一年間の一人暮らし生活費の内訳を公開。オタクミニマリストのお金の使い方とは?

2017年3月29日

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2016年は、私が一人暮らしを始めた年でした。そのなかで、どんなことにお金を使ってきたのか年間の家計簿を紹介します。

質素倹約を目指しつつも、毎月なんだかんだでお金が出ていく日々。余計なお金を使わない生活が理想ですが、実際にやるのは難しいです。

さらに趣味のオタクグッズなど、色々な散財もあり。以下、詳しく見ていきます。

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2016年の支出合計

まずは、1年の支出をザックリ見ていきます。

項目 金額
食費 合計 78,072
食料品 70,870
外食 7,202
現金・カード 合計 13,941
ATM引き出し 13,941
交通費 合計 21,420
チャージ 21,420
趣味・娯楽 合計 115,304
オタク費 94,660
映画・音楽・ゲーム 10,144
その他趣味 10,500
日用品 合計 21,229
日用品 13,211
ドラッグストア 5,755
100円ショップ 2,160
文房具 103
衣服・美容 合計 13,742
衣服 10,970
その他 2,772
特別な支出 合計 161,921
家具・家電 87,000
住宅・リフォーム 73,301
その他特別な支出 1,620
交際費 15,762
交際費 12,488
プレゼント代 3,274
水道・光熱費 合計 58,709
電気代 21,899
ガス・灯油代 20,010
水道代 16,800
教養・教育 合計 293,787
学費 90,450
新聞・雑誌 46320
奨学金 156,479
書籍 538
通信費 合計 95,993
携帯電話 20,588
インターネット 32,376
引っ越し 29,442
情報サービス 13,587
健康・医療 合計 4,983
医療費 4,983
税・社会保障 合計 189,229
年金保険料 189,229
その他 1,140
合計 1,084,092

ここには記録がないですが、さらに家賃代で約80万円が入ります。合計で190万円ほどの支出です。かなりザックリな計算なので、ミスや漏れがあるかもしれません。

家賃を抜かしても、1年で100万円。質素ながら、意外とお金を使っているなあと感じます。やはり一人暮らしは、それなりにお金がかかるものです。

月ごとの財布事情はこちら

毎月ごとの家計簿は、以下の記事で詳しく紹介しています↓

1月~4月

1月⇒今月からオタク費の支出が続きそう?ミニマリストの1月の財布事情

2月⇒家賃一括払いの威力は凄まじいと実感。ミニマリスト・2月の財布事情

3月⇒一人暮らし直後は、何かと費用がかかります。ミニマリスト・3月の財布事情

4月⇒鳩対策&サーバー代の支出が節約へダメージ。ミニマリスト・4月の財布事情

1月から4月は、主に引っ越しやら部屋のリフォームやらにお金を取られました。快適な部屋に済むための出費は、惜しまない人間です。

しかし貯金がほとんどない今だったら、お金のかかるリフォームに踏み切ったかどうかは疑問です。

5月~8月

5月⇒趣味を堪能しすぎて支出がかさむ。ミニマリスト・5月の財布事情。

6月⇒ついに奨学金の返済が復活する。ミニマリスト・6月の財布事情

7月⇒奨学金と年金はやはり重かった。ミニマリスト・7月の財布事情

8月⇒夏の暑さ対策は網戸1枚。枯れ女ミニマリスト・8月の財布事情。

毎月のように出ていくオタク費と、途中から復活した奨学金の二重苦(?)。奨学金は、毎月支出の4~5割は占めていたんじゃないかと思います。

2016年は真面目に奨学金を返していましたが、今は支払猶予の申し込み中。無事に手続きが通れば、2017年は返済に苦しめられずに済みそうです。

9月~12月

9月⇒秋は美味しいグルメイベントを堪能。枯れ女ミニマリスト・9月の財布事情。

10月⇒奨学金の返済が安くなって家計がスリムに。枯れ女ミニマリスト・10月の財布事情。

11月⇒ケチりすぎの反動?プチ贅沢に目覚める。~枯れ女ミニマリスト・11月の財布事情~

12月⇒歳末は特別な支出がかさんで困る~枯れ女ミニマリスト・12月の財布事情~

食欲の秋ということで、地域のグルメイベントに色々参加。お金がないないと言いつつも、こういうときはしっかり遊んだりしています。

歳末は、特別支出などが重なりました。さらに月400円ほどですが、月1回好きなパンを買って食べるというプチ贅沢も始めています。1度始めると、止められないのが贅沢という奴です。

