断捨離ができなくても諦めない、部屋がきれいに片付く簡単な方法。

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断捨離したくてもできない。それでも、部屋きれいにすることはできます。ポイントは効果の高い場所をピンポイントで片付けることと、見た目を整えることです。

一番の理想は、ものの数を減らすことです。それでも「面倒」「疲れた」と思うときは、最低限の場所を抑えてみてはどうでしょうか。

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テーブルの上の荷物をどかす

台の上というものは、荷物が置かれやすいうえに散らかりやすいスポットです。メインテーブルのうえにあるゴミや荷物をどかすだけでも、印象的にはずいぶんと片付くように感じます。

テレビ台のうえなんかも、リモコンや紙類がコチャコチャしやすい場所です⇒家の中の断捨離できてない4つの場所。ここを片付けて掃除するだけで、室内はきれいになる

特に溜まりやすい紙類は、思い切って全捨てをおすすめします。ダイレクトメールや領収書の類は、なくてもそこまで困りません。

テーブルの上もそうですが、下もゴミが溜まりやすい要注意な場所です。何でも見えない場所に押し込めるクセのある人は、テーブルの下が散らかっていないかチェックしてみてください。

荷物は1ヶ所にまとめておくと便利

ゴミはそのまま捨てればOKですが、問題は「もの」の方です。「ものは定位置にしまいなさい」と言われますが、断捨離の前ではその定位置がハッキリ決まってない場合がほとんどです。

この状態でものを片付けたとしても、すぐ元通りになるのは目に見えています。そもそもしまうのが面倒でなければ、テーブルの上に置かれっ放されることもないはずです。

テーブルの上に放置されるのは、「ひんぱんに使う」ものであることが多いです。よく使うにも関わらず取り出しにくい場所にあるから、元に戻すがおっくうになるのです。

その一時的な解決策として、道具箱収納をおすすめしています⇒探しものが見つからないときは、何でも一箇所にまとめる整理収納術がおすすめ

カギ、スマホ、財布、その他手帳や文房具など。使う頻度の高いものは、とりあえず道具箱に放り込んでおきます。その道具箱をテーブルの近くに置いておけば、取り出すのもしまうのも楽になります。

私はよく使うものだけでなく、読みかけの本などもそこに入れていました。この場合は、読み終わった後で元に戻します。

1つ注意点として、何でも放り込むと箱がすぐいっぱいになります。用が済んだものは、ちゃんと元の場所に戻すことだけ気をつけてください。

キッチンの食器を片付ける

キッチンが散らかっていると、それだけで部屋全体が散らかっているように感じます。特にかさばりやすい食器は、放置せず早めに片付けたいところです。

シンクに食器が溜まりがちになるのは、食器自体の数が多すぎる証拠です。本当ならこの時点で食器を減らすのが一番ですが、食器は処分の手間がかかるのでやりたくない人も多いと思います。

一時的にしのぐ方法としては、お皿にラップを巻いたり使い捨てのお皿で食事するという方法があります。その都度処分できるので、シンクに食器が溜まることはありません。

もし楽に食器を処分するならば、有料の宅配リサイクルが便利です⇒断捨離した不要品の処分に、買い取り王子の宅配リサイクルを利用して感じたメリット

ついでの生ごみ

食器が片付くと次に気になるのは、三角コーナーや排水口の生ごみです。生ごみもマメに捨てれば虫が湧かないし臭いもなくなるしで、キッチンのキレイ度が一気にアップします。

私はシンクに三角コーナーを置かず、冷凍庫のビニール袋にひとまとめにしています⇒ミニマリストを悩ませる、ゴミや不要品の処分対策

特に夏場、生ごみを外に放置するのはとてつもなく危険です。冷凍庫であればある程度の保存が効くので、ゴミ捨てのタイミングが限られる場合におすすめです。

冷蔵庫の食料もチェック

生ごみは冷蔵庫のなかにもあるかもしれません。賞味期限切れの食材や長い間放置されている調味料は、この際生ごみとみなして処分してはどうでしょうか。

断捨離は「残す・捨てる」の仕分けが前提ですが、傷んだ食材の場合「残す」という選択肢はないはずです。使い切れなかったことは反省し、捨てるものはしっかり捨てることも必要です。

床に置いてあるものをまっすぐに並べる

これは私もたまにやるのですが、床に散らかった荷物はまっすぐに並べ直すと片付いて見えます。洗濯もの、本、スマホの充電用アダプターなど、気になるものを直線的に置くだけです。

特に夜遅く帰ってきたとき、たたんでいない洗濯ものがあるときにこの手を使います。取りあえずまっすぐ並べておいて、翌日改めてたたむことにするのです。

放置せずまっすぐ置きにするのは、「明日の朝イチに絶対たたむ」という意思表示です。先延ばしにしても、「先延ばしにする」と堂々と決めてしまいます。

これも一時しのぎに過ぎませんが、ただゴチャゴチャに置かれているのとある程度整列しているのとでは、見た目が全く違います。並べ直すという一手間をかけてもいるので、「掃除した」気分にも少し浸れます。

そうやって荷物に触れる機会を何度も作っていると、やがて本当に片付けたくなってきます。「いちいち並べ直すより、しまった方が楽だ」と気づくからです。

最初から「片付けてしまう」と思うとおっくうですが、「ただ並べ直す」だけなら楽に感じます。荷物に触るきっかけを作ってしまえば、その後は意外に片付けの意欲が湧きやすいものです。

部屋の見た目を整えるのは、あくまで対処療法です。とにかくアクションを起こさないことには、断捨離の意欲は湧いてきません。

チョコチョコ整理することに慣れてくれば、次第に片付けられる幅は広がっていきます。いきなり断捨離しようと思わず、簡単過ぎるくらいのところから始めるのでも良いのではないでしょうか。

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Posted by yayoi