【家賃高っ!】私が家賃の割合が収入の6割超でも一人暮らしできた理由
生活費のなかでも、一番高い割合を占めるであろう家賃の問題。なかには高い家賃に苦しめられる人もいるんじゃなかろうか?
かくいう私も、家賃が収入の6割を超える超貧困世帯だ。そんななかでも何とか一年一人暮らしを続けられたので、そのコツを紹介したい。
家賃の理想の割り合いは?
家賃と収入の割合でよく言われるのは、「収入の1/3以内」というものだ。じっさい問題、これは理想の割合なんだろうか。
統計局の調査によれば、30代女性の収入と家賃の平均はこうなっている↓
・年間収入…3,523,000円(1ヶ月約293,583円)
・家賃以外の生活費…1ヶ月124,782円
・収入-生活費…168,801円
もし家賃が収入の1/3とすると、97,861円。すると残りの額は70,940円だ。毎月7万円も貯金できれば、確かに生活も安定しそうだ。
だが世の女性の声を聞くと、「貯金できない」という声をよく聞く。じっさいは生活費が15万円以上かかったり、収入が29万もない人が多いんだろう。とくに東京は物価も家賃も高い。
もし生活費が平均よりも+30,000円かかるとしたら、残り額も40,000円ほどに減る。これだとちょっと心もとない。
収入が29万あってもこれだから、さらに低い人はもっと厳しいということになる。非正規雇用が広がり収入が20万を切る人も多い日本で、家賃1/3というのはハードルが高いんじゃないか。
「収入の1/3」は、あくまで収入が25万円以上ある人に通用する考え方だ。収入20万以下の人は、家賃は安いに越したことはない。割合は1/4以内が理想だ。
家賃の割合は6~7割以上が常
と、そんなことをいう私は、家賃の割合が収入の6~7割という超高水準になっている。その内訳はこんな感じ↓
・月収…9~10万円
・家賃…55,000円
神奈川の築浅・駅チカ物件ということもあり、家賃はちょっと高めだ。そのせいで毎月の暮らしはカツカツである。
しかしひと頃は、月収が家賃を下回っていた月もあるくらいだ。今はこれでもマシになった方だ。
そんなカツカツの暮らしを、私はいかに続けてきたのか?このコツも見ていきたい↓
ひたすら生活費を抑えるのみ
家賃は減らしようがないから、残るは生活費を減らすしか道はない。さいわい私は生活にお金をかけなくても平気な人間だったので、なんとかやってこれた。
ちなみに一ヶ月の生活費は、約20,000円前後。内訳をザックリ分けるとこうなる↓
・食費…7,000円
・電気&ガス代…3,500円
・水道代…1,500円(2ヶ月ごとに3,000円)
・通信費…3,000~5,000円
・新聞代…2,000円
・合計…17,000~20,000円
おそらく多く見積もっても、3万円あれば十分暮らせるだろう。家賃を合わせると、7~8万円あればいい計算だ。
たまに洋服代やオタク費、ブログのサーバー代なんかもかかる。そういうときは、支出が10万円を超えることもある。
さらに詳しい家計簿はこちらから⇒年収100万の超貧困層だけど一年生き延びました。ミニマリストの家計簿2017
それ以外の生活費は?
上で紹介した以外の、洋服代・交際費・美容費などにはほとんどお金をかけない。お金がなさすぎてかけられないというのもあるが、もともとこの辺りに気を遣わなくても平気な人間なのだ。仕事は家でやっているから、交通費も基本ゼロ円だ。
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とにかく手間を省く
私がここまで生活費を削れた理由には、「手間を省きまくった」というのがあるかもしれない。私がこれまでに省いてきた手間はこんな感じだ↓
・買い物の手間
・料理の手間
・洗剤を使う手間
・メイクの手間
・シャンプー、リンスの手間
・髪をカットしに行く手間
買い物は週に1回しかいかないし、自炊は煮込むだけの手抜き料理。ミニマリスト暮らしを目指した結果、シャンプーは湯シャンに。メイクする習慣はもともとなかった。
そういうズボラな暮らしと節約というのは、実に相性がいいように思う。「ここはこうしなきゃ」「あれをそろえなきゃ」というこだわりを捨てると、色々な部分でお金が削れるのだ。
皆が当たり前にやっていることが、自分に必要なこととは限らない。自分が少しでも疑問に感じたことにはお金を使わないのが、生活費を節約するコツじゃなかろうか。
自力でできるところは自力でやる
一方、自力でできそうなところは進んでやるようにしている。洗濯ものの手洗いなどは、そのもっともたるものだ。たらいに一晩浸け置きして、翌朝すすげば完了である。
私が自力でやるかどうか決める基準は、
・よけいなものが増えるかどうか?
・お金はどれくらいかかるか?
・時間と手間はどれくらいかかりそうか?
という点だ。ものを増やしたくない、お金をかけたくないというのがあるので、タダで使えるものは積極的に役立てる。
だが無料にこだわるあまり、時間と手間がべらぼうにかかってしまうのはいただけない。とくに安全面をギセイにするような節約は止めた方がいい。
なんでもかんでも便利にするのではなく、自分ならどれくらいの面倒くささを引き受けられるかという問題かと思う。自分がいやにならない範囲でやるのが、節約を長続きさせるキモだ。
家賃が収入の6割でもなんとか暮らせているが、この状況を長くは続けたくない。やはりもう少し収入がほしいところだ。
とはいえ、生活のグレードを上げる欲はない。今の暮らしを変わらず続けられることが理想だ。