お金の貯まる家にするには?生活に困らない人に変われる7つの習慣。
お金が貯まる家には、何らかの共通点があるように思います。お金に困らない人に変わるために、今から始めたい生活習慣について話します。
収入があるのにお金が貯まらないというのは、やはり日々の暮らしに原因があるんだと思います。しかし逆にその原因を180°変えれば、お金の貯まる生活に変われるんじゃないでしょうか。
お金が貯まる体質になるために、今すぐ始められそうな生活習慣を紹介していきいます。
1.計画性を持って動く
買い物でもお出かけでも、計画性を持って動く。これはお金を無駄遣いしないために、何より大事なことです。
計画が大切なのは、まずゴールを決めないと具体的にやることがハッキリしないからです。ただ「お金を貯めたい」だけだと、ガムシャラに効果の薄い節約を頑張るハメにもなりかねません。
節約するときは、効果が大きい固定費から減らすのがおすすめです⇒老後の備えにお金を貯めたい。節約体質になれる王道貯金術とは?
日々の生活でなら、1ヶ月の予算を大まかに定めておく。貯金をするのでも、いつまでにどれくらい貯めるかなど。毎月の支出と貯金額を設定すれば、うっかり使い過ぎもセーブできます。
ちなみに買い物の80%も、予定にない買い物とも言われています。詳しくはこちら⇒ついお金を無駄遣いしてしまう理由とは?無計画な買い物を止めれば出費を減らせる。
かくいう私も、昔はお金の使い方が荒かったです。カードの引き落としが9千円のときもあれば、翌月は7万を超えるといったこともありました。
これも、予算を気にせず欲しいものを欲しいだけ買っていたからです。銀行残高が足りなくて、引き落としできず焦った経験もあります。
今は少し反省して、おおよそ買うものは決めておくようにしています。カードの支払額も1~3万円の間に収まるようになって、ちょっと安心です。
2.お金とまっすぐ向き合う
お金が欲しい、お金に困っているという人に限って、なぜかお金のことを考えるのが嫌いです。家計簿を付けなかったり銀行の残高をチェックしなかったりと、しっかり管理してません。
私も長らく家計簿を付けることが出来ませんでした。自分の散財のあとを見るのが嫌だったからです。
しかし支出がどれくらいか分からないと、今月使い過ぎかどうかなどが分かりません。するとお金を使う度に、得体の知れない不安や居心地の悪さを感じるのです。
お金を使うことが不安だったのは、どれくらいお金があれば暮らしが成り立つのか分からなかったからだと気づきました。だからとにかくお金を使わず、貯めておかねばと思っていたのです。
しかし家計簿を付けて支出をしっかりチェックするようになると、そういう不安はほぼ無くなりました。出ていくお金の上限が分かったおかげで、必要な額を知ることができたからです。
私が使っている家計簿の話はこちらから⇒ズボラでも1年半続いた家計簿アプリ。マネーフォワードの便利な使い方5つ。
これは毎月の生活費に限らず、この先の人生に必要なお金についても言えます。一生のうちにどれだけお金を使うのか分かれば、老後の不安も小さくなるはずです。
ライフプランニングの話はこちら⇒お金から考える30代女の人生設計。ライフプランニングに必要な3つのポイントとは?
