引っ越しの片付けが終わらない。一人暮らし30代がやっている荷造り対策とは?
月末の引っ越しに向けて、荷造りの真っ最中。限られた時間と人手のなかで私がやっている、片付けと荷造りの対策を紹介します。
引っ越しの片付けというのは、一人暮らしだとなかなか終わらないものです。「1~2日あれば出来るでしょ」と油断していると、引っ越し前日に徹夜するハメになるかもしれません。
少しでも楽に、早く荷物をまとめるにはどうするのが良いのか?参考にしてみてください。
レンタル家具で荷物もスッキリ
今の部屋で一人暮らしを始めるときは、「レンタル家具」を利用しました。いつ引っ越しが決まっても大丈夫なように、大きな家具と家電は買わなかったのです。
実際に、今の部屋に住んで一年あまりで次の引っ越しが決定。レンタルは割高でしたが、やはり買わなくて良かったと思いました。
私が借りた家具・家電は、
・冷蔵庫(140L)
・ガスコンロ
・ローテーブル
の3つです。
レンタル家具と家電についてはこちらでも紹介中⇒節約とミニマリストの両立を目指す私が選んだ、生活に最低限必要な家具・家電とは?
とりあえず自炊のための家電と、作業量のローテーブルを借りました。今は全て引き払われて、本当に何もありません。
現在、冷蔵庫があった一画はこんな感じに↓
大きな家電が減って、一気に開放感が増しました。冷蔵庫1台ないだけで、心まで軽くなった気がします。
次の物件は部屋がかなり小さいので、冷蔵庫を置くかどうか迷っています。ノー冷蔵庫でも普通に暮らせそうなら、そのまま生活するかもしれません。
ローテーブルの代わりは、自作の収納ボックスです↓
ローテーブルよりも高さがあるうえ、とにかく小さい。ノートパソコン1台を置いたら、それでスペースが埋まります。
このボックスは、3MのDIY企画に誘われたときに作りました。詳しくはこちら⇒DIYも、両面テープを使えばここまで簡単になる~3M製品を使ったアイデアプロジェクト~
しかしこんな粗末な台でも、仕事も食事も意外と何とかなるもの。余計なものを置くスペースがないと、逆に1つのことに集中できると分かりました。
さらに背筋を伸ばさないとディスプレイが見られないおかげで、長年の悩みだった猫背がまっすぐに。僅かですが、気分もシャンとしてきます。
もしテーブルを買うにしても、猫背対策にはある程度の高さが必要。ローテーブルより、作業用デスクの方が良い気もします。
食料を急いで消化中
ちなみにガスコンロがあった場所は、今は食料置き場になっています↓
今まで備蓄していた食料は、毎日食べて消化中。余ったものは、ダンボールのスペースに押し込んで運ぶ予定です。
我が家にあった備蓄食料はこちらで紹介しています⇒非常用の食料備蓄は、全てもらいものでお金を節約~100個チャレンジ~
お菓子系は、お腹が空いたときにボリボリ食べて大半を処理。1ヶ月前くらいから、毎日チョコチョコ食べて減らしました。フルーツ缶詰も、朝ごはんにすれば何とかなりそうです。
問題は、一気に消化できないふりかけやのりなど。インスタントラーメンも、毎日3食いただく勢いでないと完食が難しそうです。
食べられそうなものは、自力で片付けます。それでもいざとなったら、知人に譲るという最後の手も目論み中です。
ただ、大量のオートミールは譲られた方も困る可能性大。貴重な炭水化物でもあるので、これは何とか持っていこうと思います。
寸胴の中に荷物をIN
運ぶ荷物のなかには、「中がスカスカ」な物も。このスペースを有効活用しない手はありません。
手始めに、寸胴に詰められるだけ食料を詰めました↓
大容量の寸胴で、意外と色々なものが入りました。
この寸胴は元々、大掃除のために買ったものです。掃除の話はこちら⇒シロッコファンの掃除を簡単にするコツ。頑固な油汚れもきれいに落とす必殺技とは。
大きいしかさばりますが、手作りポップコーンから雑巾の煮洗いまで、何でも使える便利なキッチングッズです(使う前にしっかり洗って乾かしてはいます)。
