余計な服を断捨離し好きなファッションだけを残す、簡単な2つの質問とは?
今回は、余計な服を断捨離して、自分が好きなファッションだけを残せる簡単なコツをお話します。それは、クローゼットの前で自分にある質問をするだけです。
とても単純な問いかけですが、手持ちの洋服を見直す良いきっかけになります。服の片付けにお悩みの人には、一度試してみて欲しい質問です。
袖を通すのにかかる時間は?
それは、「クローゼットの中にある洋服全部を着るのに、どれくらい時時間がかかるか?」というものです。
この質問は、服が多ければ多いほど効果があります。単純計算ですが、もし100着あるなら100日、200着あるなら200日になるはずです。
手持ちの服全てを1周するのに、3ヶ月から半年以上かかるのです。そんなにたくさんの服が、果たして日常生活に必要でしょうか。
私の場合、全てを着るのに1ヶ月もかかりません⇒洋服の断捨離、4回め。大好きなアウターやボトムスを片付けた理由とは
さらには、100着の服があるからといって、全てを律儀に着回す人はほとんどいないはずです。そのうちの20~30着を着ていれば、多い方だと思います。
こうして日にちで置き換えると、どれだけたくさん服があるのか実感できます。服の断捨離は、まず「自分、が服を持ちすぎている」ことを自覚しないと始まりません。
限られた中で、何を着るか?
さらにこの質問は、「お気に入りは後何回着られるのか?」を考えるきっかけにもなります。
たとえば100着の中に、お気に入りのワンピースがあると考えます。もし100着を律儀に着回すなら100日に1回、1年にして3~4回しか着られないことになります。
せっかくのお気に入りを年に5回も着られないのは、少し寂しいと思います。どうせなら、普段からお気に入りを着て過ごす方が生活は楽しくなるのではないでしょうか。
また、人は齢を重ねます。いざ着ようと思っても、そのときには好みや体型が変わっているかもしれません。
20代から30代への移り変わりでも、着る服は変わるものです⇒枯れ女のミニマリストが着る、背伸びしない30代女性のファッションとは?
だからこそ、お気に入りは「着たい」と思ううちにどんどん着た方が良いです。大切にしすぎてほとんど着ないのは、もったいないことです。
「お気に入りは特別なとき用」と考える人も多いですが、それが余計な服を増やす元です。お気に入りだけを残して每日着れば、そこまで多くの服は必要ありません。
また、逆説的ですが、特別なときにお気にいりを着るなら、普段からお気に入りを着れば每日が特別になるのではないでしょうか。
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お気に入りを着続けると、生活も充実する
大げさかもしれませんが、每日が特別になるというのはあながち間違いでもありません。每日着る服をお気に入りだけにすると、なぜか生活まで充実してきます。
やることは、普段とさして変わりません。ですが、不思議と気分が明るくなるのです。
個人的には、お気に入りだけを着ることは「自分に自信がつく」ことでもあるのではと思います。自分が納得して選んだものを着ると、自分の人生を自分で動かしている感覚が生まれます。
大事なのは、「自分は自分でしっかり選んだものを着ている」という感覚なのだと思います。これは、着たい服をじっくり選ばねば得られないのではないでしょうか。
人の時間は有限です。軽く考えられがちですが、每日着る服を選ぶことも、限られた時間の中では大事ではないでしょうか。
「手持ちの服を全部着るのに、どれくらいかかるか?」「お気に入りの服は、後何回着られるのか?」。多すぎる服に悩んだときは、この質問をしてみてください。