本好きのミニマリストが、1ヶ月に読んだ書籍はどんなもの?感想も紹介。

2016年12月7日

スポンサーリンク

本好きのミニマリストが、ここ1ヶ月で読んだ本を紹介します。小説から実用書まで、興味のあるものはなんでも読む派です。

ただ読むだけではつまらないので、感想も紹介しています。年末年始、本を読んで過ごすときの参考になるかもしれません。

スポンサーリンク

1ヶ月で10冊読むチャレンジ

2016年11月に、1ヶ月で10冊の本を読むというチャレンジをやりました。が、結局読めた本は6冊。そのうち1冊は読みかけです。

1ヶ月チャレンジの話はこちら⇒秋の夜長に読書のすすめ。ひと月10冊は読めたか?~11月の1ヶ月チャレンジ~

もっと読書の優先度を上げないと、1ヶ月で10冊は難しいと痛感しました。ゲームの時間を、もっと本に回さないといけません。

以下、6冊の本の感想を書いていきます。

石田衣良著「16(SIXTEEN)」

実用書ばかりを読んでいるので、たまには小説も読もうと思いました。

こちらは14(FOURTEEN)で直木賞を取った人気作家、石田衣良氏の作品です。16(SIXTEEN)は14の続編。男子高校生の日常を描いた青春小説です。

日常と言ってももちろん小説なので(男子目線で)「こんなことあったら良いのに」というドリームが詰まっています。同年代の男子が読んだら特に面白いのかもしれません。

が、そういったドリームな部分を抜かしても、文章からは石田衣良氏もかつてはリア充な青春時代を送っていたのではないかということが何となく伺えます。

友達が全くおらず、グレーな高校3年間を過ごした人間にとっては読んでて哀しくなってくる部分もあります。卒業から10年以上も経ちますが、暗黒時代の高校生活を未だに引きずってるのかもしれません。

内容自体はとても面白かったですが、元非リア高校生にとってはちょっとした地雷です。

うだひろえ著「誰も教えてくれないお金の話」

が、あまり過去のことばかり考えても仕方ありません。現在の問題として、「お金」についても勉強中です。

「誰も教えてくれないお金の話」は、全編マンガ形式で非常に読みやすい本でした。(同じタイトルで、文章メインの本も出ているようです)

健康保険料や税金のことは、少し参考になりました。が、節約方法はほかの本にも書いてあるごく基本的なことが大半。「目からウロコ」のような情報はほとんどなしです。

節約を徹底している人は「もうやってるよ」と感じると思います。あくまでも「節約の『せ』の字も意識してこなかった人」向けの本です。

けれどそれ以上に気になったのは、後半が「株」の話一辺倒なこと。本の中の半分は「株式投資」の話題で埋まっています。

別に株をバッシングするワケじゃありませんが、お金の意識が低い「節約初心者」向けの本で強く勧めるものではないと思います。リスクの高い株より、もっと安定した国債や投資信託を紹介した方が受けそうです。

私は株はやってませんが、為替取引のFXを少し前から始めました⇒今さら聞けない、初心者のためのFX(外国為替証拠金取引)入門講座。

今の時代、支出を減らすだけでなく「増やす」視点が必要なのは分かります。しかしやはり、「自分が使うお金」にもっと意識を持ってからでないと、投資に成功するのも難しいじゃないでしょうか。

お金を増やすのはリスクがありますが、支出を減らすのはノーリスクでできます。地味で面倒な作業ですが、お金の初心者はまず節約を徹底する方が家計には効果的です。

骨格診断とパーソナルカラー診断で見つける似合う服の法則

お金の問題もそうですが、女性に取ってはファッションや洋服の問題も同じくらい切実なようです。我がブログでもファッション記事は人気なので、おしゃれ系の本も読んで知識を吸収しています。

