弱小在宅ライターの30代・枯れ女。ミニマリスト生活をしながら節約と断捨離を頑張る、七転八起な日々をつづります

成人に親の許可は必要ない。「お母さん、娘をやめていいですか?」感想。

公開日:2017.02.04 最終更新日:2017.03.12

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毎週目が離せないドラマ、「お母さん、娘をやめていいですか?」の感想です。4話目に入って、だんだん家族の崩壊が表面化してきています。

娘が自分の手から離れていくにつれ、精神の崩壊が進む母親。最近は、ちょっとかわいそうにも思えてきました。

親からの「呪いの言葉」

問題のある親は、よく「毒親」を呼ばれます。毒親の悪影響は、それこそリアルな毒のように長い間子供を苦しめるからです。

特に子供を縛り付けるのが、親が子供に残す「呪いの言葉」。親の何気ない一言が、子供にとっては一生のトラウマになることもあります。

ドラマの中では、母・顕子に対して祖母の玲子が「ダメな子ね」という言葉を死に際に残しました。せっかく和解できるかと思ったのに、また強烈な負の遺産を残してくれたものです。

顕子も長年「ダメな子」という呪いに縛られ、振り回されてきたんだと思います。常に完璧な母親でいようする反面、極端に自信がないのも、未だに呪いの効果があるせいじゃないでしょうか。

その自信のなさは、さらに娘の美月を苦しめる結果に。詳しくはこちら⇒母親から娘への過干渉が怖すぎ。「お母さん、娘をやめていいですか?」感想。

しかも厄介なことに、親の呪いは簡単には解けません。親から独立して暮らす、親が死ぬなど、環境が変わってもずっと呪いは続きます。

この呪いを解くには、自分の意識を変えるしかありません。「私はダメじゃない」と思えるようになって始めて、呪い解放の一歩が始まります。

特に小さい頃というのは、親は絶対の存在。子供にとって、親の言うことは無条件で正しいのです。

親がとっくに忘れたような一言でも、子供の方は良く覚えているもの。自分のちょっとした言葉が子供の一生を左右するかもしれないと思うと、親というのはとてつもなく責任重大な勤めじゃないでしょうか。

親を怒らせちゃいけないのか?

母親からの呪いの言葉のせいで、顕子は大ダメージを受けました。もはや、自分のアイデンティティーを自力で保てないほど弱っています。

その結果、突然の勝手な行動で家族を困らせる顕子。娘の美月も、「自分がお母さんを怒らせた」と不安が頂点に。再び、太一と別れた方が良いんじゃないかと揺れ動きます。

が、本来、成人した子供がなにをしようが本人の自由。親の許可がいらないのはもちろん、結果的に親を怒らせたとしても、それは彼氏と別れる理由にはなりません。

世間では未だ「親に反対されて結婚が破綻した」というパターンも。しかしこれも、自分が結婚したければすれば良いんじゃないでしょうか。

無理やり結婚した結果、親と仲が悪くなったらそれはそれ。しょうがありません。

さらにその結婚が上手くいかなかったとしても、全て自己責任。自分の人生なんだから、親にどうこう言われる筋合いも無いです。成功も失敗も、全部自分が成し遂げた結果なんじゃないでしょうか。

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自分で選ぶことは自信を取り戻すこと

自分で何かを選び取ることは、失った自信を取り戻すことでもあります。それがどんな結果であれ、自分の意思を大事にすることにつながるからです。

物語の後半で、美月も「自分で選ぶ」ことを始めました。しっかり母親の顕子に、太一と付き合うことを宣言したのです。

この意識の変化は、美月の教師としての振る舞いにもしっかり表れています。やたらと威嚇してきて怖い礼美の母親とも、しっかり目を見て対等に話せるという成長っぷりです。

それまで「すみません」と頭を下げっぱなしだったのに、ビシっと自分の主張を伝えられた場面はとても爽快でした。

表面上は単なる「恋人と別れる・別れない」の問題ですが、その裏の主導権争いは熾烈です。過干渉の親から自立するには、相当の根性とエネルギーが必要になります。

自信のなさを穴埋めしたい親たち

礼美の母親も母親で、子育てに必死で余裕がありません。だからこそ、子供のちょっとした行動にも過剰反応してしまうんだと思います。

余裕がない・自信がない人間にとっては、あらゆる言葉が「自己否定」に聞こえます。すぐ「自分が悪いのか」と落ち込んだり逆ギレするのも、自分の人格が丸ごと否定されたように感じるからです。

しかし相手には、別にそんな気はないのです。万が一否定する気があったとしても、それで自分がダメな奴だと決まるワケじゃありません。

周りの一挙手一投足に振り回されないためには、軸を「自分」に持ってくることが大事。軸を自分に合わせるには、まず「自分がどうしたいのか」を優先することです。

自分の都合を優先させるコツはこちらで紹介しています⇒

周囲の言葉に落ち込んだり激怒してしまうというときは、「自分はなんでそう感じたのか?」「自分はどう思っているのか?」を真っ先に考えるようにしてみてください。

父、精一杯の抵抗

そして今回も気になる、父・浩司の存在。それまでほぼアウトサイダーだった父親ですが、物語が後半に入って本気を出し始めました。

まず、祖母・玲子の通夜の後で、いきなりリストラのことをカミングアウト。同席していた顕子の弟家族は、「私らはどうすれば……」と実に居心地が悪かったろうと思います。

が、カミングアウトしたことで吹っ切れたのか、家族の問題に急にアクティブに関わり始めました。

顕子が美月にべったりで、このままでは娘の幸せが遠ざかってしまう。そこで浩司は、美月の彼氏である太一に「(顕子と)戦わなくちゃダメだ」とエールを送りました。

ここから、

太一が美月に戦う宣言→美月が顕子に付き合う宣言→美月が自信を取り戻し始める

という流れに。

これを考えると、父親の行動はナイスプレイとも言えなくもありません。

が、本来、顕子と美月の間に入らなきゃいけないのは父の浩司です。理想は、浩司が顕子に直接「もう過干渉は止めろ」と言うことだと思います。

今週はその正面衝突を避け、太一に働きかけてサイドから切り崩すという戦法。なかなかの策士ですが、前に押し出された太一は大変だと思います。

実際その後、太一は顕子に泣きつかれて激しく困惑。ますます母娘の泥沼から抜け出せなくなりました。

どうも早瀬家のメンバーは、「太一」という存在を介さないと自分の家の問題にアプローチできないようです。これも、今まで真正面から家族と向き合ってこなかった影響なのかもしれません。

それでも最終回までには、浩司も顕子に面と向かってものが言える父親になると期待します。ついでに会社を辞めて、自分で起業などということにもなるかもしれません。

新築の家が完成する頃、早瀬家は一体どうなるんでしょうか。架橋に入ってきた「オカムス」、来週も絶対に見逃せません。

巷だと、あまり話題になってなさ気なのが実に残念。NHKにはもっと、このドラマを色々な場面でアピールしてほしいです。

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