2016年の支出内訳

次に、1年の支出の内訳を振り返ります。

食費

食費 合計 78,072
食料品 70,870
外食 7,202

買い出しの支出以外は、外食としてまとめています。プチ贅沢のパン代や、外出先のコンビニで買った食料などです。

食費は年間平均で、6,558円。外食がなければ、もうちょっと節約できたと思います。

主に1日2食でもやし中心、買い出しは週に1回などとやっていたら、自然と食費が減っていきました。節約を頑張ろうとしたというより、自炊の手間を減らそうと楽した結果です。

私の食費節約法はこちらからどうぞ⇒枯れ女ミニマリストの質素な食生活、1ヶ月の食費を平均6500円に節約した方法とは。

ついでに実家へ帰省すれば、その分の食費はゼロに。一人暮らししてからも、実家には何だかんだで助けてもらいました。おそらく今後も、困ったら実家に頼るんだろうと思います。

今年は引っ越しを機に冷蔵庫を断捨離したので、またちょっと事情が変わってきます。冷蔵庫がなくても食費は抑えられるのか、1年かけて検証予定です。

現金

現金・カード 合計 13,941
ATM引き出し 13,941

こちらは、お財布にいくら残ったかという合計です。

財布の中身は、特におろす日などは決めていませんでした。現金がなくなってきたら、まとめて5,000~10,000円を引き出す感じです。

そのときは小銭をいったん口座に入れて、一応の財布リセットを。たまに財布をスッカラカンにして新しいお札を入れると、ちょっと気分が一新されて気持ちが良いです。

今は食料買い出しの回数が増えたので、現金を使うことが多くなりました。その都度引き出していると、際限なく使ってしまいそうです。

ここはしばらく面倒で止めていた、月1回の財布リセットを復活させるときが来ているのかもしれません。取りあえず、ひと月10,000円の現金でやりくりすることを目指してみます。

交通費

交通費 合計 21,420
チャージ 21,420

電車とバスに乗っていただけで、20,000円もの支出が。パスモのチャージ代は、意外とバカになりません。オートチャージ機能などを使ったら、交通費が跳ね上がりそうで怖いです。

今はJR沿線に住んでいますが、ちょっと遠出しただけで往復1,000円以上かかることもザラ。今年の交通費は、もっと高くなるんじゃないかとちょっと不安です。

そこでなるべく、歩きで行けそうな場所は歩くことが常。自宅から半径2kmは、私にとっては徒歩圏内です。普段歩かないので、足が痒くなってしょうがありません。

インドア派の引きこもりでも、これだけ交通費。普通の勤め人などは、もっと大変なんだろうと思います。

趣味・娯楽

趣味・娯楽 合計 115,304
オタク費 94,660
映画・音楽・ゲーム 10,144
その他趣味 10,500

1年で10万円超も使っている、趣味・娯楽への支出。赤字家計のなかで、よくこれだけ遊び回れたものだと思います。

主に、去年買ったオタクグッズはこちらから⇒今年はこれだけ散財した。オタクのミニマリストが2016年に買った趣味のグッズを公開。

さらにグッズだけでなく、イベントなどにも積極的に参加。その分のお金も、オタク費には入っています。

今年はNintendoswitchが発売されたし、聖剣伝説シリーズやロマンシング・サガ3のリニューアル版も出るしで、またオタク支出がかさみそうです。収入が増えたら増えた分だけ、出て行くオタク費も増えます。

ついでにオタク支出に隠れている、映画などの出費も無視できません。去年は「シン・ゴジラ」や「君の名」はなど、話題作を観に行きました。

シン・ゴジラについての話はこちらでも⇒30代枯れ女、働く女のあり方をシン・ゴジラの女性キャストから考える。

最近気になる映画は、去年話題になった「この世界の片隅に」。人気が出たおかげで上映館が増えたので、機会があったら行ってみたいです。

日用品

日用品 合計 21,229
日用品 13,211
ドラッグストア 5,755
100円ショップ 2,160
文房具 103

日用品はあまり買わない方だと思ってましたが、それでも20,000円オーバー。しかし思いつくのが、セスキや重曹代しかありません。後は、トイレ掃除のまめピカくらいでしょうか。

