片付けられないなら片付けなくていいんじゃない?発達障害ほどミニマリストは超おすすめ。

2018年4月8日

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私は発達障害の傾向があり、整理整頓掃除は苦手だ。どんなに頑張っても部屋は散らかるし、いつも探しものばかりしている。

だがミニマリストに目覚めて大量に荷物を捨てたところ、片付けの悩みは消えてしまった。今はものを無くすこともないし、掃除もノーストレスだ。

そこで私は、今まで大きな勘違いをしていたことに気付いた。片付けができないなら、片付けしなくても大丈夫な部屋にすればよかったのだ。

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収納は才能

私は、収納・整理整頓は才能だと思っている。誰もが雑誌に載っているように、完璧ぺきな整理整頓ができるワケじゃないのだ。

もし努力でキレイな部屋が維持できるなら、世間で片付け・収納本がこんなに売れるはずがない。本になる時点で、収納スキルは特別なものということだ。

本のおかげで収納が得意になったという人もいるかもしれないが、そういう人は本を読んでも読まなくても収納上手になれたろう。本は、元々眠っていた能力が目覚めるきっかけだったのだ。

人には適正量がある

ならば整理整頓の才能の中身はなにかというと、どれだけものを管理できるかという許容量だと私は思う。

どんな人でも、許容量を超えるものは管理しきれない。オーバーした分のモノは収納からあふれ出たり、整理しきれずそこら辺に散らばることとなる。

もちろん本を出すレベルの人は、まちがいなく許容量が多い天才だ。対して一般的な人は、天才の6割の許容量があればいい方じゃなかろうか。

そして発達障害者ともなれば、さらに許容量が小さくなる。障害の重さにもよるだろうが、頑張ってもせいぜい4割ほどじゃなかろうか。

そもそも器の大きさが違うんだから、いくらプロの収納テクをマネても整理上手にはなれない。数々の収納本を読んでは挫折するのは、努力が足りないからじゃない。

小手先をマネて収納を増やせば、よけいに管理できなくなるのがオチだ。収納の罠についてはこちらで詳しく⇒断捨離できない理由は収納が多すぎること。片付けテクが好きな人がハマる5つの落とし穴

もしかしたら、必死に頑張ればモノの許容量を増やせるかもしれない。天才たちもかつては、試行錯誤しながら才能を目覚めさせていった過去があったりするんだろう。

しかし片付けのプロを目指すならともかく、大多数の人はほかにやりたいことがたくさんあるはずだ。限られたエネルギーを、整理整頓だけに注ぎ込むワケにもいかない。

片付けられないなら捨てるしかない

ならば管理できる許容量が少ない人は、どうすればキレイな部屋に住めるのか?答えは簡単で、自分が管理できる量までモノを減らせばいいのだ。

整理整頓が才能なら、断捨離も才能なんじゃないか?と思うかもしれない。だがいらないものを減らすのは、才能というより経験の問題だ。慣れれば捨てられる。これは私の実感でもある。

最初は断捨離といっても、どこから手を付けていいか・どれを捨てるべきでどれを残すべきか分からなかった。慣れないなりに断捨離するうち捨てることが習慣になり、いる・いらないの判断も少しずつ分かるようになったのだ。

断捨離にも才能に左右される部分があるにしても、整理整頓より身につきやすいのは確実だ。同じ努力なら、捨てるスキルを磨くことへ向ける方がいい。

ものが少なければ収納も楽

私は半年ほどものを捨て続けた結果、整理整頓を頑張らなくても散らからない部屋ができた。片付け下手なのは今でも変わらないが、きれいな部屋を保てるのだ。

団地に住んでいた頃は、作り付けの収納に全部の荷物を収めていた↓

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収納に収まる分だけの荷物を持てば、部屋にものがあふれ出ようがない。万が一荷物が出ていても、出しっぱなしだと目立つのですぐ気がつく。うっかり片付け忘れるということもなくなった。

ミニマリストがかつて暮らした部屋はこちら⇒女ミニマリストが一年住んだ部屋はこうなる。レイアウトBefore&Afterを大公開。

今は収納がほぼゼロのワンルームのアパートに引っ越して、部屋のなかに荷物がむき出しだ。クローゼット(?)1つとってもこんな感じである↓

見た目はゴチャついたが、ものが少ないおかげ散らかっている印象はない。むしろ収納がない方が、取りたいものがすぐ取れて便利である。

今住んでいるワンルームアパートの様子はこちら⇒「理想の女子部屋」記事を見たので、一人暮らし女子の実際の部屋を公開してみる。

ものを捨てた効果はそれだけじゃない。荷物の量が私の許容量よりもずっと少なくなったおかげで、片付けや整理整頓にほとんどエネルギーを使わなくても良くなった。頭も冴えて、落ち着いた気持ちで仕事や食事ができる。

モノの量を許容量ギリギリにすると、突然荷物が増えたときにパニックになる。快適な部屋を手に入れるなら、よゆうをもって7割くらいに留めるのがおすすめだ。

断捨離の一歩はどこから?

断捨離するといっても、どこから手を付けたらよいのか悩むかもしれない。そういうときは、まず洋服から捨てるのをおすすめしたい。

洋服を捨てるコツはこちらから⇒洋服を断捨離するには捨てる基準を知れ。ズボラなカレジョが処分するときベスト5。

私が考える、洋服を断捨離するメリットはこちら↓

・量が多いので、捨てるとスッキリする

・荷物のなかでも、仕分けしやすい

・減ったことが目で見て分かりやすく、断捨離の効果を実感しやすい

・その後の断捨離に弾みを付けやすい

洋服は荷物のなかでも、とくに量が多い。場所も取りやすく、とにかく部屋が散らかりやすいのだ。だからこそ洋服を断捨離できると収納が一気に片付くし、その後の断捨離のやる気も湧いてくるのだ。

家にものを置かないようにすれば、整理整頓が苦手でもなんとかなる。自分が管理できる量だけなら、頑張らなくても片付くのだ。

これまで努力しても片付けられなかったのは、単純にものが多すぎたせいかもしれない。整理整頓を頑張るよりも、まずものを捨てるところから始めるのはどうだろうか。

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Posted by yayoi