ズボラも実感した、服を断捨離すると心に起こる3つの良い変化。
ズボラな私も実感している、服を断捨離したことで心に起こった良い変化についてお話します。
断捨離は暮らしの機能面だけでなく、私たちの内面にも変化があるのです。断捨離をした後で新しい仕事が見つかったり別れたかった夫と離婚できたりするのは、心が変わったからだと思います。
私はそこまで劇的な変化はありませんが、その後の暮らしは確実にプラスの方向へ。私の場合は、こんな風に変わりました↓
1.自分に自信がついた
服の断捨離は長年気になっていたものの、ずっと手を付けられずにいました。思い切って服を捨てることで、わずかながら自信がついたように思います。
具体的には、こんな面で自信を持てるようになりました↓
・ズボラでも部屋はキレイにできる
・自分のファッションがブレなくなる
・ものが少なくても生活はできる
それぞれ説明します。
ズボラでも部屋はキレイにできる
一番自信を持てたことは、整理整頓が出来ないズボラでも部屋はキレイにできるということです。
服を処分する前は「私は片付け下手だから」と諦めている節がありました。が、これはただ単に、ものを捨てるのに慣れていなかっただけだと気付いたのです。
私は服の断捨離では、こんまりさんのときめきメソッドに従いました。すると、断捨離経験ゼロの私でもクローゼットがスッキリ。やり方を教われば、初心者でもやり通せるのだと知りました。
出来ないと思っていたことが出来ると分かると、俄然やる気が出てきます。その勢いで、他のものもどんどん断捨離したくなってきました。
服の断捨離で得た良い効果はこちらでも紹介しています⇒着ない服を捨てるとこんなに良いことが。衣類を減らして私が実感したメリット。
自分のファッションがブレなくなる
また、服を厳選したことで、ファッションに軸が通りました。着たい服に迷わなくなったのです。
それまではファッション雑誌をめくってみることもありましたが、それは自分の着こなしに自信が無かったためです。「この格好で良いのか?」と、どこか迷いがありました。
しかし着たい服と用済みの服を自ら仕分けたことで、自分が着たい服はこんな服なんだなというのが分かってきました。ならば、着たい服をどんどん着ようと思えたのです。
ファッションの軸を見つける方法はこちらでも紹介中⇒おしゃれは今家にある洋服だけでできる。手持ちの服でコーディネート楽しむ方法とは?
着たい服が分かったことで、そのうえで似合う服の追求にも目覚めました。おしゃれを楽しみつつ、さらに着こなしに磨きをかけていきたいです。
ものが少なくても生活はできる
服を減らす前は、ものに囲まれた生活が当たり前でした。しかし少ない服の方が快適だと分かり、ものが多くなくても生活は出来るんじゃないかと考えるようになったのです。
服を断捨離した頃はまだ実家ぐらしでしたが、一人暮らしには憧れが。けれども家具から家電まで揃えるお金が必要だと思っていて、当分自立は無理だと思っていました。
そこからミニマリスト志向に目覚めたことで、むしろ最低限のもので暮らしたいという欲求が。おかげで、一人暮らしにかかる費用と大幅に節約することができました。
ミニマリストな一人暮らしを始めてから一年経った部屋は、こんな感じになりました⇒「理想の女子部屋」記事を見たので、一人暮らし女子の実際の部屋を公開してみる。
2.朝からやる気が出せる
「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな話ですが、服を断捨離すると朝からやる気が出ます。
これは朝起きてすぐ、パジャマから普段着へ着替えるようになった影響だと思います。服の着替えというルーティンが加わることで、朝のスタートダッシュを切れるのです。
詳しい仕組みは以下のような感じになります↓
・服を減らす→着る服がすぐ決まるようになる→朝の服選びに時間がかからない→パジャマからすぐに着替えられる→脳が活動モードに切り替わる
服をすぐに着替えるというのがミソですが、クローゼットがゴチャゴチャだとどうもその気になれません。だからこそ、まずは服を減らすことが大事だったのです。
服を減らし、一人暮らしを始めた後にやっていた朝のルーティンはこちら⇒充実した1日は朝から始まる。私の早起き後のルーティンを紹介
今は服を着替える手間も惜しんで、寝るときも普段着。すると起きた瞬間から活動が出来て、より楽です。
より質素に磨きがかかった、現在の1日の過ごし方はこちら⇒実録・貧乏系ミニマリストの生活。枯れ女の極めて平凡な1日。
3.色々なことに興味を持てるようになった
服を断捨離したことで、大きな悩みが一つ解決。悩みが消えたことで、そこにやりたいことや気になることが入ってくるようになりました。
断捨離する前は、服をどうにかすることで頭の中が占められていたように思います。ほかの大事なことを考えられず、目先のことにばかり気を取られていました。
昔は気になることがあっても結局手を出さず終いでしたが、今は取りあえず一度はチャレンジしてみようという考えです。失敗も多かったですが、新しい世界が開けたこともありました。
失敗の一例はこちら⇒餃子を作ろうとしたら、まれに見る謎のおやきが爆誕。~実録・一人暮らしの節約料理(7)~
最近開いた新しい世界はこちら⇒室内で野菜を育てよう。水耕栽培キット・ポットランド観察記。
かつてはお金がないことを理由にしていましたが、もしかしたら荷物が多すぎて動く気力が無かったのかもしれません。断捨離で身体を動かしたことで、ものぐさが少し直ったのでしょうか。
4.ものを大切にできる
持っていた荷物を断捨離すると、残ったものに対して愛着がわきます。自分の意志で残した物なので、大事にする気も起きやすいのです。
趣味のオタクグッズも、厳選することでより愛着が湧きました。詳しくはこちら⇒ミニマリストを目指すオタクが断捨離した経験談。大量のグッズを片づけは疲れます。
荷物が少なくなることで、1つ1つにかけられる時間も増えます。手間をかけるとさらに愛着が湧くという、良い循環が生まれるようにも思います。
クローゼットの服を整理しただけですが、色々と心の変化がありました。周りが変わると、自分の中でも何かしらの変化が生まれるものなんだと実感しています。
ただものを捨てるだけですが、部屋がキレイになると確実に前向きな心の変化が現れます。今の現状をなんとかしたいというときは、断捨離をぜひおすすめしたいです。