本代を節約するため、本好きの貧乏人がやってる方法
本を読むのは好きだが、本を買うお金はない。そんな貧乏人が読書を楽しむべく、本代節約のためにやっている方法を紹介したい。
今や書籍を格安で読む方法はそこら中にある。読書はお金がかかると思われがちだが、実は貧乏にもやさしい趣味なんじゃなかろうか。
図書館を徹底活用しよう
まずは、近所の図書館を徹底的に使い尽くす。本はもちろん、その他CDやDVDも借りられるありがたい施設だ。しかもタダである。
「近所の図書館には読みたい本が無いから」というときは、リクエストサービスを使い倒してほしい。早ければ数日で、目当ての本が地元の図書館で受け取れる。
デメリットは、話題の本だと手元に届くまで時間がかかることだ。早くて3ヶ月、下手をすると半年以上は待たされることもザラ。自分の番が来たときは、予約したことすら忘れていることも多い。
以前読んだレジェンド葛西の本も、けっこう時間がかかった⇒アンチエイジングの極意がここに。葛西紀明「40歳を過ぎて最高の成果を出せる疲れない体と折れない心のつくり方」感想
その対策として私がやるのが、出たばかりの新刊を速攻でリクエストすることだ。だいたい1~1.5ヶ月すると、新品同然の新刊が受け取れる。人気の本も、この方法なら割合早く読めるのでおすすめだ。
近所に図書館がなくても、通勤・通学先にある図書館も使える。通勤・通学路の途中に図書館があったら、とりあえず図書カードを作ることをおすすめしたい。
図書館の活用術はこちらでも紹介中⇒節約の大きな味方。図書館を便利に使う活用術
小説は青空文庫で読もう
小説は図書館で借りるのもいいが、2週間の期限があるのでじっくり読みたいときには不向きだ。古典の名作をタダで読むなら、青空文庫がいい。
青空文庫は、著作権の切れた小説や詩などをネット上にアップするサイトだ。ボランティアの方々が文章をデジタルに変える作業をやってくれているなど、本好きは頭が上がらないサービスである。
青空文庫のサイトで直接読んでもいいが、おすすめはAmazonのKindleで読むことだ。青空文庫にアップされた作品は、Kindleでも検索すれば出てくる。
Kindleはスマホでも使えるから、今や好きなときに文豪の小説が読み放題だ。小説好きの人は、とりあえずアプリをインストールしておいて損はない。
私は小説のストーリーを勉強がてら、芥川龍之介の作品をダウンロードして読んでいる。小説は紙の本で読むのが好きだが、気軽に読めるスマホもそれはそれで便利である。
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本を買うときはメルカリで
基本は「いかにタダで読むか」を考えているが、図書館で借りるよりも早く読みたい本もある。また、コミックエッセイなどの漫画本は図書館では借りられない。
そういう本を読むときは買うことを考えるワケだが、もちろん新品ではなく中古本を狙う。今だったらやはり、メルカリで探すのが楽だ。
メルカリには本家のアプリ以外に、本の売り買いに特化した「メルカリカウル」というサービスがある。ジャンルが本やCDなどに絞られているから、本が目当てなら本家メルカリより使いやすい。
私がメルカリで中古本を探すときは、こんな風にやっている↓
・「これ以上は出したくない」という相場を予め決めておく
・目当ての本が出品されたらメール通知がくるよう設定しておく
・メールをチェックして、いい値段の本があれば速攻で買う
メルカリを愛用する人ならご存知かと思うが、商品は早いもの勝ちだ。できるだけ早く出品情報をゲットしないと、ほかのライバルに先を越されてしまう。
中古本を探すのはメルカリがメインではあるが、ヤフオクやamazonもまだまだ使える。ときどきはチェックすると、思わぬ掘り出し物に出会えるだろう。
amazonなどで中古本を探すときのコツはこちら⇒本を安く買いたいとき、少しでもお得になる方法。
読み終わった本は売れる!
読み終わった中古本は、再びメルカリの市場へリリース。本の代金を少しでも多く回収する。
中古の中古となると売れるか心配だが、意外とチェックしてくれる人は多い。自分が興味を持った本は、ほかの人も興味があるのだ。
メルカリは売り上げがポイントで入る仕組みで、稼いだポイントをメルカリでの買い物に使える。売り上げをそのまま、次の本を買う資金にできるのは便利だ。
本は新品で買うと高いうえ、場所を取る。お金も広い部屋もない庶民は、他の人とシェアする形で読書を楽しむのがいい。店で買うだけが全てじゃない。
せっかく安く読書できる方法があるなら、積極的に使っていきたいところだ。