弱小在宅ライターの30代・枯れ女。ミニマリスト生活をしながら節約と断捨離を頑張る、七転八起な日々をつづります

「フランス人は10着しか服を持たない」の感想。豊かな生活に憧れる女性に贈る一冊

公開日:2015.12.20 最終更新日:2015.12.21

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先月買った「フランス人は10着しか服を持たない」を、ようやく読み終わることができました。今回は、本を読んだ感想を紹介します。

日本語では「10着しか服を持たない」ことにフォーカスされていますが、この本は服だけにとどまらない「生活全般のアドバイス」がたくさん書かれています。

フランス式のファッション術に興味のある方だけでなく、充実した毎日を過ごしたいと思っている方にも読んでもらいたい一冊です。

タイトル以上に奥深い内容

「フランス人は10着しか服を持たない」は、2015年のベストセラーとなった本なのでご存知の方も多いと思います。が、実際に読んでみるとそのタイトル以上に奥深い内容であることが分かりました。

原題は「マダム・シックから学んだこと」

本の原題は「Lessons from Madame Chic」。日本語に直すと「マダム・シックから学んだこと」くらいの意味になるかと思います。

本の内容は、作者のジェニファー・L・スコットさんが学生時代にフランスへ留学した経験を元に書かれています。留学先のホストファミリーが「マダム・シック」の一家でした。

タイトルからも分かる通り、この本は「マダム・シックから学んだ、生活を豊かにするコツ」を紹介するものです。決して、単なるファッションのアドバイス本ではないのです。

本格的に断捨離したい場合

本のタイトルに興味を持たれた方は、恐らく「コーディネートが上手くいかない」「服が多すぎて困っている」などの悩みがあるのだと思います。この本には、その悩みに対するアドバイスも載っています。

「捨てるべき服はどういう服か?」「服を捨てるとどういう効果があるか?」ということが、ジェニファーさんの体験と共に分かりやすく書かれています。

今まで服を捨てられなかった場合でも、この本を読めば捨てる気が湧いてくると思います⇒「フランス人は10着しか服を持たない」から学ぶ、服を断捨離する5つの効果とは?

服の断捨離が済むと、連鎖的にほかの荷物も捨てたくなる場合があります。私も、本格的な断捨離のきっかけは服を捨てたことです⇒物を片付けられない私を断舎離する気にさせた、たった1つのシンプルな方法とは?

本格的な断捨離をするには、この本だけでは不十分かもしれません。ジェニファーさんも「ものを減らすと生活が豊かになる」とは書いていますが、具体的な断捨離法には触れていないからです。

もし断捨離や片付けで迷うことがあれば、こちらの本がおすすめです⇒近藤麻理恵「人生がときめく片づけの魔法」の感想。断捨離に悩むなら一度は読みたい一冊

アメリカ流の考え方

作者のジェニファー・L・スコットさんはアメリカ人なので、本の中でもアメリカ流の考え方や表現がたびたび登場します。

中には「信号待ちをしていて、向かいの男性と見つめ合った」など、海外ドラマの恋愛コメディに出てきそうなワンシーンなども描かれています。こういった劇的な表現は、いかにも「アメリカ流」です。

そんな日本人にはない感覚が新鮮で面白かったのですが、中にはこういった表現に違和感を持つ人もいるかもしれません。そういうときはさらっと流して、興味のある部分だけを読んでも良いと思います。

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シンプルで豊かな生活をおくるためのアドバイス

実際にフランスに行ったことがないので何とも言えないのですが、ジェニファーさんは「フランス人はシンプルだけど豊かな生活を送っている」としきりに感心しています。

逆にアメリカ人はものをたくさん買ったり健康に悪いものを食べたりと、「豊かなのに生活の質が低い」と嘆いています。その違いは、一体どんなところで出てきてしまうのでしょうか?

ポイントは「シック」

生活の質を高めるポイントとして、ジェニファーさんは「シック」という言葉を挙げています。「シック」という単語の中には、「本当に良い物だけを選ぶ、シンプルな暮らし」という意味が込められているようです。

私自身はジェニファーさんのような女性らしさとは対極にある枯れ女ですが、それでも「シック」という考え方には共感できる部分が多くありました。

食べる物をシンプルに

例えば、ジェニファーさんは本の第1章で「間食をやめて、身体に良い物を食べよう」と言っています。質の良いものを食べるようにすると、体に悪いお菓子や食べ物は欲しくなくなるとありました。

私も植物油脂に気をつけるようになってから、味覚が変わってきたように思います⇒植物油脂を減らして変わったこと。トランス脂肪酸の影響とは?

たまに植物油脂の入ったチョコやアイスを食べると、独特の風味がとても気になります。さらに最近では、市販のお弁当の添加物や人工甘味料の味まで違和感を感じるようになりました。

先日スーパーのお弁当を食べる機会がありましたが、舌にいつまでもしつこい味が残りました。カップ麺やお菓子を毎日のように食べていた10代の頃には、決して分からなかったものです。

法律上は「安全」とされていますが、やはり人工的な添加物のとり過ぎは健康に良くないと思います。その一方で「肌に良いサプリ」や「ビタミンたっぷりの野菜ジュース」を売るのは、矛盾してはいないでしょうか?

本当に健康できれいになりたいのなら、巷の「健康に悪いもの」を食べなければほぼ解決するのではないかと思います。わざわざ、新しいサプリやダイエット食品に頼る必要はありません。

ミニマリスト志望の「最初の一冊」にも

この本は、ミニマリストになりたいときにもおすすめの一冊かと思います。この本に書かれたシンプルな生活が、ちょうど「現代人とミニマリストの中間」くらいでバランスが良いのです。

すっきりした暮らしには憧れるものの、いきなりものを全捨てするのはハードルが高いと思う方も多いと思います。そんなときは、この本に書かれたことを実践してみてください。

ミニマリストや断捨離というと、どうしてもものを減らすことにフォーカスします。その点、この本は「生活の質を上げる」ことがテーマなので、多くの人が共感できるのではないでしょうか?

前の「質の良い食事」に限らず、「ものを買い過ぎないコツ」や「女性としての魅力を高めるポイント」なども書かれています。「ものを持たない生活が、どう生活の質を上げるのか」が実感できると思います。

豊かな生活を手に入れるのは、本来難しいことではないはずです。質の良い生活を送りたいと思うのであれば、まずは余計なものを手放すことがおすすめです。

いきなりものを減らせないというときは、是非この本を読んでみてください。本の中に書かれた素敵な生活の数々が、あなたの背中を後押ししてくれるでしょう。

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