一人暮らしに手厚い保険は必要ない。老後の生活費で削れる部分を探せ。
一人暮らしの場合、どれだけの保険が必要なのか考えます。今後何十年も入り続けることを思うと、なるべく安く済ませてその分老後の生活費に当てたいとも思います。
万が一のことを考えるとつい手厚い保険に入りたくなりますが、保険はあくまで「保険」。そういう「万が一の事態」に出くわさないよう気をつける方が効果的なんじゃないでしょうか。
加入保険は都民共済(支払い親持ち)
と、こんな偉そうなことを言う私は、保険の支払いは親持ちです。早く赤字家計を脱して自分で払えるようにせにゃなりません。
今加入している保険は、東京都民が入れる都民共済。基本の総合コースに入っています↓
事故・病気の保障に、死亡・障害の保障もついてきます↓
さらに入院一時金、がん・心筋梗塞・脳卒中の特約も↓
この保障内容で、月々3,200円。(自分で払ってませんが)これは保険のなかでも、リーズナブルな方ではないでしょうか。
保険には貯蓄型というのもありますが、お金を貯めるなら貯金か投資の方が効率が良さそうです。保険は保険と割り切って、掛け捨てで安く済ませた方が結果的に節約できるんじゃないかと思います。
ただ都民共済でネックなのは、60歳を過ぎると保険料が高くなることです。シニア型に移ると、月1,000ほど高く。おまけに、80歳を過ぎると病気の保証がなくなります。
昨今の超高齢社会、都合良く80歳までに死ねる確率の方が低いんじゃないでしょうか。それ以降の医療費は、何とか自力で確保する必要があります。
それか60歳が間近になってきたら、終身保険などを探してみるのもありかもしれません。
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災害保険に入る前にいらない荷物を断捨離
都民共済には火災保険もありますが、まだこちらには入っていません。その分、いらない荷物を減らしてものが破損するリスクそのものを減らします。
ちなみに、今住んでいる部屋はこんな感じです。詳しくはこちら⇒30代女ミニマリストの部屋を公開。一人暮らしのインテリアは最低限で十分。
大きな荷物を減らせば、ついでにケガのリスクも減らせます。今の部屋なら、最悪の場合でも打ち身か「たんこぶ」くらいで済むんじゃないでしょうか。
賃貸物件の場合は自分の家財が保障の中心になるので、そこまで手厚い保障もいりません。唯一気になるとすれば、オタクグッズのコレクションくらいでしょうか。
そのオタクグッズも大量断捨離して、これだけになりました⇒オタクミニマリストの、部屋の片付け。数ヶ月放置した趣味のグッズをようやく断捨離
しかし趣味のグッズというのは、お金の問題でもない気がします。確かに保証金はもらえるに越したことはありませんが、精神的な喪失が大半を占めそうです。
災害をきっかけにミニマリストになる人も多いですが、天災を経験した人ほど「ものは多すぎてもいけない」と痛感することが多いんだと思います。災害に遭う前に荷物を減らすのは、防災的にも有効です。
病気・ケガは生活習慣の見直しで減らす
さらに病気とケガも、生活習慣の見直しでそのリスクを減らせます。保障があるとはいえ、理想は病気もケガもしないことです。
最近は室内でできるクロスフィットトレーニングに凝っています⇒1日15分のクロスフィットトレーニング、自宅でできるインドア派におすすめのメニュー。
食生活は質素ですが、最低限の栄養バランスには気を付けています⇒ズボラな一人暮らし女が、自炊を1年続けられた理由。食費の節約は難しくない。
病気はなるときはなるものですが、普段の生活は大事です。ただ、ここ数年は健康診断を全く受けていないので、たまには自分の身体の状態をチェックしたいです。
今後30年、40年と入ることを考えると、あまりに高いと負担でしかありません。独り身で手厚い保険に入るよりは、その分老後の貯蓄に回す方が良いんじゃいでしょうか。