャーハンなどを作ると、いい感じに仕上がったものだ。
メインの飲料は水道水
一人暮らしを始めてから、飲み物にお金を使わなくなった。今は喉が渇いたとき、水道水をそのまま飲んでいる。
水道水については賛否両論あるが、そこまで目くじらを立てるほどでもないと私は思う。料理に水道水を使うことを考えれば、飲み水が水道水でもいいはずだ。
どうしてもそのまま飲むのは嫌な場合、沸騰させてから冷ます方法もある。多少だが、独特の味がなくなって飲みやすくなる。
夏はぬるい水になるのが難だが、冷たいものの摂り過ぎないで済む効果もある。夏バテ気味の人は、あえてぬるい水を飲むのもいいと思う。
食費の節約は、慣れれば難しくない。いかに安い食材を見つけて、自炊の手間を減らすかにかかってるんじゃなかろうか。
月の食費が10,000円になるだけでも、助かる人は多いはずだ。今からできる食費の節約術、ぜひ試してみてほしい。