これで每日眺められる、ズボラなオタクの「見える」グッズ収納術。
趣味のグッズを飾りたいけど、ケースを用意したり掃除をするのは面倒。そんなズボラなオタクの、毎日グッズを眺める収納術を紹介します。
せっかくのコレクションも、しまいっぱなしでは実にもったいないです。好きなものを好きなときに鑑賞できる方が、やはり楽しいんじゃないでしょうか?
段ボールにしまいっぱなしで満足?
たいてい、飾れないコレクションは段ボールなどにしまわれることが多いと思います。
確かにこの方法は、大量のグッズを簡単にしまえる一番の方法です。が、お気に入りのグッズが段ボールの奥深くに眠らせて、本当に満足でしょうか。
私も以前は、段ボールと大型収納ケース3つに大量のグッズを入れていました。
普段はもの置きの上の棚にしまわれて、陰でひっそり。たまの大掃除のときなど、ケースのホコリを拭くときだけ見ることができました。
この方式でグッズを鑑賞できる機会は、せいぜい年に1~2度。10年以上も溜め込んだグッズ達でしたが、数えるほどしか愛でることができていないのです。
「いつか大きな家に引っ越して、コレクション専用部屋を作ろう」と半ば本気で考えていたこともあります。
コレクションを毎日眺めるには、「大きな部屋」と「大きなケース」がなければいけない。もの持ちだった頃の私は、そう思い込んでいました。
まずは飾りたいもの厳選しよう
しかし、そんな「グッズを飾って毎日眺めたい」という願望は、案外と簡単に実現してしまいました。きっかけは、引っ越しで大量の荷物を断捨離したことです。
不要な荷物と一緒に、今までのコレクションもイチから見直しました。そのときの様子はこちら⇒ミニマリストを目指すオタクの断捨離。一人暮らしを機に、大量のグッズを片づけ
じっくり仕分けてみると、「何でこんなものまで取っておいたんだろう」というグッズもワンサカ出てきました。結局、段ボールおよそ10箱分のグッズは、1/3にまで減りました。
確かめたことはないですが、今なら段ボール1~2箱で済むんじゃないかと思います。
グッズが大幅に減ったおかげで、大きな部屋もコレクションケースも不要になりました。今は、部屋に元々ある収納だけで十分な量です。
ゲームが好き・漫画が好きと何でも集めるものの、「本当に気に入ったものを厳選する」ということが全く出来てませんでした。昔は、ただグッズを増やすことに満足していたのかもしれません。
今はこの反省を踏まえて、むやみにグッズを家に持ち込まないようにしています。見た瞬間にテンションが上がらないものは、大体取っておかなくても良いものです。
そのときは本当に気に入っても、5年後、10年後には魅力を感じないということもあります。長年集め続けたコレクションほど、一度見直してみる方が良いです。
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クローゼットに直置きで飾りながら収納
収納にしまうとき、段ボールに入れてしまっては以前と同じことに。私はケースなどは使わず、クローゼットに直置きしています↓
普段はクローゼットの扉は閉めてあるので、ほこりの心配もほとんどなし。直射日光が当たって、グッズが色褪せることもありません。
扉を開ければ、コレクションを満遍なく眺められるように。ついでに、「飽きたグッズは無いか?」とチェックも一緒にできて管理が楽です。
私もグッズを断捨離した直後は、段ボールにしまっていました。が、パッと見の圧迫感がハンパなかったです。
それが気になって、段ボールからグッズを出して収納することに。詳しくはこちら⇒段ボール収納だと、断捨離とミニマリスト暮らしが進まなくなる理由とは?
段ボール収納では、しまわれたグッズの「かまってオーラ」も感じました。箱にしまわれたものは、むしろむき出しのときより気になります。
収納から出すことで、余計ゴチャゴチャしそうに思えるかもしれません。が、ゴチャゴチャしていると感じたら、それはまだ減らすものがあるというサインです。
私も段ボールから出してクローゼットに直置きしたとき、「まだグッズが多いな」と感じました。そこでもう一度見直して、さらに断捨離しています。
今もクローゼットにはグッズがひしめいていますが、「ゴチャゴチャに感じる」というノイズは減りました。本当に取っておきたいグッズだけなら、数が多くても気にならないんだと思います。
每日開け閉めするところに置く
このクローゼットは、ふとんの上げ下ろしをするときに開ける場所です。すると、毎日朝と夜の2回、グッズを眺めるチャンスができます。
昔は年に1~2回だったのが、今は1日2回。鑑賞の機会が何百倍にも増えました。当時の私が聞いたら、さぞかし驚くだろうと思います。
たまにふとんそっちのけで、グッズを愛でて時間を忘れるということも起こったりします。しかし、コレクションと触れ合う機会がそれだけ多くなったということなので、これはこれで満足です。
やっていることは単純ですが、効果はてきめん。これで、好きなグッズを毎日眺められるのです。
もし趣味のグッズを持て余し気味なら、参考にしてみてください。