毎日の面倒なお風呂掃除を、雑巾1枚で楽に済ませる8つのやり方。
毎日のお風呂の掃除は、実に面倒くさいものです。一人暮らしでもできる、お風呂場の掃除を楽に済ませる方法を紹介します。
やってもやっても、キリのない風呂掃除。雑巾1枚で楽に済んだら、もっと気持ちよくお風呂に入れるんじゃないでしょうか。
毎日掃除するストレスを減らす、楽なやり方とは?詳しく見ていきます。
1.お風呂に入るついでに床掃除
お風呂場の掃除は面倒でも、お風呂に入るとき毎日足を踏み入れているはずです。ならばお風呂中に掃除もすれば、無理なくきれいにできるんじゃないでしょうか。
私がよくやるのは、シャワーのついでに床掃除をすることです。シャワーで頭を流している間、足で床を磨きます。
頑固な水垢は難しいですが、数日以内の水垢なら十分キレイに。毎日磨けば、たとえ足でもお風呂場の床汚れは落とせるのです。
自分でも、かなり大雑把な方法だと思います。が、何だかんだで足での掃除が一番楽でした。
お風呂上がりの掃除も試しましたが、頭が寝るモードに切り替わっているので面倒に感じます。結局、すぐに止めてしまいました。
毎日使うお風呂場の掃除は、続けられることが大事だと思います。家族のいない一人暮らしなら、形にこだわる必要もないです。
2.排水口のゴミはマメに取っておく
ただ、お風呂上がりにやっていることもあります。その1つが、排水口の髪の毛を取ることです。
1回お風呂に入っただけでも、うわ……というくらいの毛が取れます。むしろ最近はそれが楽しくて、ゴミを収穫してポイする瞬間が病みつきになってきました。
排水口は汚いから、なるべく触りたくないかもしれません。が、汚れやすい場所だからこそ、触りたくなくなる前に毎日掃除するのが大事だと思っています。
マメに取れば排水口はいつもキレイだし、毎日触っているうちに慣れてくるものです。まずは1週間だけ、髪の毛を取るようにしてみるのはどうでしょうか。
3.バスタブのお湯はすぐに抜く
もう1つお風呂上がりにやっているのは、バスタブのお湯を抜くことです。ちょっとしたことですが、これだけでバスタブ掃除がずい分楽になりました。
以前はバスタブ掃除の直前に水を抜いてましたが、水垢が溜まってヌルヌルします。そこでお風呂上がり直後に抜くようにすると、バスタブがカラカラに乾いてキレイな状態を保てたのです。
バスタブの掃除は、面倒くさくて2~3日くらいサボってしまったことも。それでも乾いたバスタブは汚れにくく、雑巾で水拭きすればいつでもキレイに出来ていました。
ただ、水垢だけでなく身体の垢汚れも気になります。そんな皮脂汚れは、重曹をバスタブの中に振りかけてから水拭きするとよく落ちます。
4.換気扇は1日中付けっぱなし
換気扇を付けっぱなしにして、お風呂場の空気を入れ替えるのもキレイを保つのに効果的だと思います。浴室がジメジメすると、カビの原因になるからです。
私は虫が換気口から入ってこないように、脱衣所の換気扇をずっと付けていました。そのおかげか、お風呂場にはカビが生えなかったのです。
マメに掃除してたのもカビが生えなかった理由だと思いますが、壁や天井は流石に手が回りません。お風呂場の空気をマメに入れ替えていたのも、やはり効果があったんだと考えています。
換気扇を付けておくと、単純にお風呂場の空気が気持ち良くなるという効果も。私はお風呂場に特有のモワッとした空気が、どうも慣れません。
掃除と直接の関係は無いですが、浴室の空気が良いと、お風呂タイムもよりリラックスできるんじゃないでしょうか。
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5.水滴をマメに拭き取る
さらに、水滴をマメに拭き取るのもカビ対策に良いです。特にドアと床のすき間や、お風呂場の隅っこなど、水滴が溜まりがちな場所を念入りに拭いていました。
私が水滴を拭き取っていたタイミングは、朝の洗濯のとき。いつもお風呂場にたらいを置いて手洗いしているので、そのついでに雑巾で一拭きしています。
ついでに余裕があれば、排水口の奥の水垢もこすって落とします。付いたばかりの水垢なら、素手でもキレイに落ちるのです。
最初はヌルヌルだった排水口も、掃除するうちツルツルに。ちょっとした快感です。
6.重曹を入浴剤代わりに
さらに掃除のときだけでなく、入浴剤の代わりに重曹を使うと効果倍増。重曹のアルカリ成分の働きで、皮脂がこびり付きにくくなります。
バスタブの垢だけでなく、重曹の成分は人の肌にも効果あり。程よく垢を落として、肌がツルツルになるのです。固くなりがちな足の裏も、重曹の力が角質を落としてくれます。
私も重曹入りのお風呂に時々入ってましたが、上がった後の肌はスベスベで気持ちよく。毎日重曹風呂に入っていたら、もっとプルプル肌になっていたかもしれません。
ついでに粉のままの重曹で、鼻の頭も洗っていました。スクラブ効果とアルカリの力で、毛穴の角質が取れてツルツルに。キレイな鼻を手に入れたい人には、ぜひおすすめしたい方法です。
7.カルキ汚れにも重曹は使える
お風呂の鏡や、蛇口の曇りも気になります。このカルキ汚れにも、実は重曹が役に立つのです。
水垢にはクエン酸が効くと言われますが、重曹もそれなりに効果があります。重曹に研磨の働きがあるおかげか、カルキ汚れも意外と削れるのです。
準備は、水で濡らした雑巾に重曹を直接振りかけるだけ。重曹付きの雑巾でゴシゴシ磨くうち、蛇口の輝きが戻ってくると気分も爽快です。
重曹でも落ちない頑固なカルキは、専用グッズで対策するのもおすすめ。私が使ったグッズはこちらで紹介しています⇒蛇口の頑固なカルキもたちまちキレイに。水垢掃除におすすめの秘密兵器とは?
8.バスタブがないと掃除も楽
お風呂掃除をもっと楽にする、思い切った方法もあります。それは、お風呂が付いていない部屋に引っ越すことです。
私が今住んでいるアパートには、シャワーしか付いていません。シャワー室が小さいこともあって、掃除がとてつもなく簡単になりました。
以前住んでいた団地のバスタブは、床との間にすき間がありました。そのすき間に水垢が溜まって、掃除が大変だった思い出があります。
年末、浴室の水垢と格闘したときの話はこちら⇒浴室の水垢を雑巾1枚でキレイにする方法。一人暮らしでやりきる大掃除のコツ。
お風呂に入れないのは寂しいですが、掃除が楽になったのは嬉しいです。
以前は手が届きにくい部分は見て見ぬふりをしつつ、いつも気になってました。今は隅々までキレイに出来ている実感があるので、心置きなくシャワーを楽しめます。
浴室がキレイだと、やはりひとっ風呂が気持ち良いです。お風呂掃除は面倒ですが、お風呂でサッパリするとキレイにして良かったなと思います。
しかし、ちょっとした工夫で厄介なお風呂掃除も簡単に。是非試してみて下さい。