暖房・光熱費を節約せよ。エアコンに頼らない寒さ対策を考える。
秋に入って、急激に寒くなってきた。もう少し経つとエアコンやストーブが恋しくなるが、あまり頼ってばかりだと光熱費が高くついてしまう。
そこで冬がくる前に、暖房器具に頼らない寒さ対策を考えてみることにした。私の実践も混じえて紹介したい。
1.着こむ
服を着込むのは、手軽にして効果の高い寒さ対策だ。冷えやすいポイントを特にカバーすることで、驚くほど暖かくなる。
よく言われるのは、「首」を暖めることだ。さらにプラスして、こんな場所を暖かくするといい↓
・頭、顔
・首
・手首
・足首
これらはどこも外の空気にさらされやすく、大きな血管が通っている部分だ。
全身をめぐる血液が冷えると、身体もその分冷える。血管を温めることで、効果的に寒さを防げるのだ。
私も真冬は、手持ちのなかで一番厚いジャンパーを頭からすっぽり着込んでいる。ジッパーを上まで閉めて首までガードすると、実に暖かくてよい。
去年は足首のガードが手薄だっが、今年は登山用のくつ下がある。普通のくつ下のうえに重ねれば、かなり暖かくなるんじゃないかと思っている。
登山用くつ下を手に入れたいきさつはこちら⇒ご来光を見るための持ち物はこれだ。実録・超初心者が行く富士登山(2)
2.お白湯を飲む
温かい飲み物は内臓を冷えにくくしてくれる。身体のなかから暖まると、冷えの辛さも感じにくくなるものだ。
特におすすめしたいのが、お白湯だ。ただのお湯なのだが、逆にそこがいいと思っている。
お湯はただ沸かすだけでいいし、市販の飲み物のように砂糖などの余計なものも入ってない。飲みたいときに飲める気軽さが、ズボラには大きい。
お白湯の健康効果はこちらでも⇒お白湯健康法って本当に効果あるの?30代女が実感した6つのパワー。
私は電気ケトルで沸かしているが、保温できるポットにお湯を常備する手もある。光熱費の節約を考えると、朝に1日分のお白湯を沸かした方がいいかもしれない。
[ad#kijinaka]
3.体を動かす
部屋のなかでも、じっとしていると寒い。そんなときは、腕をグルグル回すだけでも身体が温まってくる。
お風呂上がりに、ストレッチやヨガをやるのもいい。私がいつもやっているヨガはこちら⇒ヨガをやったら、長年の生理痛が無くなって楽になった話。
さらに時間があれば、ウォーキングなどをできると理想的だ。運動で筋肉がつけば、冷え体質から直せる。
冬になるとランニングをする人が激減するが、むしろ寒い季節こそ運動のしどきじゃないかと私は思う。私も今年は、冬のウォーキングを頑張りたい。
寝る前に足が冷えるときは、ふくらはぎのマッサージやストレッチがいい。ふくらはぎも血管が集中している場所だから、血流をよくすると末端が温まる。
4.湯船に長く浸かる
寝る前にできる冷え対策なら、お風呂に入るのが一番いい。湯船に入らずシャワーだけで入浴を済ませるのは、冷えのもとだ。
ただ浸かるだけでなく、エクササイズも一緒にやると効果が倍増する。詳しくはこちら⇒PMS・PMDD対策に。お風呂で出来る簡単エクササイズ
ただ長く浸かるだけでなく、
・浸かる→上がる→また浸かる
のように入るとより温かさが長持ちする。私は最初にしばらく入ってから身体を洗い、最後にまた入るということをしていた。一人暮らしなら、どう入っても文句は言われない。
長風呂が苦手な人は、雑誌を持ち込んだり音楽を聞くのがいい。私がよく使っていたスピーカーはこちら⇒お風呂タイムに音楽でリラックス。おすすめ防水スピーカとは?
我が家にはシャワーしかないので、どうしても身体が暖まりにくい。なるべくお湯を長く浴びるようにして、湯上がりには即行で服を着るようにしている。
5.早く寝る
いくら温まっても、夜更かしすれば冷えてしまう。お風呂から出たら、まっすぐ布団に入る方がいい。おすすめのタイミングは、お風呂から上がって30分~1時間前くらいのタイミングだ。
お風呂の後に食事をするというときなどは、くつ下で完全防備する。さらにスリッパがあると、足元は完ぺきかもしれない。
暑さ対策はどうしても限りがありますが、寒さ対策はお金をかけずにできることが色々とあるのがいい。北海道などの寒い地方でなければ、光熱費は冬の方が削りやすいんじゃないだろうか。
年末は色々物入りなので、今年も暖房器具に頼らない対策を頑張りたいものだ。