断捨離で服を売るなら買取業者を探せ~カレジョの断捨離実践記~
服を断捨離したとき、どう処分するかが問題になってくる。今回は、私が初めての断捨離で服を売ったときの話をしたい。
買取業者を探したりリサイクルできそうなサービスを探したりと、やることが多くて大変だ。そのてん末を、ご覧いただきたい↓
クローゼットの中身を半分以上断捨離
ミニマリストを目指して最初に手を付けたのが、洋服の断捨離だった。大して服は持ってないつもりだったが、それでも半分以上が不要な服だったというのは驚くべき結果である。
とにかく最初は、クローゼットから服を全出しすることだけに集中した。その後改めて着る・着ないに仕分けていった。
とにかく出すことに集中したのは、仕分けを考えながらやるとちっとも進まなくなるからだ。とりあえず全出ししてしまえば、後には引けないので断捨離もはかどるんじゃなかろうか。
断捨離して残った服はこちらで詳しく⇒ミニマリストになりたくて服を捨てたら、半分以下に減った話。カレジョの断捨離実践記
いらない服をさらに仕分ける
仕分け後は肝心の、いらない服をどう処分するかを考える。全部ゴミとして捨てられるなら苦労はないが、もったいない病の私にはそれができなかった。
そこでいらない服を、さらに以下の3パターンに仕分けた↓
・買い取り業者に売る服
・リサイクルする服
・燃えるゴミにする服
正直、着る服と着ない服の仕分けよりも面倒くさいし時間がかかった。
高級ブランド品ならまだしも、私の手持ちの服はどれも安い服ばかりだ。買い取りOKかどうか微妙な服が多すぎて、何度となく悩んでしまった。
しかしここで時間を取られるのもよくない。最終的には、
・きれいな服は全部買い取りに回す
・明らかに買い取り不可のアイテムはリサイクルかゴミ
ということで落ちついた。
後から分かったことだが、よほどヒドい服でなければ業者は引き取ってくれる。あまり神経質にならず、状態の良い服は買い取り業者にまかせていいんじゃなかろうか。
ただしファストファッションは注意
ただ注意したいのが、買い取り業者はどこもファストファッションを買い取り不可にしているということだ。あまりに大量なうえ、質も悪いから赤字になってしまうんだろう。
しかしファストファッションのなかにも、古着をリサイクルするサービスがある。有名なのは以下の2つだ↓
・ユニクロの全商品リサイクル活動
・H&Mの古着回収サービス
ユニクロは、自社ブランドの服を引き取ってくれる。H&Mの方はブランドに関わらず引き取りで、クーポンもくれるらしい。
手持ちの服がファストファッション中心なら、こういうサービスを利用した方がいいかもしれない。
きれいな服は買取業者へ
まだ着られる服は、買い取り業者に出す。業者は、「服 買い取り」などで1ページめに出てきたところから適当にチョイスした。
私が利用したのは、「買い取り王国」というサイトだ。
・1着からでも服を送れる
・宅配用のダンボールを無料でくれる(サイズは大・中・小)
というところが決め手だった。
念のために大を2つ頼んだのだが、かなり大きかった。おかげで中身がスカスカになってしまったのが申し訳なかったなと思う。
洋服が50着くらいまでなら、おそらく1箱でも十分だ。サイズもかさばるアイテムがなければ、中でいける気がする。
服を詰めたダンボールは、自分が指定した日に宅配業者が引き取りにくる。後は、査定の結果がくるのを待つばかりだ。
査定の結果がこちら
数日後、査定の結果がきた。気になる金額はこちらだ↓
結果は500円。それなりの量はあったが、やはり古くて安い服ばかりだったのが原因と思われる。
おそらく値段については、どこの買い取り業者もあまり差はないだろう。少しでも高く売るなら、自力でフリマアプリなどを使う方がいいかと思う。
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買取不可のものはリサイクル業者へ
買い取り業者でも引き取りNGの衣類は、自分で送料を払ってリサイクル業者に送ることにした。
業者はやはり、ネットで「無料 リサイクル」などで検索して探した。私が利用したのは、ほとんどのものを引き取ってくれる「Ecoと宅配」という業者だ。
主に、
・汚れや傷みがひどい服
・古いバッグ
・雑誌のおまけグッズ
・高校時代の制服
・水着
などだ。
明らかに使いみちはないのだが、かといって捨てるにはしのびないと思ってしまった。特に制服と水着は、処分に困る。
Ecoと宅配は、ダンボールは自分で用意しないといけない。家にあった空き箱に、とにかく詰め込んだ。
ネックの送料だが、宅急便で約1,100円という結果に。買い取り分と含めても赤字である。無料とはいえ、送料がかかるのが難だ。
今だったら宅配リサイクルを使わず、
・古い服は古布として回収に出す
・おまけは捨てる
・制服&水着は売る
という風にしただろう。服を処分する前には、色々なリサーチをすると大きな発見がいくつもある。
リサイクルも無理そうな衣類は燃えるゴミへ
最後に、傷みがひどすぎてどうしようもないもの、リサイクルに出すのも無理そうな衣類は燃えるゴミに出した。
主に、
・ゴムが伸びきったくつ下
・下着類
・ボロボロのTシャツ
などだ。
リサイクルに出すことすら申し訳ないような、ボロ布ばかりであった。よくこういうものを、長らくクローゼットにしまっていたなと思う。
服は着倒して捨てるのが理想?
当時は色々と仕分けて捨てていたが、今はそのまま捨ててしまうことが多い。どれも着倒して、最終的にボロボロになってしまうからだ。
買い取りできるほどきれいな服というのは、裏を返すと活用しきれなかった服ということだ。そういう服は、最初から買わない方向でいく方が節約できていいんじゃなかろうか。
服1着も、買う以上は使い切りたい。できるだけ、買い取り業者などには頼らないことが理想だ。
いらない服は全部捨てると割り切ってしまうのが、一番楽ではある。が、それができるなら、服の断捨離で悩むことはないだろう。
最後まで服を着倒せるのが理想だが、現実には好みや生活スタイルが変わって着なくなることもある。そういうときこそ、服を売るという方法が断捨離には効果的なんじゃなかろうか。