弱小在宅ライターの30代・枯れ女。ミニマリスト生活をしながら節約と断捨離を頑張る、七転八起な日々をつづります

罪悪感を感じるという罠。「お母さん、娘をやめていいですか?」感想。

公開日:2017.01.28 最終更新日:2017.03.12

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1話ごとに展開がどんどん盛り上がる、「お母さん、娘をやめていいですか?」感想です。母と娘の対立が表面化してきました。

子離れできない親が、自立しようとする子供に放つ「ある必殺技」。顕子もその必殺技を上手く利用して、美月を束縛していたことが分かってきました。

そしてこれはドラマに限らず、どの家庭でも少なからずあることだと思います。もしかしたら、あなたにも心当たりがあるかもしれません。

罪悪感を利用する母親

その必殺技とは、「子供に罪悪感を感じさせる」ということです。

よく「親を泣かせるのはいけないこと」と言われますが、依存系の親はそれを利用します。子供が自立しようとすると、顕子のように「弱る・悲しむ」などのあらゆる手を使って罪悪感を植え付けるのです。

この「お母さんを傷つけた」という罪悪感は、子供に取っては計り知れないインパクトがあります。一度は反抗した美月に、「しばらく太一とは会わない」と思わせる威力です。

しかし、ここで尻込みしてはいけません。自立しようとすることは悪いことでも何でもなく、親不孝なことではないからです。ここで罪悪感を感じるのは、親の思う壺です。

この「罪悪感」はむしろ、自立の重要なステップだと知っておけば心強いんじゃないかと思います。

逆に問題があるのは、子供の自立を悲しむ親の方ともいえます。が、外から見ると「親不孝な子供」としか映らないので、周りの理解を求めるのも難しいです。

ときには外野から、「お母さんに心配かけちゃいけないよ」などという援護射撃が入ることも。こうして、子供はますます孤立するのです。

幸い早瀬家にはおせっかいな親戚はいないようですが、美月はまんまと顕子の術中にハマっています。顕子も顕子で、全く自覚がないのがややこしいです。

怒りの矛先を間違えてはいけない

元々ちょっと怖い顕子ですが、3話目からはそれを隠そうともしなくなりました。建築中の物件に勝手に忍び込んでペンキをぶちまけるという、ほぼ犯罪者的なことにまで乗り出してきています。

顕子にここまでさせるのは、「美月への嫉妬」だと思います。娘だけが自由な人生を生きるのは許せないという心理です。

「抜けがけが許せない心理」の話はこちらでも言っています⇒母親から娘への過干渉が怖すぎ。「お母さん、娘をやめていいですか?」感想。

しかしそもそも、なぜに顕子はここまで美月に対して嫉妬を感じるのか?「ドラマだから」というのは抜きにして、世間でも「娘に嫉妬する母親」というのは実在します。

顕子のような「嫉妬する母親」の怒りの根源は、「母親の母親」にあります。親へ直接怒りをぶつけない代わりに、子供にその矛先を向けるのです。

顕子も顕子で、母親の玲子に自尊心をベッキベキにへし折られながら育った過去があります。顕子がどこまで自覚しているかは分かりませんが、美月への嫉妬を見れば相当な怒りを抱えているのは明らかです。

本来ならば、母親への怒りは母親に向けるのが筋。顕子も多分、「このクソババア」くらいの勢いで玲子に怒りをぶちまければスッキリするんだと思います。

しかし問題のある家族だと、なぜかこれができないのです。やはり、親に強く言えないトラウマがあるからでしょうか。

だからといって、それを娘に向けて良い理屈にはなりません。親は親で、自分の問題は自分で片付ける必要があります。そして子供も子供で、「親も苦労したんだから」と同情する必要はないです。

「お付き合い」は独立のダシなのか?

美月の方も母親に違和感を覚え、反抗的態度が目立つようになってきました。これはこれで良いのですが、ここに太一がどう絡んでくるかが問題になる気がします。

美月は「母に反対されて、逆に太一と付き合う気になった」と言っています。「母が真剣に考えるきっかけをくれた」とも言っていましたが、美月が本当に太一を好きかどうかはまだ分かりません。

本当は、お付き合いは自立するための手段に過ぎないのではないか?太一が美月にOKの返事をもらったとき、微妙な表情をしていたのも「俺はダシにされてるんじゃ?」と思ったからかもしれません。

(私が考え過ぎな可能性もあります)

これは一歩間違えると、今の顕子と玲子のような状態になる可能性もあります。結婚して表面上は自立しても、それは「新たな家族を支配する形」で成し遂げられるだけというのもあるかもしれません。

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お父さん、主導権がなさ過ぎる

そして今回も、哀しいまでに存在感の薄い父親の浩司。今までは「かやの外」の存在だと思ってましたが、浩司も顕子に支配された存在だったようです。

美月と太一が付き合うことに関して、浩司がずっと言っていたのは「自分は反対しないし、特に言うことはない」ということでした。これは「俺は別に良いけど、顕子がなあ……」というのにほかなりません。

早瀬家では、主導権があるのは顕子のみ。浩司もある意味、美月と同じ「人形」のような存在でした。

個人的には、ビシっと「娘を大事にしてくれよ」くらい言ってほしかったものです。今後の展開で、浩司は自分の主張をしっかり言える日が来ることを期待します。

まさかの「文恵・黒幕説」はあるか?

また、ちょいちょい早瀬家のメンバーに意味深なセリフをこぼす、顕子の友人・文恵。しかしその一言一言が、早瀬家の本質をグサッと突いているのが恐怖です。

文恵は確信犯的に、顕子に対して混乱させるようなことを言っている可能性が大。問題は、その真意がどこにあるかです。

とんでも展開ですが、大穴中の大穴で、「文恵が黒幕」説もあったりするんでしょうか。

早瀬家が混乱する様を見て、一人ほくそ笑む文恵。最後の最後で「バレちゃあしょうがないわね」のような結末になったらポカーンです。

しかしこれだとドラマのジャンルが変わるので、話の流れ的には「文恵なりの善意」という感じでしょうか。

話の展開が早く、1話も見逃せない「オカムス」。今の状態から、早瀬がどんな感じに落ち着くのか実に気になります。

見逃しても再放送もあるようなので、気になった人はチェックしてみてください。普通のエンタメとしても十分に面白いです。

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