ここが開いてたら危険!アパートの部屋にゴキブリを侵入させない対策
一人暮らしを始めてから、あらゆる手を使ってきたG対策。今回はGを侵入させないために、どこを塞げば効果的なのかを紹介したい。
いつもは実家へ帰省→自宅へ帰るたびヤツらが部屋にいた。だが対策後の先日、帰省から帰ってきたときは無事だった。どうやら侵入経路をうまく塞げていたようだ。Gは、いったいどこから部屋へ入ってくるんだろうか?
1.窓と網戸のすき間
まず分かりやすいのは、窓のすき間だ。私もこれまで、窓をあけっぱなしにして何回も痛い目をみている。
だが窓のすき間は、100円ショップのすき間テープで簡単に塞げる。私は起毛タイプの隙間テープを張ったが、その日から目に見えて虫に出くわす回数が激減した。
窓の隙間を塞いだ話はこちら⇒ゴキブリ嫌いもこれで安心、100円でできる侵入経路を塞ぐ対策。
窓のすき間だけでなく、窓の網戸のすき間を塞ぐことも大事だ。我が家の網戸も、よくよく見るとGが入れそうなすき間があった↓
窓に隙間テープを張ったことで油断し寝るとき窓を開けていたら、Gに押し入られた恐怖体験がある。おそらくはこのすき間から入ったんだろう。
位置的に隙間テープを張るとき危険そうなので、網戸のすき間対策は保留にしている。昼間は問題ないので、夜だけ窓を閉めておくだけで虫の侵入は防げる。夏場は暑いのだけが欠点だ。
2.キッチンのすき間
2つめがキッチンのすき間だ。キッチンと壁のすき間などから、奴らは出たり入ったりする。
目に見えるすき間なら、ガムテープで塞げば取りあえず対策できる。より万全にいくなら、ホームセンターで売っているパテなどで埋めるのがいい。
キッチンのG対策はこちらでも紹介中⇒どこから来るのか分からん!すぐできるキッチンのゴキブリ対策
見えにくいので分かりづらいが、キッチン裏もGにとってはいい侵入口だ。配管を通す穴にすき間が開いていると、そこから入り込んでくる。
我が家の配管にもすき間があり、どうにかならないかとダメ元で管理会社に相談していた。その結果、業者に対策してもらえることになったのだ。
シンクのすき間はパッキンで埋めてもらった↓
さらにキッチン裏は、ウレタンで塞いだ上からテープを張ってもらった↓
その日は猛暑で、我が家もかなり暑かった。節約のため扇風機のみ付けていたが、エアコンも付ければよかったと反省している。
今回はプロにやってもらえたが、ホームセンターで材料を揃えれば自力でもできそうだ。ぜひプロの技を参考にさせていただこう。
ちなみに塞ぐ以前は、棚の扉ごとガムテープで塞いで封印していた。棚が使えなくなってしまうので、この方法は最後の手段としたい。
3.浴室のすき間
同じく水回りの、浴室のすき間も油断ならない。洗濯機置場や洗面台の排水管など、すき間ができやすいスポットはたくさんある。こういった場所も、テープなどで塞いでおきたい。
私が今住んでいるアパートは風呂なしシャワーのみで、換気扇以外にすき間らしいすき間が無い。お風呂に入れないのは不便だが、虫対策にはいいのかもしれない。
4.玄関ドアのすき間
私のなかで盲点だったのが、玄関ドアのすき間だ。一見すると塞がっているように見えたので、これまで全く対策してこなかった。
だが念入りに確認すると、ドアと枠の間に数ミリのすき間が。窓ほどではないにしろヤツらが入ってくる可能性は十分あるので、こちらも隙間テープで塞いだ↓
マンションなどの扉はすき間がほとんど無いが、それに比べアパートなど木造の家の扉はザルだ。古い家やアパートに引っ越した人は、早めの対策をおすすめしたい。
窓&ドアのすき間を塞いだおかげか、部屋のなかで虫をみかける頻度はますます減った。たまにクモがウロチョロしているが、彼らはどこから入ってきてるんだろうか。
また、玄関ポストのすき間もGにとっちゃ狙い目の侵入ルートだ。新聞やチラシなどを溜めておくと開き放題になるので、マメに回収するといい。
[ad#kijinaka]
5.換気扇のすき間
換気扇のすき間も、場合によっては侵入ルートになり得る。Gなど害虫を部屋に入れたくないなら、24時間付けっぱなしにするのが確実&安全だ。
とくに、外に近い場所の換気扇ほど回しておくといい。我が家の場合トイレの換気扇が外と直接つながっているので、ここだけは絶対に回しっぱなしにしている。
6.エアコンのドレンホース
グレーゾーンではあるものの、エアコンのドレンホース周りのGの侵入経路なんじゃと私は思っている。ホースそのものはもちろん、ホースを通すとき外壁に開けた穴などもすき間ができやすいからだ。
じっさい侵入している証拠はつかめていないが、放っておくのもモヤモヤする。そこで先日、100円ショップのグッズを使って応急処置をしておいた↓
排水口のネットをガムテープで固定し、虫の侵入をシャットアウト。排水溝ネットは網目が細かいのに水切りはよいので、ドレンホースを塞ぐのにも最適だ。ただ賃貸なので、引っ越すときは外さなきゃなと思っている。
もっと手軽に塞ぐなら、ドレンホース用のキャップもある。ネットで塞ぐよりスマートだ↓
こちらはマメに掃除しないと、ゴミが詰まるらしい。忘れずメンテナンスしたい。
7.配電盤の裏
配電盤のすき間も、虫や小動物が入ってきやすいという。これは電力会社の人に直接聞いたことなので間違いないだろう。
ピタッとフタが閉まるタイプの配電盤なら、配電盤から部屋へ出てくる危険性はほぼない。だが古い家など、設備も古い場合は要注意だ。
配電盤に侵入者があると、漏電やショートという事故も起きかねない。電力会社に相談して新しく取り替えてもらうのが安全かもしれない。
8.床と壁のすき間は?
アパートや団地は、床と壁の間にすき間が多い。すきま風が吹くようなら、そこは危ないかもしれない。我が家もすき間がアチコチにある家で、冬は冷気が漂ってくる。
築浅の物件なら大丈夫かもしれないが、時間が経つにつれすき間を埋めるパッキンなども劣化することだろう。一度もリフォームしてない古アパートに引っ越すときは、すき間対策も考えたほうがよさそうだ。
それでもGが出てくるときは……
前に紹介したすき間を塞げば、Gの侵入は防げるはずだ。それでもヤツらが出てくるという場合、すでに部屋の中に巣を作っている可能性が高い。
そういうときはブラックキャップなどの毒餌で巣を叩き、その後バルサンなど燻製剤で一掃するのがいい対策だろうか。卵が孵化することも考え、2週間おきに数回やると効果的だ。
お金に余裕があるなら業者に頼み、処分&すき間対策もしてもらえる。持ち家ならば、長い目で見るとこちらの方が安全じゃなかろうか。
私は体験したことがないが、隣や階下の部屋が汚部屋だとGの被害もヒドいという。ゴミ屋敷が近くにある場合、すき間対策くらいで間に合うのかという心配はある。これはもう管理会社や役所に文句を言うしかない。
G対策は、すき間を地道に埋めるのが王道だった。多少の手間はかかるが、Gを見なくて済むなら安いものである。
G対策のために色々なグッズを試している人も、まずはすき間対策から始めてみるのはどうだろうか。