一人暮らしで、毎日の掃除や洗濯を無理なく続けるコツとは
今回は、一人暮らしで每日の掃除や洗濯を無理なく続けるコツをお話します。日頃からやることほど、張り切り過ぎると疲れてしまいます。
「やるぞ!」と意気込むよりも、生活の一部として淡々とこなす。それが、家事を面倒に感じないポイントです。
マメにやった方が楽だと知る
「毎日は面倒だから」「平日は時間がないから」。色々な事情で、週末にまとめて掃除や洗濯をする人も多いともいます。けれど掃除は、每日やった方が楽なのです。
これは、大掃除のことを考えても分かります。年に1度しか掃除しないところほど、きれいにするのは重労働。普段から掃除しておけば、そういった苦労をせずに済みます。
溜まりがちな洗濯ものも、マメに洗う方が楽でした⇒一人暮らしの手洗い洗濯。洗いものの手間を減らして家事を楽にするコツ
溜まった家事が厄介なのは、溜めれば溜めるほど面倒になることです。ホコリだらけの棚や山積みの衣類を見ると、うんざりした気分にはならないでしょうか。
「今日もできなかった」「自分は掃除も満足にできない」。そういったメッセージを、溜まった家事は発します。それを每日受け取っていると、余計にエネルギーを消耗してしまいます。
エネルギーを消耗すると、やるべきことにも身が入りません。それでますます家事が面倒になるという、悪循環にハマるのです。
体力・時間的にもそうですが、精神的にも掃除や洗濯はマメにする方が良いです。やればやった分だけ、自分への自信にもつながります。
朝一番がやりやすい
生活の一部に家事を組み込むには、朝一番にやるのがおすすめです。朝が一番エネルギー溢れる時間帯なので、面倒な用事も片付けやすくなります。
私は、朝のルーティンに掃除と洗濯を入れています⇒充実した1日は朝から始まる。私の早起き後のルーティンを紹介
床の掃除と洗濯なら、30分もあればだいぶ片付くと思います。いつもより30分早起きして、家事の時間を作るのも良い手です。
早起きに慣れないうちは、枕元に時計を置かないようにすると効果的です⇒朝活したい人は必見。私が朝の5時に起きられるようになった、早起きできる方法
タイムアタック
ゲーム感覚でやるのも、家事を習慣化するコツです。私も最近、タイムアタックに挑戦しながら掃除と洗濯をやっています。
時間を計ると少しでもタイムを縮めたくて、1つ1つの動作をテキパキやるように。すると、掃除・洗濯(手洗い)・トイレ掃除を合わせて、40分かからず終わるようになりました。
タイムアタックは無駄な動きが減るだけでなく、その日の気分もチェックできます。いつもより早く済めば良い感じ、逆に時間がかかったら疲れ気味と分かります。
疲れているときは無理をせず、早めにふとんに入る。翌日すっきり目が覚めれば、掃除や洗濯が嫌になることも少ないです。
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何かやりながら掃除する
まとまった時間が取れないときは、「ながら掃除」がおすすめ。特に洗面台は、歯みがきや顔を洗ったついでなど、ながら掃除がしやすい場所です。
ほかにも、テレビを見ている間にテーブルやテレビ台を拭く、部屋を移動するときにゴミを1つ拾う、通勤ついでのゴミ出しなど。できることは色々あると思います。
ながら掃除をやるときは、手に届きやすい場所にふきんなどを置くと効果的。気付いたときにパッと取って、サッとひと拭きできる状況を作ることがポイントです。
ご褒美を作る
定番の方法ではありますが、ご褒美を作るのも何かを続けるコツです。朝にやるなら、朝ごはんがご褒美にしやすいかと思います。
具体的なものでなくても、「掃除できた」「部屋が片付いた」という満足感も、立派なご褒美になります。「やって良かった」と思うと、面倒なことでも続けやすいと感じます。
1日できなくても落ち込まない
これはマジメな人に多いのですが、掃除を1日でも忘れると嫌になることはないでしょうか。そんなときは、必要以上に自分を責めてはいけません。
1日くらい掃除をサボっても病気にはならないし、人間失格ということにもなりません。人間、上手くいかないことが普通ではないでしょうか。
每日やることほど、「休まず続ける」より「止めない」ことの方が肝心です。1日休んでも、翌日は何事もなかったかのように続けることが重要です。
一人暮らしは、何をやるも自分の自由。掃除や洗濯をサボっても誰も怒りはしません。だからこそ、自分で続ける工夫をしなくてはなりません。
テーブルを毎日拭く、朝イチで洗濯機を回すなど。まずは自分に続けられそうなところから手を付けるのが良いと思います。