ミニマリストを目指す私が、あえて布団乾燥機のスマートドライをおすすめしたい理由
ミニマリストは、「余計なものはできるだけ持たない」ことを信条とする人たちです。私もそれにならい、なるべく荷物を増やさぬよう手持ちのもので日々をやりくりしています。
そんな私が、なぜ布団乾燥機のスマートドライをおすすめするのか?その理由をお話したいと思います。
布団の掃除はどうする?
最近一人暮らしを始め、早2週間。私はどうしても避けては通れない問題があることに気付きました。
それは、「布団の掃除はどうするか?」ということ。天日干しするには部屋の日当たりが足りず、かといってクリーニングに出すのもお金がかかります。
薄手の毛布などは頑張れば自力で洗えますが、枕や羽布団となるとそうもいきません。今は部屋がカラカラに乾燥しているから良いものの、これから暖かくなって湿度が上がったときが問題です。
布団の湿気を放っておくとカビやダニが心配だし、そのまま使い続けるのも衛生的に不安。「なるべく楽に、布団を清潔にできないか?」。毎日そんなことばかり考えていました。
そんなときに目をつけたのが、洗濯せずに布団掃除ができる「布団乾燥機」。「手洗いせずに布団がきれいになるって、かなり便利なんじゃ?」。私の心は揺れ動きました。
そんな中でも私の心をつかんだのは、象印の布団乾燥機「スマートドライ」。布団乾燥機の中でも、最近特に大人気の商品のようでした。
スマートドライのすごいところ
なぜスマートドライがそんなに人気なのか?それは、従来の布団乾燥機にはない数々の画期的な機能を備えているからです。
袋・ホース不要
まず、スマートドライはとてもコンパクトです。布団乾燥機には必要な「布団袋&ホース」が不要。私自身は布団乾燥機を一度も使ったことがありませんが、多分すごいことなんだと思います。
従来の布団乾燥機は、乾燥マットなるものを布団の間に挟んで乾燥させる方式。マットやホースの保管が大変だったり、穴が空いたら買い換えねばならないというデメリットがあります。
けれど、スマートドライなら布団乾燥機単体で使えるので余計なものを持たずに済みます。
洗濯物が乾かせる
スマートドライが乾燥できるのは、何も布団だけではありません。マニュアル運転で風の方向を調整すれば、洗濯物を乾かすこともできます。衣類だけでなく、靴なども乾燥できるようです。
押し入れの湿気が気になるときも、スマートドライの温風を送ってやれば除湿ができるという便利仕様。マメに除湿すれば、収納用の除湿剤も買わずに済んでしまいます。
布団を温められる
そして何より私の心を惹きつけたのは、スマートドライの「布団温め機能」。部屋の寒さに凍えていた私にとって、至高の機能だと思いました。
今も電気毛布を持ってはいますが、それでも寝るときは冷えます⇒節約系ミニマリストの防寒対策。電気代を安くするなら、電気毛布がおすすめです
布団を乾燥させられるうえ、冷たい布団まで温められる。これがあれば、もう寒さで眠れぬ夜とおサラバできるのです。私の頭から、スマートドライのことが離れなくなりました。
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駆け出しミニマリスト、大いに迷う
が、いくらスマートドライが魅力的でも買うべきかどうかは大いに悩みました。
約12,000円という少々お高めの値段設定も理由の1つですが、「持たない暮らしを目指すのに、布団乾燥機を買って良いのか?」という点が何よりも私を悩ませました。
それまでは、これだけの家具・家電で生活しようと考えていた矢先のことです⇒節約とミニマリストの両立を目指す私が選んだ、生活に最低限必要な家具・家電とは?
「ミニマリストは、余計なものを持たない人間のはず。なのに、布団乾燥機などという家電を安々と増やしてはダメなのでは?」。そんなことを考えると、どうしても購入に踏みきれませんでした。
今必要だと思うなら良いんじゃないか?
ものを持たないことにこだわるのなら、家電は増やさない方が良いはず。けれども布団はきれいにしたいし、温めたい。ミニマリスト的には余計なものでも、今の私にとっては必要なものだと思いました。
それにミニマリストが持たない暮らしをするのは、あくまでも自分の生活を豊かにするためのはず。それが「持たないこと」にこだわるあまり、苦行のような暮らしなっては意味がないとも思いました。
「今の自分に必要だと思うなら、家電を増やしても良いのではないか」。最終的に私はそう結論づけ、スマートドライを買うことにしました。
実際にスマートドライを使ってみた感想
そして注文した明くる日、ついに我が家に新たな家電がやってきました。
これがスマートドライの本体です。これだけで、布団を乾燥させることができます。
どんな大掛かりなものがくるかと心配していましたが、これは片手でも持ち運べるくらいコンパクトでした。これなら、力の弱い方でも楽に扱えると思います。
押し入れにしまうとこんな感じになります。
立てて収納できる上、場所も取らずにとてもコンパクト。押し入れのすき間スペースや、壁と家具の間などにもスッと入りそうなサイズです。確かに、名前通りスマートな布団乾燥機だと感じました。
スマートドライの使い方
いざ、布団を乾燥させてみることに。まずは本体のヘッドをまっすぐに伸ばします。
操作パネルの上がヘッドで、まっ平らにできます。最初、説明書を見ても意味が分からず数分間どうすれば良いのか格闘してしまいました。
ヘッドを伸ばしたら、それを敷き布団の上にセット。後は、掛け布団をヘッド部分にかけるだけです。
このとき、操作パネルの上に布団がかかっていると「ピー」という音と共に機械が止まります。乾燥機を動かすときは、操作パネルの上には何も乗せないように注意がいります。
こうして乾燥機をセットできたら電源をON。コースから「標準コース」を選んで、スタートボタンを押せば布団の乾燥が始まります。
ホカホカの布団で寝られる!
乾燥が始まると、温風の「ゴーッ」という音と同時に布団がみるみるこんもりしてきました。見た目は小さいのに、シングルサイズの布団なら余裕で温風が全体まで行き渡ります。
乾燥には1時間かかるので、その間にお風呂に入ることに。温度が上がり過ぎると自動で止まる仕様になっているので、うっかり布団を焦がす心配もありません。
そしてお風呂から上がる頃、アラームが鳴り布団乾燥が終わりました。果たして、布団はいかように仕上がったのか……?
布団がサラサラで、しかも軽くなっている!
布団を持ち上げてみると、乾燥前より軽く感じました。部屋の寒さと相まって、意外と湿気を含んでいたのかもしれません。スマートなのに、布団はしっかり乾燥できました。
それでは飽きたらず、私は一番気になっていた「布団温めコース」も試すことに。こちらは、30分で仕上がりました。温めが終わるや否や、私は布団の中に潜り込んでみました。
布団が、すみずみまでホカホカだ!
電気毛布で温めていた頃より、段違いの温かさです。その寝心地の良さに、昨日まであんなに悩んでいたことなどきれいサッパリに忘れてしまいました。その日の夜は、とても良く眠れました。
買う前は散々悩んだスマートドライでしたが、今では寝る前に欠かさず布団を温めるという日々。あまりに温かい布団が心地く、ついつい顔がニヤけてきます。
持たない暮らしと便利な暮らし、その境界線を探るのは楽ではありません。けれど、今回は布団乾燥機を買って良かったです。
今後も「いるもの・いらないもの」を1つ1つ選んで、自分にとって快適なポイントを見つけていこうと思います。