「骨格診断」と「パーソナルカラー」の本はよくありますが、それが1つになった本は珍しいんじゃないでしょうか。1度で2度美味しいお得感があります。

自分で判断しなきゃいけないのが難ですが、「タイプ診断」のチェックリストも。私は「カラーが秋」「骨格がナチュラルとストレート半々」くらいなのではと判断しました。

カラーが秋の場合、「イエローベースでくすんだ色」が似合うらしいです。どこまで正確かは分かりませんが、鮮やかな原色系はこれまでも避けていたので一安心でした。

しかし、骨格の方は診断が難しいです。自分が普段着ている服装から、「私はストレートだ」と思い込んでしまう可能性もあり得ます。

こういう本の真の狙いは、「やっぱり自分じゃ分からないからプロに見てもらおう」という人なのかもしれません。私も「お金があったら診断を受けてみたい」と思ってしまったクチです。

松本千早著「ファッション販売のための「本当に似合う商品」ルールブック」

こちらはまだ読みかけです。主にパーソナルカラーのことをメインに扱っています。面白いのは、「服を売る販売員」向けに書かれたファッション本だということです。

まだ半分ほどしか読めていませんが、印象的だったのは「黒は使いづらい色だ」と書いてあったこと。黒のアウターをお気に入りで使っていた私も「ウソッ!?」となりました。

確かに「骨格診断とパーソナルカラー診断」の本でも、「黒は冬タイプの人しか似合わない色」とありました。単純に考えても、全女性の25%しか着こなせいない色なワケです。

にも関わらず、黒は人気のベーシックカラー。巷には黒服の女性が溢れかえっています。これは服を売る側も、もっと気を付けた方が良いんじゃないでしょうか。

これを知ってから、あまり「黒」を選ぶ気がなくなりました。代わりに、黒に近い焦げ茶やダークグレーを着るように気を付けています。

ミニマリストが選ぶ服の色は、こちらで紹介中です⇒ミニマリストが選ぶ洋服の色、コーディネートが楽になるものはどれ?

久世著「もうミスらない 脱オタクファッションバイブル」

こちらも変わり種な「オタク向け」のファッション本。惜しむらくは、女オタクではなく「男のオタク向け」の指南書であることです。ただ、オタクの考えがちな落とし穴は参考になりました。

特にグサッと刺さったのは、「個性=おしゃれだと思い込んでいる」という点。個性的なアイテムをこよなく愛する私も、人のことを笑っていられません。

ちなみに、冬服のメインコーデはこんな感じです⇒ミニマリストの服選び、冬ものコーディネートを紹介。(30代枯れ女の場合)

もう断捨離済みですが、ジッパーやチェーン付きのデニムジャケットも好きでした⇒洋服の断捨離、4回め。大好きなアウターやボトムスを片付けた理由とは

流石に「ビジュアル系」的には傾いちゃいませんが、やはり「ベーシック」からはやや外れたデザインだと思います。

しかし、個性的なアイテムを着て何が不都合なのか?これはアイテム自体というより、自分とアイテムとのギャップが問題なんだと思います。

私も顔はノーメイクで眉はボサボサ、髪もくせ毛だらけで手入れしていません。そういう状態で、服にだけ気を遣いすぎるのが「オタク的な見た目」を醸し出すんだと思います。

髪の毛はまだ帽子で隠せますが、ボサボサ眉毛や放ったらかしの産毛は如何ともしがたいものがあります。せめて顔のムダ毛くらいは、ちょっと整えようと思いました。

MB著「Men’sファッションバイヤーが教える 『おしゃれの法則』」

大人気のファッションメルマガの内容が、スッキリ1冊にまとまった本です。やはり男性向けなのが残念ですが、

・アドバイスが具体的で、理由もハッキリ書いている

・リーズナブルでおしゃれなアイテムも紹介されている

・すぐに実践しやすい

点が秀逸なファッション本です。ぜひ、女性向けの1冊も出して欲しいと思います。

(私はいないので無理ですが)もしおしゃれに悩む彼氏がいたら、この本を紹介したら喜ばれるんじゃないでしょうか。なんなら、クリスマスプレゼントにするのもありかもしれません。

なかなか色々ツッコミどころの多い感想に仕上がりました。これからもこれに懲りず、色々な本を読んで勉強していきたいです。

スポンサーリンク

Posted by yayoi