3.心に余裕を持つ
心に余裕が無くなると、長い目で物事を考えられなくなります。すると、目先のお金にとらわれてキュウキュウとしてしまうのです。
目先のお金にとらわれると、セール品にすぐ飛びついたり、逆に必要なところにお金をかけなくなったり。無駄遣いは多いのに、足りない物も多いという状態になります。そして余計にお金が出ていくのです。
心に余裕を持つには、前に紹介した計画性やお金と向き合う姿勢も大事です。しかしそれ以上に、お金がないことを悩みすぎないことだと思います。
毎月大赤字でない限り、しばらくは生活に困らないはずです。暮らしの中で足りているところを、もっと見つめても良いんじゃないでしょうか。
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4.散財以外でストレス発散する
心に余裕が無いと、ストレスも溜まりやすいです。そのストレスを、買い物などの散財で発散させるのはマズいです。
単純にお金が出ていくのもマズいですが、無駄遣いによる自己嫌悪がさらにイライラを増やします。そのイライラからまた散財という、負のループにハマるのです。
もし買い物でストレス発散となると、さらに荷物が増えることへのイライラもプラスされます。部屋が散らかっているというのは、私たちが思う以上に心に負担をかけるものだからです。
散らかった部屋にイライラするとき、片付けると良い場所はこちら⇒部屋が汚れすぎてストレスなとき、真っ先に掃除すべき4つの場所とは?
お金を使うと確かにスカッとしますが、その後クヨクヨするなら止めた方が良いです。
代わりに、お金の掛からない趣味ででストレス解消するのはどうでしょうか。詳しくはこちら⇒カレジョおすすめのお金がかからない趣味10選。完全無料で楽しめます。
5.無料・お得情報に気をつける
逆に無料が大好きな人も多いと思いますが、実は本当にタダというものは多くありません。大体は最初だけがタダで、後のサービスでお金を取るというのが真の狙いです。
私が大好きなスマホゲームも、無料→課金アイテムの流れ。会社員やバイト時代は、毎月1万円は普通に使ったものです。
さらに無料に気を付けないといけないのは、部屋の中に余計な物が増えることも理由の1つ。いらない物・安い物が増えるほど、なぜかお金は出ていくような気がするのです。
この仕組みについて聞いた話に、「無料に甘んじると無料がふさわしい人になる」というのがあります。
例えば懸賞でもらったお皿を使っていると、自分には無料の食器で十分なのだという刷り込みが生まれるというのです。結果、どんどん周りは安っぽいものばかりで溢れていきます。
無料のものばかり使うということは、自分のためにお金を使う機会が減るということ。結果的に、お金が離れていってしまうという話でした。
どうにもオカルトチックですが、無意識的にお金を使うことを避けたり、お金を貯められない行動パターンが出来上がってしまうのかもしれません。
本当にお気に入りなら良いのですが、安い・タダという理由で使うのはマズいんだと思います。
6.買う前に家に無いかチェックする
買い物が多かったり、無料の品が多かったり。荷物が増えると、今度はどこに何があるか分からなくなります。
すると、家の中に同じものがいくつも溜まることに。ボールペンやハサミなどが見つからず、新しく買った経験は誰しもあるはずです。
しっかり荷物が整理されていれば、そんな無駄遣いも防げます。断捨離や整理整頓というのは、実はお金を貯めるにも役立つことなのです。
私がかつてやっていた、探し物対策はこちら⇒探し物が見つからない人必見。散らかった部屋が片付く収納ケースの効果的な使い方。
文房具でも冷蔵庫の中身でも、買う前に今あるものをチェック。そして余さずチェックするには、余計なものを捨てることが肝心です。
7.簡単に収納を増やさない
荷物の整理でやってはいけないのが、すぐ収納グッズに頼ることです。ますます部屋が散らかるうえ、収納にかかるお金もバカになりません。
収納が増えると部屋が余計に散らかるのは、荷物の量は減らないから。なのにしまえるスペースが増えることで、新しい荷物をさらに呼び込むことになります。
ものが増えれば、前に言った「同じものがダブる」「散らかってストレスが溜まる」などの原因に。結果、散財でストレス発散のコースに入りかねません。
こうしてみると、お金が貯まることと部屋が片付いていることには深い関係があるんだと気付かされます。汚部屋では、お金は貯まらないのです。
節約と断捨離は、車の両輪のようなものなのかもしれません。支出が減れば物が減る、物が減ればお金が貯まると、良いサイクルに乗っかることができるんじゃないでしょうか。