ついでに、大量のトイレットペーパーをタッパーの中へ↓
今や冷蔵庫がないので、しばらくはこのタッパーが食料庫の代わりとなる可能性もあります。取りあえず新居まで持っていって、使わそうなら処分すれば良いです。
ちなみにこのトイレットペーパーは、半年以上前に大量にまとめ買いしたものです。まさか当時は、使い切る前に引っ越しのときが来るとは思いもよりませんでした。
日用品ほど、まとめ買いは危険だと痛感しています。今後は、絶対にストックは最小限にしないといけません。
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オタクグッズや本は売って減らす
もう気の済んだ趣味のグッズは、宅配買い取りで処分予定です。宅配買い取りにまわすグッズは、
・自力で売っても高値にならなそうなもの
良いお値段が付くものは、面倒でも自分で売ろうと思います。
逆に、引っ越しで持っていく分はダンボール4箱も。「もう良いでしょ」と感じつつ、思い切れなかったものも結構あります。
オタクグッズが手放せない心理はこちら⇒物が捨てられない。いらないのに処分できないオタクの心理とは?
取りあえず引っ越し作業のなかで、売れるものをフリマやオークションに出品。何かと物入りな、新生活資金の足しにできると良いです。
コンパクトな洋服のたたみ方
絶対に暮らしに欠かせない洋服は、コンパクトに丸めてダンボールへ。クルクル丸めて棒状にすると、ダンボール1箱でも結構入ります↓
これは「米軍式のたたみ方」です。詳しい方法はこちら⇒ゴールデンウィークや夏休み旅行の荷造りにおすすめの服の収納法、米軍式のたたみ方
普通のTシャツはもちろん、ボトムス、アウター、下着まで。何にでも応用できる、便利なたたみ方です。旅行や引っ越しなど、荷物のかさを減らしたいときに大きな威力を発揮します。
普通のリュックでも、米軍式のたたみ方だと5着は余裕で入ります。実家に帰省するときなど、荷物がスッキリまとまって快適です。
普段の収納には不向きですが、荷造りのときはとても便利。服を小さくまとめたいときは、一度やってみてください。
いっそ新しく買い直すのもあり?
それでもまだ、かさばる荷物が結構あります。地味に悩むのが、フライパンやボールなど、ダンボールのスペースを無駄に埋めるものです。
頑張って詰めても良いのですが、どれも年季が入ってボロボロ。引っ越しのタイミングで、一気に新調するのもありかと思いました。
特にフライパンは、取っ手のところがガタガタ。いつポッキリ折れてもおかしくない代物でした。おまけに底が焦げ付きやすいです。
スーパーにいけば、適当なフライパンは1,000円以下で手に入ります。古いものを無理に持っていくよりは、新しく買って心機一転しても良いかもしれません。
少ない荷物で暮らすのが一番の対策か
そんなこんなで、引っ越しの荷物はここまでまとまりました↓
ダンボールも自力で調達したので、形も大きさもバラバラ。このうちの半分がオタクグッズなので、私は本当に趣味の人間です。
それ以外の家具やら日用品やらは、そこまで多くないです。やはり引っ越しの荷造りを楽にする一番の対策は、普段から少ない荷物で暮らすことなんじゃないでしょうか。
約1年の一人暮らしの間に、「ものが無くても何とかやっていける」というのが分かってきました。「これが無いと暮らせない」というものは、案外に少ないです。
しかしこれでもまだ、「ダンボールが多いな」と感じます。次なる新居では、さらに荷物を減らしてスッキリしたいです。
着々と進んで入るものの、食器などギリギリまでダンボールにしまえない荷物もあります。実家から出るのと違い、単身の引っ越しは面倒です。
普段から荷物が最小限なら、引っ越しのときに苦労せずに済むのになと実感。次に引っ越すときこそ、ダンボール5箱以内で済むようにしたいです。