【3日で断捨離】年末の片付けで、いらないものを捨てきるコツ
今年も残り2週間、年末に向けて大掃除や片付けの準備は進んでいるだろうか。仕事が忙しいと、結局ギリギリまでできないことも多いんじゃなかろうか。
そこで時間がなくてもできる、いらないものを断捨離しきるコツを紹介したい。時間の目安は、3日だ。
時間で考えると36時間、それだけあればできることは多い。キレイな部屋でのお正月を過ごすのは、まだ十分に間に合う。
1.気になる場所順に書き出す
限られた時間で仕事を終わらせるには、
・やることをしっかり決める
・決まったことをテキパキ進める
の2つが肝心だ。いきなり手を付けると、高確率で時間切れになる。
まずは片付けの前に、ターゲットとなる場所をしぼりたい。どのスポットの散らかり具合が気になるか、1位から順番に書き出してみる。
例えばこんな感じになるだろうか↓
1.クローゼット
2.押し入れ
3.キッチン
4.本棚
5.お風呂場
……
場所別に片付けを進めるのは、その方が時間をかけずにものの仕分けに入れるからだ。限られたところだけ進めればいいから、心理的な負担も軽い。
よく断捨離では、「もの別」の片付けがおすすめされている。私もブログでさんざん、もの別の片付けについて言ってきた。
こちらでももの別の片付けを紹介している。詳しくはこちら⇒ズボラ流、断捨離を簡単にするやり方。この順番なら誰でも片付くよ。
しかしもの別に片付けるには、一度ものを全出しするステップが欠かせない。時間がないなか、家中の荷物をもの別にかき集めるのは大変だ。これだけで半日終わる可能性もある。
今回は捨てることを最優先したいので、もの別に分けずガンガン断捨離する。ガラガラになった収納などをどうするかは、ひとまず置いておきたい。
ただ、空いたスペースにまた新しくものを増やすのは避けたい。それでは、また来年も断捨離するハメになってしまう。
2.いつ、どこを片付けるかリスト化
どこから片付けるか順番を決めたら、それを1日目・2日目・3日目に振り分ける。1ヶ所に付き何時間くらいと、おおよその見当をつけていくとやりやすい。
いきなり始めてもいいのだが、時間配分を間違えると後がつっかえて焦ることになる。大まかでもスケジュールを作っておけば、予定より進んでいるか遅れているかチェックできる。
どれくらい時間がかかるか分からないときは、とりあえず1ヶ所の一部分だけ片付けてみる。片付けにかかった時間から、ほかの場所の時間も割り出していく。
どうしてもスケジュールが組めないときは、とにかく手を休めずに片付けていくことをおすすめする。いいペースで片付いているなと思っても、スピードを緩めないことがコツだ。
3.「今」使ってないものは即捨て
ものを仕分ける基準も、アレコレ考えていると時間がかかる。ここはいさぎよく、「今使ってないものは捨てる」としたい。
使ってる・使ってないをどう判断するかは、そのものを使うイメージを具体的に言えるかどうかだ↓
・いつ?
・どこで?
・どんな風に?
少なくとも、この3つがすぐに出てくることが残すものの基準だ。
このどれかが不正確ということは、自分でもどう使うかよく分かってないということだろう。使いみちが分からないものは、いくら時間が経っても出番はこないものだ。
いつか使うかもと思ったものほど、どんどん捨てたい。詳しくはこちら⇒ミニマルなファッション生活の大敵、「いつか着たい」服を断捨離する7つのコツ。
仮に後から「アレがあったら使えたのに」というときが来ても、それはそれ、これはこれだ。足りないものは、その都度そろえればいい。
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4.売るとかあげるとかもう考えない
ただものを捨てるのでなしに、リサイクルすることを考えると断捨離がはかどりやすい。が、今回は売る・あげるなどのことが一切考えないようにする。
リサイクルまでするとなると、それだけで数日はかかる。売れるもの・売れないものの基準は、捨てる・捨てないの基準より考えるのが難しいからだ。
私が服をリサイクルするとき、苦労した話はこちら⇒断捨離で服を売るなら、まず買取業者を探せ。カレジョの断捨離実践記。
確かに、ものを捨てるのはもったいない。が、その申し訳なさこそが、もうムダにを増やすまいと決意させるんじゃないかと私は思う。ものを捨てる痛みを知れば、本当に必要か買う前に考えるようになる。
全てゴミに出すなら、処分は楽だ。とにかくゴミ袋に詰めていきたい。
5.分別は「燃える・燃えない・それ以外」
ただゴミに出すにしても、分別という問題がある。ここもあまり細かいことは考えず、燃える・燃えない・それ以外でザックリと分けたい。
それぞれの基準は、こんな感じだ↓
・燃えるもの…紙、布、プラスチックなど
・燃えないもの…ガラス、陶器、蛍光灯など
・それ以外…乾電池、金属類、粗大ごみ、スプレー缶など
もし余裕があるなら、
・資源…プラスチック容器、古紙、古布など
も分けるといい。
分別を細かくやると、そこで手が止まってしまう。まずは、3通りくらいで分けると捨てやすい。燃えるもの・燃えないものは、どんどんゴミ袋に詰めてしまっていい。
それ以外のゴミは、出てきたタイミングで個別にゴミ袋をつくる。数が少ないなら、ある程度たまってから仕分けても大丈夫だ。
自治体によっては、資源ゴミの仕分けにも厳しい。が、分けずにゴミに出してしまっても、怒られることは少ない。どうしてもめんどくさいなら、今回だけは分けずに出すのもありだ。
年末年始はゴミ回収がないので注意
ただし、年末年始はゴミの収集がないから注意したい。大体、大晦日の31日から1月3日くらいまで休むことが多いようだ。
最終のゴミ収集日がいつなのかは、自治体のサイトから調べられる。なので断捨離をするにしても、どのゴミがいつまでに出せるのかはしっかりチェックしておきたい。
6.一人の方がはかどる?
時間がないならで片付けするなら、人手が多い方がスピードが上がるかもしれない。一人暮らしなら、友だちに手伝ってもらうのもいい。
が、断捨離に関しては、一人の方がはかどる場合もある。それは家族がいるケースだ。
ものを溜め込む家族がいる人は分かるかもしれないが、捨てられない人は仕分けたそばから「これはまだ使える」と回収してしまう。これでは断捨離の意味がない。
あらかじめ「いらないものは捨てるから」といっても、説得には時間がかかるだろう。ここで揉めると、それだけで3日が終わる危険性もおおいにある。
できるだけ、もったいない病の家族の目に触れぬよう片付けを進めたいものだ。仕分けたゴミも、いったんは自分の部屋にとっておくことも必要かもしれない。
逆に、家族の荷物まで捨てないよう注意したい。たとえいらないものでも、これはルール違反だ。
7.休む時間もつくる
ダラダラ断捨離するのもよくないが、根を詰めすぎるとエンストしてしまう。3時間に1回、10分くらいの休憩を取ると疲れにくい。
仕分けには頭を使うので、だんだん集中力がなくなってくるはずだ。そういうときは休んで甘いものなどを食べるといい。
また、時間を区切ることでやる気も起きやすい。タイマーをしかけて残り時間をみながらやれば、よりスピードも上がるだろう。
そして休憩が終わったら、また張り切って断捨離する。メリハリも大事だ。
3日だけでも、集中すればかなりの荷物を減らせる。大掃除がうまくいかない人は、最初にいらないものを捨てることから始めてみてほしい。
ものが減れば、掃除や整理整頓が楽になる。大掃除も、去年よりはかどるんじゃなかろうか。