整理整頓が苦手でも続けられる部屋の片付け方6つ。きれいはこうすれば保てる。
整理整頓が苦手でもできる、きれいな部屋が続く片付け方の話です。
部屋の片付け自体に、整理整頓のスキルはいりません。私も元は机の上が散らかりっぱなしの人間でしたが、今はスッキリした部屋を保てています。
整理整頓が苦手なことと、きれいな部屋を両立させるにはどうすれば良いのか?片付けのコツを紹介します。
整理整頓が必要ない部屋に
整理整頓が苦手なら一番良いのは、最初から整理整頓がいらない部屋にしてしまうことです。収納が苦手なのに、無理にしまおうとしなくても良いんじゃないでしょうか。
では、整理整頓がいらない部屋とはどんな部屋なのか?それは、収納や整理が必要な荷物が少ない部屋ということです。
整理整頓が苦手というのは、管理できる荷物の量が少ないということだと思います。自分がしっかり整理できる量よりも多く荷物を持っているから、部屋が散らかるのです。
なのに本やテレビで紹介されている整理術は、たくさんの荷物をいかにキレイに収納するかということしか教えてくれません。だから、いくら整理整頓を頑張っても、きれいな部屋が長続きしないのです。
本当に部屋をきれいにするなら、荷物そのものを減らす方がズボラには効果的。あれもこれもと、たくさんの荷物を抱え込まない方が楽です。
荷物を減らすといっても、どんな物から手を付ければ良いのか?やりやすいコツを以下から紹介します。
1.今使っている物以外は捨てる
物は、使ってこそ役に立つもの。今の暮らしの中で使っているもの、ないと困るもの以外は、捨ててしまう方が良いです。
必要なものかどうかという基準は、一年のうちに何回使ったか考えると分かりやすいです。もし一度も使ってないなら、その荷物はもう断捨離できます。
特に、「いつか」というワードが出てくる荷物は要注意です。詳しくはこちら⇒ミニマルなファッション生活の大敵、「いつか着たい」服を断捨離する7つのコツ。
私も経験があるのですが、いつか使うかもと思っているものは、大体使わずに終わります。普段は存在を忘れているので、結局使えないのです。
今は本当に使っているものしか家にありませんが、部屋だけでなく心の中もスッキリしたと感じます。理由は多分、「いつか使うかも」という不安やモヤモヤがなくなったからです。
もし「いつか必要なとき」が来ても、それはそのとき考えれば良いと思います。本当にないと困るというなら、何としても手に入れようとするはず。未来のことは、未来の私に頑張ってもらいます。
2.好きなものは定期的にチェック
ただ、生活に必要なもの以外でも、捨てたくない荷物があることも。私の場合、趣味のオタクグッズのコレクションが捨てられません。
しかし自分が好きなら、無理に捨てる必要はないとも思っています。辛い思いをしてまで断捨離するのは、精神的にも良くないんじゃないでしょうか。
ただ、時々グッズを見直して「気が済んだ」と思うものは処分行きに。今後もグッズは増える一方だと思うので、チェックは欠かせません。
長年溜めたオタクグッズをチェックして、断捨離した話はこちら⇒ミニマリストを目指すオタクが断捨離した経験談。大量のグッズを片づけは疲れます。
捨てるなら最初から持たなければ良いんじゃ?と言われそうですが、好きなものはやはり欲しいです。グッズへのときめきが続く間は、手元に起き続けたいと思います。
3.買い物袋・手紙は10分以内に片付ける
日々の中で増える荷物は、自分で買ってきたものや手紙など。買い物袋や手紙は、家に入って10分以内に片付けられるかどうかが大事です。
もし後で良いやと放ったらかしにすると、その日1日は片付けずに終わる危険性が大。後回しにすればするほど、面倒くささが増して片付けたくなくなるのです。
私は手紙を置きっぱなしにすると、1~2週間はそのまま放置するズボラ。買い物の荷物も、腐らない物はずっとビニールに入れっぱなしです。