気になって家計簿を見返してみると、キッチンのスパチュラやら虫よけのハッカ油やら、毎月何だかんだで色々買っていることを発見。ついでにスキンケアの、ヴァセリンもありました。

家計管理では、こういう無意識の出費というのが一番怖いのだと痛感しました。家計簿で記録していると、忘却の彼方にあった支出も全部分かって逆に落ち込めます。

今年に入って買っている日用品は、セスキ・ニベアの青缶・ガムテープ・手袋などがありました。毎日使っているにも関わらず、既にニベアのことが頭から消えかけていたのが恐ろしいです。

衣服・美容

衣服・美容 合計 13,742
衣服 10,970
その他 2,772

衣服はバイト対策でかったシャツにパンツの代金。今年は、ボロボロになった普段着を買い換える収入を稼ぐのが目標です。

バイトの面接でシャツを買ったときの話はこちら⇒30代枯れ女ミニマリスト、バイト面接用の服を買うことを決断

その他の衣類は、布ナプキンのお金でした。洗う手間はかかりますが、1回買えばナプキン代がゼロになるのはありがたいです。

初心者でも失敗しない布ナプの使い方はこちらから⇒初心者でも安心、生理用布ナプキンの失敗しない使い方ガイド。

最先端の流行などには興味がないので、服代は滅多に使うものじゃありません。ただ、買うときはちょっとお高めの良い服を買うのが常なので、前年の服代を超える可能性もあるにはあります。

特別な支出

特別な支出 合計 161,921
家具・家電 87,000
住宅・リフォーム 73,301
その他特別な支出 1,620

家具・家電代は、引っ越しのときにレンタルしたものです。一人暮らしは、本当に初期費用が高くつきます。

私が初の一人暮らしで選んだ家具・家電はこちらから⇒節約とミニマリストの両立を目指す私が選んだ、生活に最低限必要な家具・家電とは?

リフォーム代は、団地の部屋を快適にするための対策費用。鳩よけのネットと、虫よけの対策をした支出です。後は、夏の網戸代もありました。

鳩よけネットの話はこちら⇒ベランダの鳩対策に本気を出す。私と野鳥との仁義なき闘い(4)

とにかくハト天国で、掃除しても掃除してもベランダがフンまみれ。ネット代は高かったですが、その後の快適な暮らしを思うと払って良かったです。

ついでの虫よけ対策の話はこちら⇒枯れ女ミニマリスト、部屋のゴキブリ対策にプロの業者を頼む

とにかく古い団地だったので、建物のアチコチに問題があったんだと思います。G対策で薬を付けたらピタッと出なくなったのは、本当に感動でした。

網戸は、夏の暑さに耐えられず付けました。詳しくはこちら⇒夏の暑さ対策は網戸1枚。枯れ女ミニマリスト・8月の財布事情。

そのまま窓を全開にしていたら、おそらく部屋は虫天国だったと思います。とにかく虫が出ないことが、私の中では物件選びの大事な条件です。

水道・光熱費

水道・光熱費 合計 58,709
電気代 21,899
ガス・灯油代 20,010
水道代 16,800

エアコンをガンガンにつけたりストーブなどを使わなかった割に、意外と出ていくものが光熱費でした。ライフラインの支出は、やはり高いです。

ただこれでも、自分なりに節約はしていました。主に、暖房費をケチって支出を削っていたと思います。

真冬でも、暖房器具は電気毛布1枚で。電気毛布の話はこちら⇒節約系ミニマリストの防寒対策。電気代を安くするなら、電気毛布がおすすめです

お湯を沸かすガスは、お風呂に入るときなど、限られたときにスイッチONにしていました。詳しくはこちら⇒一人暮らしの光熱費の節約、ガス代を半額以下に減らせた方法とは?

