楽に部屋を掃除して片付けるコツは、模様替えの配置の仕方にあり。
部屋の掃除と片付けを楽にするには、生活する空間を小さくするのが効果的です。なるべく小さい範囲で済むよう模様替えをすると、移動の手間も減ってものすごく楽になりました。
テーブルでの作業中は、立つ手間さえ惜しい。そんなズボラには、座ったままで大体のことができるインテリアがとてもしっくりきます。
立って2~3歩で済むような用事でも、何度もとなると地味に面倒なのです。家の中で立ったり座ったりが多いと感じたとき、生活スペースを狭めるコツを見ていきます。
メインテーブルを「動線」の近くに
今までは物置き横にあったテーブルを、冷蔵庫の近くのスペースに移しました↓
ここはかつて、断捨離予定の荷物が置かれていた場所です。主にオタクグッズなどを積んでいました⇒オタクミニマリストの、部屋の片付け。数ヶ月放置した趣味のグッズをようやく断捨離
この場所はすぐ隣の寝室だけでなく、玄関に続く廊下・洗面所・お風呂場と、我が家のあらゆる部屋にアクセスしやすいスポットでした。
我が家の間取りを見ると、この場所は真ん中に近いようです↓
寝室は、色々な部屋をつなぐ「動線」だったのです。動線の近くに作業スペースを持ってくることで、部屋中を移動するのが楽になりました。欲を言えば、物置きも近くにできると完璧でした。
動線の近くに作業スペースを置くと、必然移動する範囲が限られてきます。すると、ゴミが発生する場所もその辺りに絞られるのです。
我が家の場合、主なゴミは私の髪の毛です。そのため、移動する場所が狭ければ狭いほど、髪の毛が落ちる場所も狭まるのでした。
(引っ越してから半年にして、ようやくこの事実に気付きました)
もし部屋がいくつかあるなら、作業スペースは「ほかの部屋へアクセスしやすい場所」に作るのがおすすめです。掃除が面倒なときは、自分の移動ルートを集中的にやるだけでも割りと片付きます。
ゴミ箱を手の届く場所に置く
テーブルで作業していて面倒なのが、ゴミを拾って捨てることです。今までは髪の毛などを見つけるたびに、つまんでゴミ箱まで捨てに立っていました。
しかし今は、右を向けばすぐそこにくず入れが。わざわざ立ち上がることなく、ちょっと手を伸ばしさえすればポイッと捨てられるのです。
鼻炎でティッシュ箱が手放せなかったり、お菓子をつまむときにゴミ箱が近いと便利です。ゴミをそこら辺に放ったらかしてしまう人ほど、テーブルから半径1.5m以内にゴミ箱を置くのをおすすめします。
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テーブルからキッチンの距離を短くする
我が家の作業スペースは、食卓と兼用です。そのため、キッチンからテーブルへの距離が短いと料理を運ぶのが楽でした。(これも何故もっと早く気づかなかったのかと思います)
キッチンから食卓が近いと、シンクからテーブルへの移動も短く。すると、雑巾で拭き掃除するとき動く距離が減るのです。本当にちょっとの差ですが、「めんどくさい」と思うことが明らかに少なくなりました。
また、単純に距離が短いので、運ぶ途中で落とすなどのアクシデントも起きにくい。私はおっちょこちょいで時たまヘマをするので、リスクは少しでも減らした方が安全でした。
寝室やクローゼットの近くにする
作業スペースのすぐ後ろは、寝室になっています。すぐ隣に寝る場所と着替える場所があると、さらに生活空間が小さくできるのです。
私の場合はテーブルを今の位置にして、作業スペースから半径4~5m以内で大体のことが済むように。元々インドア派のズボラですが、より動くことが減ったと思います。
しかし今の配置だと物置きからは微妙に離れているので、良く使うものはテーブル周辺に置きっぱなし。主にスマホ&スマホスタンドや、今読んでいる本などをテーブル上に置いています。
部屋を区切るしきりがあると便利?
寝室と作業場が近いのはメリットもありますが、同時に「すぐダラケてしまう」という危険性も。特に上げ下ろしできないベッドは、余計にリスクが高いです。
そんなダラけを少しでも減らすには、作業スペースと寝る場所の間に「しきり」があると良いです。空間を区切ることで、心理的にメリハリが付けやすいと感じます。
ちゃんとした壁や引き戸でなくても、場合によってはカーテンのようなものでもしきりは作れます。そこは、部屋のスペースのゆとり具合で変わってくるかと思います。
人が動いた分だけ部屋が汚れるなら、動く範囲を小さくすれば汚れも最小限に食い止められます。汚れが集まった場所を特にきれいにすれば、省エネしつつ大きな掃除効果が得られるのです。
もし部屋が広くて掃除が大変だと感じたときは、生活空間をもっと小さくすることも考えてみてください。