洋服を断捨離するには捨てる基準を知れ。ズボラなカレジョが処分するときベスト5。
断捨離を始めた人間が、一番最初にぶつかるであろう難関。それは洋服の処分だ。私がこの難関を乗り越えるときに使った、おすすめの処分方法を紹介したい。
服の断捨離が難しいのは、捨てる基準がハッキリしないからだと思う。こんなときに捨てれば良いということを決めると、捨てようか迷っていた服も処分しやすくなった。
特にどんな基準で捨てるものを選ぶと、断捨離がはかどるのか?私はこんな基準で選ぶようにしている↓
1.「こんな服持ってたんだー」→即処分
クローゼットの中を見たとき、「おお、こんな服持ってたのか」と思う洋服がたまにある。こういう服は、見つけた瞬間に処分だ。
忘れていた服というのは、それまで無かったも同然の服だ。私の経験上、そういう服はその後もまず着ない。
また影が薄くなるからには、それなりの理由があるということだ。私が存在を忘れがちな服は、
・安さだけで適当に買った服
・着心地が悪くて着る気が失せた服
・収納の奥の奥にあって取り出しにくい服
これを一言でまとめると、「愛着のない服」ということになろうか。思い入れのない服は雑に扱われ、そのうち記憶の彼方へ追いやられるのだ。
「服がたくさんあって覚えきれてないだけ」というときは、そもそも服を持ちすぎている。50着だろうが100着だろうが、着こなせている人は全部覚えているだろう。
2.「最近全然着てないなー」→早めに断捨離
断捨離の基本は、「着るものだけ残す」ことだ。ここ最近もしくは去年のシーズンに、あまり腕を通さなかった服は捨てた方が良い。
通説によれば、「クローゼットの中の8割は着ない服」だ。服が多くても、着る服は同じ顔ぶれというのは良くあるんじゃないだろうか。
単に「着なかった」でハッキリしないときは、「1ヶ月に1回も着なかったら捨てる」のように具体的な時間と回数を決めると捨てやすい。着た服はクローゼットの右側に固めるようにすれば、左側に着ない服が残るのでおすすめだ。
着た回数を数える方法は、断捨離の時間が取れないときも簡単にできて便利だ。詳しくはこちら5秒で着ない服を仕分けるシンプルな片付け方法。1日5分で断捨離はじめの一歩を。
3.「ボロボロでヤバい」→買い替えつつ断捨離
普段着や部屋着は、お古の服を着ると言う人も多いんじゃなかろうか。だが服が多いなら、ボロっちい服からどんどん捨てた方が良い。
私は、ここまで傷んだら捨てることにしている。カレジョの服の捨てどきはこちら⇒服は何回着たら寿命なのか?カレジョが考える6つの捨てどき。
服は着れば傷んでいくので、割り切って捨てやすい。部屋着の候補は、むしろどんどん断捨離して良いんじゃなかろうか。
4.「もう古臭い」→着る気がおきないなら捨てる
服の流行り廃りがめまぐるしい昨今、手持ちの服もどんどん古臭くなる。旬を過ぎて着る気が無くなった服も、捨てた方が良いかもしれない。
今着てなくて捨てられない服は、思い出が詰まっている場合が多い。これは、学校の制服などが代表格だ。
思い出の服を捨てる方法はこちらでも紹介中⇒昔の写真が捨てられないあなたに贈る、思い出の品を上手に断捨離する7つの方法。
断捨離で大事にするのは、昔より今だ。思い出は思い出として、服自体を「着たい」と思わないときは処分だ。
5.「私の趣味じゃない」→何故に持ち続ける?
自分の好みじゃない服というのは、しっくりこないし他の服と合わせづらいしで良いことがない。明らかにほかの服とテイストが違う代物は、捨てた方がスッキリする。
かくいう私も、一時は女性らしい服に凝っていたときがあるが失敗した。詳しくはこちら⇒着る服が決まらないクローゼット6つの特徴。思い当たったら服の断捨離を。
色んな服を着こなすのもおしゃれに感じるが、自分が着たいものを着るのもおしゃれだ。服のテイストがワンパターンというのは、着たい服を分かっている証だ。
番外.「捨てる服が分かんない!」→全出ししろ
捨てる服の検討が付かないときは、手持ちの服を全出しすることをおすすめする。家のあらゆる収納の中の服を、残らず出して1ヶ所に集めると分かりやすい。これは、ときめき片付けのこんまりさんもおすすめの方法だ。
人は、自分が思っている以上に服を持っている。大きな服の山を見ると、服を減らしたくなる効果もあるのだ。本気で断捨離するなら、一回はそういうショック療法も必要かもしれない。
着る服は残して、着ない服は捨てる。服の断捨離は、これに尽きる。捨てない理由を挙げ出すとキリがないので、逆に捨てる理由を考えていく感じだ。最初のうちは、面倒くさくても基準に照らし合わせると分かりやすい。
1回服の断捨離に慣れると、むしろ捨てるのが楽しくなってくる。もうこれも捨てていいかなあと思う服を、自然と探すようになったら占めたものだ。