お風呂のカビを今すぐ防止。道具なしでできる5つの予防対策。

2017年6月11日

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お風呂場のカビ防止するために、特別な道具なしで今すぐできる対策を紹介します。

カビは見た目が悪いことはもちろん、健康にも良くありません。しかも時間が経つと、完全に滅するのが難しい厄介ものです。

前もってカビを予防すれば、面倒な掃除の手間ともオサラバ。いつでも気持ちよくお風呂に入るためにも、カビは阻止したいものです。

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カビが生える3大条件とは?

そもそもカビは、どういう場所に生えるのか?具体的には、以下のような条件が揃ったときです↓

1.湿度

2.温度

3.栄養

この3つ全てを満たしたときに、カビは生えてきます。

お風呂場というのは湿度もあって温かく、さらに皮脂まであります。カビにとっては、まさに理想的な住まいです。

しかしこの3つのうち、どれか1つでも足りないとカビは生きられません。そう考えると、カビの対策も簡単に出来そうな気がしてきます。

それでは、3つの条件を阻止するにはどうすれば良いのか。普段からこんな事に気を付けておくと、梅雨でもカビが生えにくくなります。

1.浴室は換気が命

まずはカビが生える第一条件、湿気を取り除きます。

お風呂に入るとき以外はドアを開け、さらに換気扇も回しっぱなしに。これだけでも、浴室のジメジメをずい分と減らせるのです。

もし窓があるならそちらも開けておくと、より換気効果が高まっておすすめ。冬の時期なら、湿度と一緒に温度の対策も出来て一石二鳥です。

問題は雨が降っているときですが、雨でもドアを開けておく方が換気には効果があります。お風呂場がジメジメする一番の原因は、ドアを閉め切ってしまうことです。

我が家でも浴室は、普段からドアを開放&換気扇を付けっぱなしに。大掃除のとき以外はまともに掃除しなかった浴室も、この方法で1年間カビを生やさずに済みました。

2.水滴が溜まりやすい場所を作らない

全体的な湿気の対策と共に、水滴の対策も欠かせません。お風呂場の水分は、マメに拭き取るのがカビ対策には良いです。

が、お風呂場をこまめに掃除するのはとても面倒。特に物が多いと、それをどけてキレイにするのが手間です。

ならば水滴が溜まりそうな物を最初から置かなければ、もっと掃除が楽になるんじゃないでしょうか。

具体的には、こんなものです↓

・石けん置き

・バスマットやすのこ

・シャンプー、リンスのボトル

・その他お風呂グッズ各種

入れ物であったり表面が凸凹しているものは、どうしても水分が溜まりやすいです。放っておくと、隅っこにカビが生えたりするのはよくあると思います。

そこで、こういったものは洗面器にひとまとめにして、脱衣所の方に置いておくのはどうでしょうか。それなら、持ち運びも楽でお風呂場もスッキリできます。

シャンプーボトルなどが大きい場合は、細身のボトルにつめかえ用のシャンプーを入れると良いです。ボトルを処分するよりも、つめかえ用パウチの方が捨てるのが楽というメリットもあります。

我が家のお風呂場にもほとんどものがないので、掃除は雑巾1枚で十分です。詳しくはこちら⇒毎日の面倒なお風呂掃除を、雑巾1枚で楽に済ませる8つのやり方。

私はそもそも石けんもシャンプーも使わない人間なので、お風呂場は最初からスカスカです。が、いきなりお風呂グッズの断捨離というのは、流石にあまりおすすめはできません。

3.熱めのシャワー(50℃~)で流す

カビは温かいところに生えますが、温度が高いと逆に死滅します。

カビが生きられる温度は、0~50℃の間です。そのため、50℃以上のお湯をかけるとカビが生えてこなくなるのです。

手軽な方法は、お風呂上がりに50℃以上のお湯でザッと浴室全体を流すだけ。毎日2分くらい流すようにすると、カビが一掃できます。

熱湯作戦のメリットは、カビの予防だけでなく、既に生えてしまったカビにも使えるという点です。

長年の頑固なカビも、毎日熱湯をかけ続ければそのうち見えなくなります。さらにパッキンなどの内部に広がっている隠れ黒カビも、熱で倒すことができるのです。

さらに熱めのお湯を流すことで、お風呂場に残った皮脂汚れまで落とせるという効果も。油系の汚れは、熱湯で落とすのが一番確実です。

私は光熱費がもったいないのに加え、給油パネルの温度を変えるのが面倒でなかなか50℃のお湯を使うチャンスがありません。が、簡単にお湯の温度の調節ができるなら、ぜひ試してみたい方法です。

4.バスタブに水を溜めない

乾燥対策やいざというときのために、バスタブに水を溜めている人もいるんじゃないでしょうか。が、大量の水によってお風呂場の湿度が上がり、カビが生えやすくなるので注意です。

風呂の水をすぐ抜くと、バスタブの掃除もしやすくなります。私はお風呂から上がったら即行で水を抜いていましたが、翌日のバスタブはヌルヌルが少なかったように思います。雑巾と重曹だけで、随分と汚れはキレイにできました。

もし水を溜めるときは、お風呂のフタを被せるのがポイント。お風呂場全体に、湿気がいき渡らない工夫が必要です。

ちなみに、バスタブの水と加湿器をダブルで活用すると、部屋全体までジメジメする危険あります。とくに梅雨時は、窓を開けておく方が適度に湿度が保てて良いと思います。

5.黒ずみを見かけたらすぐ拭き取る

湿度などの対策を徹底しても、やはり人力では限界があります。

もしカビっぽい黒ずみを発見したら、すぐさま拭き取るのが安全です。早ければ早いほど、カビが増える前にキレイにできます。

さらに黒ずみに限らず、ピンクっぽいシミにも要注意です。これはお風呂場に生えやすい菌の一種で、放っておくとすぐに周りまでピンクまみれにする厄介ものです。

ピンクのシミ自体は、雑巾で拭けば簡単に取れます。さらにアルコールなどで除菌すれば、菌を根っこから一掃できるので確実です。

お風呂のカビは厄介ですが、自力でも十分予防対策はできます。

梅雨時のお風呂場のカビが気になるときは、今すぐできる対策をぜひお試しください。

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Posted by yayoi