一人暮らしの節約術、お金の無駄遣いを減らす対策方法と考え方。
今回は、一人暮らしの無駄遣い対策について考えます。
社会人の一人暮らしは、人生の中で一番自由にお金を使える期間です。その分意識して節約をしないと、お金の無駄が増える危険性もあります。
お金を使うも使わないも、全て自分の思いのまま。逆に言えば、一番節約がはかどる期間でもあるのです。
タダでできる暇つぶしを見つける
勤め人の場合、予定のない週末は暇かもしれません。そういうとき、タダで済む娯楽があると理想です。
散歩やウィンドウショッピングならものを買わずに済むし、空調の効いた図書館なら暑さ対策もできて一石二鳥。財布を持たずに出かければ完璧です。
地元の図書館は、フル活用しないともったいないです⇒節約の大きな味方。図書館を便利に使う活用術
インドア派の人でも、お金のかからない趣味は持てます⇒収入ほぼゼロな枯れ女の節約術。おすすめのお金がかからない趣味5選
「お金を使わない娯楽」に慣れれば、贅沢せずに済みます。レジャーにもメリハリが生まれ、たまの旅行などがより楽しく感じられると思います。
たまのイベントを楽しむには、逆に日常生活のレベルを下げるという方法もあります⇒
無駄遣いですき間を埋める
人が無駄遣いに走る理由は、「暇だったから」「空白の時間の埋め合わせ」も多いと思います。心と時間のすき間を、お金を使って解消しようとするのです。
趣味がショッピングというのも、半分は心の安らぎを得るためです⇒趣味がショッピングでも無駄遣いをなくせる方法5つ。節約も断捨離も、買い物を止めれば簡単に成功します
であれば、そのすき間をお金以外のもので埋めれば無駄遣いは防げるはずです。買い物やスマホ課金の代わりに、静かな時間や体験を得るのは有効かと思います。
交際費の見直し
週末や仕事上がり、予定があればあったで出費がかさむと思います。一見必要に思われる交際費も、裏では家計を圧迫しているかもしれません。
飲み会
勉強会、女子会、打ち上げ、歓送迎会、忘年会、新年会、友人同士の付き合いに至るまで、お酒をのむ機会は年中あると思います。それも毎回出るとなると、月々の出費もかさむのではないでしょうか。
社会では「お酒の席はコミュニケーションの潤滑油」という役割も一部あるとは思いますが、もしそれが苦痛に感じるようなら逆効果です。また、酒の席でなくてもコミュニケーション上手な人はたくさんいます。
お酒好きで飲み会が楽しいというならまだ良いですが、付き合いで無理に出るのはかえってストレスが溜まると思います。気の進まないときは、思い切って断る方がスッキリするはずです。
ときには人間、断ることも必要です⇒心のストレスもミニマルに。角の立たない上手な断り方とは?
2次会にはでない、3回に1回は休むなど、自分なりの線引を作っても良いかと思います。とにかく、ストレスが溜まるほどガマンをしないことです。
友人とのショッピング
買い物は、なるべく一人でする方が安全です。仲の良い友人に誘われると、断りづらくなるからです。
もし誘われても、気が進まないなら買わなくても良いと思います。友人の買い物の間は、離れて洋服を見まわるなど買わない工夫もできるかと思います。
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お金の前に頭を使う
なにか困ったことがあったとき、とりあえずものを買って解決しようとはしていないでしょうか。その習慣を直さないと、無駄遣いは減らせません。
特に部屋の片付けで収納グッズを買いに走るのは、危険中の危険です⇒断捨離できないのは収納グッズが理由?キレイ好きほどハマる落とし穴とは
お金に頼る前に、「自力でなんとかならないか?」「手持ちのもので済ませられないか?」と考えてみる。このステップを加えるだけで、支出は減らせます。
前に言った図書館の利用や、収納グッズを買う前に荷物の断捨離をするなど。お金をかけない前提で考えれば、アイデアは色々と湧いてくるのではないでしょうか。
お金で時間や健康を買うという考え方も一理ありますが、それは実際にものやサービスを使いこなせればの話です。1~2度使っただけの便利グッズや通わずじまいのジムなどは、どう考えても無駄遣いです。
「本当に自分に使いこなせるか?」「長く続けられるか?」。お金を使う前には、そういうことを考える時間も必要です。
一人暮らしは自由がありますが、それは全て自己責任でもあります。お金を使うということは、未来の自分に責任がかかるということです。
「この出費の責任を、自分は負えるか?」。大げさかもしれませんが、この意識があれば無駄遣いは確実に減らせるのではないでしょうか。