今は風呂なしのワンルーム、さらに冷蔵庫もないので、さらに光熱費の節約がはかどるんじゃないかと思っています。光熱費が5万円を切ったら、何かお祝いでもしたいところです。

教育費

教養・教育 合計 293,787
学費 90,450
新聞・雑誌 46320
奨学金 156,479
書籍 538

2016年は、奨学金に苦しめられた年と言っても過言ではありません。年間支出のうち、15%が奨学金だけで占められています。

奨学金のことは、2015年から延々と言い続けています。詳しくはこちら⇒現在の借金、約300万円。奨学金と年金が両肩に重くのしかかる、枯れ女の現実

自分で借りたものとはいえ、卒業後に会社員として働けない人間にはキツい制度です。奇跡でも起こって、奨学金返済がチャラにならないかなあと日々夢見ています。

自己投資の学費も高いですが、これは収入を上げて取り返すしかありません。早いうちに、月収10万円を達成したいところです。

新聞代もこうしてみると、意外とバカになりません。が、ネットやテレビでは手に入らない情報が満載なので、文章を書いている身としては貴重なメディアでもあります。

通信費

通信費 合計 95,993
携帯電話 20,588
インターネット 32,376
引っ越し 29,442
情報サービス 13,587

ライフラインと言えば、現代では通信費も忘れちゃいけませんでした。スマホとパソコンがなかったら、私は仕事ができません。

携帯は格安スマホで、ギリギリまで通信費を節約。格安SIMでなかったら、多分携帯料金だけで90,000円くらいはかかっていたんじゃないでしょうか。

私がおすすめする格安SIMの話はこちらから⇒年間で80,000円もお得。携帯料金を安くするなら格安SIMが一番だった。

インターネットはwimaxを使っていましたが、契約更新のタイミングで使うのを止めました。何とか、スマホのテザリングだけでネットをまかなう計画中です。

テザリングを踏まえたスマホ代が月3,000円なので、年間36,000円。うまくいけば、1年で15,000円超のお金が浮く計算です。そのお金は投資にでも回して、老後資金を作る糧にします。

ついでの引越し料金は、今年は20,000円。また引っ越すのでない限り、これ以上はかかりません。

医療費

健康・医療 合計 4,983
医療費 4,983

冬のしもやけの治療代と、生理不順で婦人科にかかったときの支出です。部屋が寒すぎるとしもやけが重症化するのだと、30年生きてきて初めて知りました。

私のしもやけ体験談はこちらから⇒治らない手湿疹は、しもやけの疑いあり。謎の手荒れに悩まされた私の体験談

生理不順は、引っ越し直後から始まって半年以上も続きました。一時期は病気も疑いましたが、診断の結果は特に問題なし。なので、1回医者に行った後はずっと放ったらかしにしていました。

そうしてのんびり構えていたら、年末に生理が復活しました。その話はこちら⇒生理が来ない不安やストレスは忘れよう。9ヶ月の無月経が再び来た理由とは?

生理が来ないととてつもなく不安になりますが、やきもきしても来るものでもありません。早寝早起きと食生活を規則正しくすれば、いつかは復活するものだと今は思っています。

保険料・税金

税・社会保障 合計 189,229
年金保険料 189,229

奨学金に次いで、私を苦しめた年金。赤字家計の中で、よく真面目に支払ってきたなと我ながら感心します。

今は、年金の支払い義務を免除してもらえるくらいの最低レベルな収入。ちょうど近所に年金事務所もあるので、面倒臭がらずに早めに免除手続きに行こうかと思います。

ただ年金を支払わないと、将来の生活費が減ってしまいます。当面は免除してもらうにしても、とっととお金を稼いで追納したいです。

前々からやりたいと思っている確定拠出年金も、免除された年金を先に支払わないと活用できない仕組みだったはず。貧乏人は、自分の老後に備えることもままなりません。

その他

その他 1,140

その他、書類のプリント代やコピー代に、郵便代など細々した支出です。積もり積もると、1年で4ケタの支出になりました。

今年はフリマアプリでオタクグッズを売りさばく予定なので、郵便代がさらに高くなるかもしれません。

出費を削るだけでなく、収入を増やす方向でも精進しないといけません。2017年も、せっせと自宅で仕事に励みます。

が、ガムシャラにお金を稼いだり、血眼で削れる出費を探すのは、やはり疲れます。自分にとって、一番快適に暮らせる支出と収入のバランスを保てることが一番の理想です。

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Posted by yayoi