2年半のミニマリスト生活で知った、一人暮らしには不要な日用品リスト。
どんな日用品を揃えれば快適な一人暮らしができるのか?2年半あまりのミニマリスト生活で「これはいらなかったな」という日用品を紹介したい。
消耗品は、使うものと使わないもので消費の差が激しい。使わないものは一年に数回も使わないので、結果的にガラクタが増えることとなる。捨てようにも使い切らなきゃもったいないしで、そのまま放って置かれることも多い厄介ものだ。
あっても使わないもの
まずは、なくても大丈夫だったものを紹介。私が積極的に持たない暮らしをしているというのもあるが、必ずしも無きゃ困るものでもないかと思う。
洗剤
キッチンから浴室まで、今やその場所専用の洗剤が溢れかえっている。が、洗剤などなくても食器の汚れは落とせるし、バスタブも掃除できた。洗剤そのものが不要だった。
食器は「びわこふきん」で洗っている。詳しくはこちら⇒びわこふきんで洗剤なしの食器洗い。1年以上愛用してるカレジョの使い方。
ただ洗剤の代わりとして、重曹やセスキ炭酸を使うことは多い。この2つがあれば、大抵の場所は掃除できる。
これらは皮脂を分解する力があり、バスタブの垢などもキレイにしてくれる優れもの。とくにセスキ炭酸は、洗濯のとき必須の超重要アイテムだ。
これからやってくる大掃除の季節にも、重曹&セスキ炭酸は大活躍だ。大掃除の話はこちら⇒これで年越しもひと安心。物を持たない一人暮らしの大掃除まとめ。
石鹸
身体を洗うときも石けんは使わず、びわこシリーズのあかすりタオルでゴシゴシ擦っている。柔らかい生地で肌触りがよく、石けんを付けなくても肌を傷めない優しい一品だ。
石けんの何が嫌かといえば、
・石けん受けが必要になる
・石鹸カスが溜まって汚れやすい
の2点。水回りがゴチャつくうえに掃除の手間まで増えて、スマートじゃない。
ボトル入りの泡石けんはまだマシだが、ボトルの下が汚れるのはやはり気になる。拭くときはその都度どかさないといけない点はいっしょだ。
それでも、どうしても「洗剤や石けんを使わないと気になる!」というときは、万能洗剤を使うのがいいかと思う↓
キッチン・浴室はもちろん車の洗浄もできて、さらには髪・身体も洗えるとすさまじい効能を宣伝している。身体や髪はともかく、掃除全般には問題なく使えるはずだ。
シャンプー・リンス
髪も湯シャンで洗っているため、シャンプー・リンスは使わない。とくに乾燥肌が気になるこれからの季節は、シャンプーを使うと頭がかゆくなってくる。私の頭皮は意外にデリケートだ。
敏感肌の人ほど、湯シャンはおすすめ。詳しいやり方はこちら⇒湯シャン歴5年のカレジョが、正しいやり方を完全公開します
石けんやシャンプーの類は、強力な洗浄効果で皮脂まで根こそぎ落としてしまう。一部皮脂が活発な人には効果的だと思うが、大半の人は洗い過ぎでかえって肌を傷める。
シャンプーの話はこちらでも⇒抜け毛に悩む女性は要チェック。予防に効果的な、頭皮に良いシャンプーの条件。
敏感肌の人に限らず、齢を取れば皮脂の量は少なくなる。若い頃の調子でシャンプーを使えば、頭皮がカッサカサに乾燥する危険性大だ。
個人的には、30を過ぎたらシャンプーの使用頻度を減らすのがいいんじゃないかと思う。最終的には湯シャンへ切り替えだ。
サランラップ
電子レンジを使うときや、冷蔵庫に残り物をストックするとき役立つサランラップ。だが冷蔵庫も電子レンジがない我が家では、買い物リストにすら載ることはなかった。
だが冷蔵庫や電子レンジがあっても、私はラップを使わずタッパーや耐熱容器を使うと思う。使い捨てのラップよりも、用途が多くて繰り返し使えるものの方がいい。
ただ日常生活では不要でも、災害時の断水などで役立つ場面はある。災害用品として1つは持っておくと、いざというとき安心だ。
バスタオル
タオルはフェイスタオルがあれば十分。バスタオルは乾きにくいし洗濯は面倒だし、かえって使いづらい。同じような理由で、足ふきマットも使っていない。
タオルは消耗品と違い、勝手に無くならない。いつの間にか増えていることも多いので、たまにチェックして古いものを処分していくことも欠かせない。
電球
一人暮らしで、電球や蛍光灯を買う人は今どれだけいるんだろうか。大概賃貸の部屋には作り付けのシーリングライトがあるので、それで事足りることが多い。もし自前で買うときも、電気代の安いシーリングライトはおすすめだ。
電球は必要ないが、いざというときの乾電池はほしい。電池のサイズを変えるスペーサーがあれば、単4・単3電池だけで全サイズに対応できる。
番外:最低限のストックで十分なもの
無いと困るが、あり過ぎても困るものを紹介。使い切るのに時間のかかるものが多い。
トイレットペーパー
トイレットペーパーは必需品だが、置き場所に困る。とくに我が家のお手洗いは限りなく狭いので、ロールをまとめて買うとスペースが圧迫される。
現状1ヶ月に消費するのが1~2ロールなので、まとめ買いしたものを使い切るのに3ヶ月~半年ほどかかる。引っ越し時期と重なったときなどは、引越し先にまでトイレットペーパーを持っていくハメとなった。
引越しの荷造りの話はこちら⇒引っ越しの片付けが終わらない。一人暮らし30代がやっている荷造り対策とは?
私は節約のために12ロールのものをまとめ買いすることが多いが、お金を気にしないなら100円ショップで1個づつ買ってもいいかと思う。5つもストックしておけば安心だろう。
ビニール袋・紙袋
ゴミ出しのときに必須の袋類。だがスーパーなどでもらえるので、わざわざ買うことはほぼ無い。
だが調子に乗ってもらいまくると、使う頻度が追いつかずに溜まってしまう。古いものは底の方に追いやられ、使わないまま忘れ去られることも多い。ちなみに我が家の場合は4枚のビニール袋があれば1週間持つので、それ以上はもらわないよう気をつけている。
逆に買い物頻度が少ないと、ビニール袋難民となってゴミ出しに苦労させられることもある。ストックが少なくなってきたら、買い物時によけいにもらってくることも欠かせない。(店には迷惑なのだが)
スペースの限られる一人暮らしに、多すぎる日用品は邪魔だ。できるだけ使うものは厳選したい。あれこれ揃えるよりも、まず最低限のもので生活を始めてみるのがコツだ。