家計の固定費から考える、30代女性の一人暮らしに必要な生活費はいくらか?
30代で一人暮らしの今の自分には、一体どれだけの生活費があれば良いのか?家計の固定費から、必要なお金を逆算してみることにしました。
固定費から必要な生活費が割り出せれば、あとどれくらいのお金が必要なのか分かります。具体的な金額が見えれば、少しは不安も消えるのではないかと思いました。
毎月の固定費
普通は収入から固定費などの割合を決めていくのが筋ですが、毎月赤字の私にはとうてい無理な話です。今は黒字家計にしたい一心で、「とにかくお金を稼がなければ!」と焦っているように感じます。
私の場合、主な固定費は奨学金と年金です。特に借金である奨学金が、重くのしかかっています。
奨学金と年金で、200万円以上の借金&滞納金があります⇒現在の借金、約300万円。奨学金と年金が両肩に重くのしかかる、節約家の現実
奨学金
奨学金は毎月、21,806円の返済があります。月収が6万にも満たない現状で約22,000円も持っていかれるのは、普通にキツいです。
年金+保険料
年金と保険料で、合計16,000円です。年金の方は、学生時代に支払い猶予になった分を追納しています。
ねんきんネットに登録すると、どの時期の年金が追納できるのか分かります⇒ねんきんネットを再登録。厳しい年金状況に、目の前が真っ暗になりました
保険料は本当は5,000円ほどかかるのですが、あまりの収入の少なさから、現状7割の負担が免除されています。「毎月5,000円の保険料は高い」と思っていましたが、国もそこまで鬼ではなかったようです。
光熱費
8月の光熱費は、およそ6,500円ほどでした。ガス代1,800円に電気代2,500円、水道代が2ヶ月に一度の請求で3,800円ほどです。
ガス代と電気代は、お風呂の湯沸かしを止めたら安くなりました。自動湯沸し器は、油断していると光熱費がすぐ跳ね上がります。
これでガス代は半額になりました⇒一人暮らしの光熱費の節約、ガス代を半額以下に減らせた方法とは?
おそらくこれから冬がやって来ても、光熱費は大きく変わらないと思います。最大でも7,500円くらい見積もれば良さそうです。
通信費
通信費は毎月約5,000円です。格安スマホの楽天モバイルと、格安wimaxを使っています。
特に格安スマホは、携帯料金が大幅に節約できるので嬉しいです⇒通信費の節約で年間50,000円も安く?格安スマホで携帯料金を抑える方法
新聞代
新聞代、およそ2,500円。ネットやテレビには出ないような情報の載っているので、読むと色々な発見があります。
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固定費から生活費を逆算してみる
諸々の固定費を合計すると、こんな感じになります。
・奨学金…21,806円
・保険料…16,000円
・光熱費…6,500円
・通信費…5,000円
・新聞代…2,500円
・合計…51,806円
最低でも、約52,000円は現状かかることが分かりました。ここから逆算して、必要な生活費を計算します。
生活費の45~50%が理想
一般的には、固定費の割合は生活費の45~50%が良いとされています。すると、今の私に必要な生活費はこうなります。
51806÷0.45=115,125円
多くても120,000円あれば、私は何とか暮らしていけそうです。奨学金の支払いが終われば、その分より少ない生活費で済みます。
変動費と貯金額はどうなる?
ついでに変動費と貯金額も考えると、こちらは変動費30~35%に、貯金額20%が妥当と言われています。
すると変動費の方が、
120,000×0.35=42,000円
貯金額は、
120,000×0.2=24,000円
です。
主な変動費は食費が約10,000円、交際費&交通費が合わせて約10,000円、趣味&オタク費が5,000~10,000円といったところ。よほどの無駄遣いをしなければ、42,000円以内には収まりそうです。
余った変動費も貯金に回せば、毎月24,000~34,000円ほどは貯金できそうです。
あとどれくらい収入が増えれば良いのか?
必要な生活費が120,000円とすると、後60,000~70,000円を上積みできればよさそうです。
時給1,000円のバイトを始めるとすると、月60~70時間働けば良い計算です。週に15~18時間ほど出勤すれば、最低限のノルマは果たせます。
ただ、1日3~4時間ていどの短時間で雇ってくれるところは稀です。バイトをするなら、25~35時間は勤めないとどこも採用してくれなさそうです。
引越し時に一括払いしたので、この金額には家賃が含まれていません。が、後半年も経つとこれに8万ほどプラスされることになります。すると必要金額は13万ほどに跳ね上がります。
ちょっと高いですが、それでもバイトで賄えば何とかなりそうです。これまではとにかく収入を増やさなければと思っていましたが、目標額が見えると少し安心します。