なぜお金の散財癖が直らない?節約したいけどできない2つの理由。
なぜ、節約したいのにできないのか?お金を散財する癖が直らない理由をお話します。
私も支出がなかなか減らない人間ですが、その原因を考えると大きく2つに分かれるんじゃないかと思っています。どちらも節約の基本なのに、実際守れる人は少ないのです。
分かっちゃいるけど止められない、節約を邪魔する2つの大きな壁とは?詳しく紹介します。
節約が続かない理由とは?
節約ができない理由は、この2つしかありません↓
・家計のどこが無駄な支出なのか分からない
・無駄な支出と分かっていても止められない
改めて言われると、そんなことは分かってるという理由しかありません。が、無駄な支出をハッキリさせて止められないからこそ、節約に悩まされるんじゃないでしょうか。
以下、それぞれの理由について見ていきます。
1.どこで無駄な支出をしているか分からない
まずは、無駄な支出の出どころが分からないパターン。無駄遣いしてるつもりはないのに、お金が貯まらないという状態です。
無駄な支出を見えるようにするには、お金の使い道を1つ1つチェックして見直さないといけません。そのためには、家計簿などに支出をメモすることが必要です。
私が今使っている家計簿は、自動的に記録できるネット家計簿です。詳しくはこちら⇒家計簿を楽に続けるコツとは?ズボラが実践中のアプリ活用術。
私も家計簿を付けてなかった頃は、自分の無駄遣いを自覚していませんでした。改めて支出を記録して見ると、意外と自分がどこでお金を使ったのかを覚えていなかったのです。
支出を覚えていないということは、ぼんやりとお金を使っているということ。そうやって無意識に買い物する癖が、無駄遣い・散財という形で出てくるんじゃないでしょうか。
特に街のスーパーやコンビニは、物を売る工夫があらゆるところに散りばめられています。意識して気を付けないと、予定外の支出がどんどん増えていくのです。
スーパーなどで買い物する80%は、無計画な買い物というデータもあります。詳しくはこちら⇒80%の買い物は無計画。節約を邪魔する「知らぬ間の無駄遣い」とは
ずは1週間、レシートを全部取っておいて支出をメモするのはどうでしょうか。お金が貯まらない自覚がある人ほど、忘れている無駄遣いが多いです。
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2.無駄な支出と分かっていても止められない
ふたつ目は、分かっていても無駄遣いを止められない場合です。好きな趣味があったり、買い物でストレス発散することは誰しもあるんじゃないでしょうか。
かくいう私は、30を過ぎた今もオタク趣味が止まりません。ゲームやオタクイベントへは、毎月何だかんだでお金を出しているのです。
生活に直接必要なものではないので、単純に考えると明らかな無駄遣いだと思います。が、私の中では、オタク支出は人生を楽しく過ごすためには欠かせない出費です。
私のオタク支出は、毎月5,000~10,000円の間くらいです。取りあえず、平均のオタク支出が数万円を超えなければ良いかと思っています。
ストレス解消のための支出も、最近は気晴らしでパンの買い食いが増えてきました。普段の食事が質素なせいか、ときどき無性にベーカリーのパンなどを食べたくなってきます。
我慢しすぎると気が滅入ってくるので、毎月500~1,000円くらいの範囲で買うことにしました。あえて、無駄遣いするぞと自分に言い聞かせて無駄遣いしています。
無駄遣いと言っても、生活に困らないくらいの金額ならあえて無視しても良いかもしれません。私の無駄遣いも、オタク趣味と買い食いに限られます。どんなに高くついても、20,000円がせいぜいです。
問題は明らかに出費が多かったり、後悔があるのに止められない場合じゃないでしょうか。生活や心にマイナスの影響がある無駄遣いというのは、依存といえるかもしれません。
お金を使うことに依存してしまうのは、何らかしか心に不安や不満があるサインです。どんなときに買い物をしたくなるのか、自分の心をチェックした方が良いかと思います。
自分では冷静に考えられないときは、プロのカウンセリングを受ける必要があるかもしれません。買い物のたびに苦しい思いをしているときなら、臨床心理士に相談してみてください。
無駄遣いが止まらないのは、やはり自分のお金の使い方に原因があるからだと思います。単純に支出の内容が分かってないのか、止めたくても止められないのかハッキリさせることです。
どんな場面、どんなタイミングでお金を使ってしまうのか、もっと意識することが大事じゃないでしょうか。