そんな昔の反省を踏まえて、今は床に座る前に荷物を片付けています。買い物の荷物は、決まった場所に収納を。手紙は中身を読んで、捨てるなりファイリングするなり仕分けています。
書類を仕分けるコツはこちらでも紹介中です⇒いらない書類を処分するコツとは?片付けられない女が処分できた方法。
最初にほんの少し、「面倒くさい」という気持ちを乗り越える気持ちを持つことです。何度も繰り返していれば、すぐに片付けるクセは必ず身につきます。
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4.よく使うもの用の収納箱を作る
よく使うものほど、専用の収納箱に入れると便利です。収納箱を手元に置けば、出してしまうのがとても楽になります。
私は良く、スマホや読みかけの本を収納箱に入れていました。詳しくはこちら⇒探し物が見つからない人必見。散らかった部屋が片付く収納ケースの効果的な使い方。
使い終わったものは、そのつど元の場所にしまうのは片付けの基本。が、整理整頓が苦手な人間にとっては、元の場所にしまうことすら面倒に感じはしないでしょうか。
元の場所にしまう面倒なら、しまう場所を自分の近くに移せば解決します。自分が収納に合わせるのでなく、収納を自分が使いやすいように合わせることが片付けのコツです。
5.食べかけは捨てる
散らかった部屋をより汚くするのが、食べかけのお菓子など。食べ物系のゴミは、その場でさっさと捨てた方が安全です。
お菓子を食べきれないときに、取っておくこともあると思います。が、食べ切れないものは最初から買わない方が良いです。
特にズボラな人ほど、一度で食べないと忘れます。冷蔵庫の中身をチェックして、賞味期限切れの食べ物や食べかけが見つかった人ほど要注意です。
食料の存在を忘れてしまう場合は、冷蔵庫がカラになるまで買い出しに行くのを止めるのがおすすめ。一人暮らしの場合、割高でも小分けの食材を買った方が結果的にお得です。
また、食べ物を放っておくと、嫌な臭いが出ることもあります。コバエやGなど、害虫が湧く原因にもなるのです。
虫嫌いの人間にとっては、生ゴミの放置は絶対にやってはいけないことです。私がやっている虫対策はこちら⇒虫が苦手な一人暮らし女が、アパートの部屋でやっている7つの虫対策。
食べかけだけでなく、食べ物の空き容器もすぐに片付けるのがおすすめです。プラスチック製のパックは、水で軽く洗ってから捨てれば清潔。できれば、プラ用と燃えるゴミ用で袋は分けると良いです。
6.洗い物はハンガーにかけっぱなしもあり
部屋の中に、脱ぎっぱなしや洗いっぱなしの洋服が散らかってはいないでしょうか。もしたたむのが面倒なら、ハンガーにかけっぱなしで収納するのもありだと思います。
服を全てハンガーにかける場合、クローゼットのポールに収まる分まで服を減らさないといけません。たたんでしまう場合に比べて、半分~1/3くらいの収納力になると考えた方が良いです。
服が捨てやすくなる基準は、こちらで紹介しています⇒洋服を断捨離する基準を知れば捨てる量が増える。ズボラ女も成功した5つの処分方法。
収納スペースを節約するなら、たたんでしまう方が効果的。が、ズボラな人は、なるべく面倒を避けた方が片付けやすいのも事実です。
ハンガーにかけにくい下着や伸びやすい服は、いっそカゴの中に放り込むというのもありかもしれません。服の量が少なければ、カゴに入れっぱなしでも大きな不便はないんじゃないかと思います。
整理整頓が苦手な人ほど、荷物をは少ない方が良いです。苦手なものを伸ばそうとするより、簡単にできる方法に変えた方がストレスも溜まらないんじゃないでしょうか。
いかに今ある荷物を整理整頓するかではなく、簡単に片付けられる量まで荷物を減らす。部屋をきれいにするには、考え方を変えることも大事です。